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高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス

一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。

今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。

ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。

高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(61〜70)

それを愛と呼ぶならUru

Uruさんの歌声はとても繊細さがあり息が多いウィスパーボイスといわれています。

こちらは歌い慣れていない方には難しい歌唱方法で、歌い方をいきなり真似しようとすると息が足りなくて声がブレてしまったり、酸欠になってしまったりするので、腹式呼吸という基礎が大事です!

また、AメロBメロは大きい声で歌うのではなく語りかけるように歌うとUruさんのような雰囲気が出るかなと思います!

静かに歌うけど声がかすれないようになれば曲の幅も広がって楽しいですね!

会いたくて会いたくて西野カナ

女性からの共感が多く大ヒットした曲で、西野カナさんといえばこの曲を思い浮かべるかなと思います!

西野カナさんの魅力は全体的にやわらかい歌声、高音は張り上げずにミックスボイスで歌っているので歌詞のメッセージがすっと入ってくる感じがあり、聴いていてとても心地いいです。

こちらの曲は、恋愛している女子のリアルさが伝わる切なさMAXの曲で、思わず泣いてしまうような曲なのではないでしょうか?

好きな人に気持ちをぶつけたい時に全力で歌いたいですね。

traveling宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの9作目のシングルで2001年11月リリース。

宇多田さんの声質自体はハイトーンというよりは、どちらかと言えば低めの野太い声だと思いますが、その存在感のある声を生かした上で広い音域を駆使した歌唱はさすがですね。

また、現代のR&Bを歌う上でとても重要なミックスボイスの使い手としても一流だと思います。

宇多田さんのブレイクによって「ミックスボイス」というワードが一般にも浸透してきたのではないでしょうか。

思い起こせば、彼女がブレイクした頃から、僕のボイトレの生徒にも「ミックスボイスを習得したい」という方が急増した印象です。

現代の日本のR&Bの歌唱のベーシックを確立した元祖的な存在かもしれないですね。

もちろん、ミックスボイスは彼女が開発したものではないですけどね。

ツバサsaji

saji – 「ツバサ」 MUSIC VIDEO
ツバサsaji

日本のロックバンド、saji(サジ)のバンド改名後(改名前はphatmans after schoolという名前で活動)の初シングルで2019年10月リリース。

ボーカルのヨシダタクミの声質は、高次倍音成分を多く含んだ(簡単に言えば地声が高い)なかなか魅力的な声質で、爽快な楽曲の雰囲気をさらに演出することに成功していますね。

恐らくは地声成分を多めに入れたミックスボイス主体の歌唱だとは思いますが、みずみずしい歌声は、曲を聴いていてとても爽やかな気分にさせてくれますね。

if西野カナ

『if』はイントロから切なさが伝わってくるメロディでとてもキレイな曲ですよね。

私の生徒さんが一番練習していた曲で「カナやんのようにキレイな声で歌いたい!」と苦手な裏声を克服した思い出深い曲です。

この曲の最高音はD#5ともちろん高いのですが、最初や最後に歌っているフェイクの裏声がいろんな発音で歌っているので、慣れていないとツライかなと思います。

フェイクの部分は聴いていてとてもキレイなのでしっかり決めたいですね!

「運命の出会い」や「未来への願い」がテーマになっているので、ぜひ大切な人へ向けて歌っていただきたいなと思います。

I’m proud華原朋美

こちらは小室ファミリーを代表する歌姫、華原朋美が1996年にリリースした「I’m proud」という曲です。

アルバム「LOVE BRACE」に収録されています。

ミリオンヒットを記録した楽曲の一つです。

よく通るハイトーンボイスが衝撃的でした。

力強く堂々とした歌声は楽曲の世界観にもよく似合っていますね。

Jupiter平原綾香

[LIVE] 伊吹唯 (Ibuki Yui) – Jupiter @ 梅田路上ライブ (Street Live) (平原綾香カバー)
Jupiter平原綾香

2000年代の代表曲「Jupiter」クラシックの曲をアレンジしたこの曲は、多くの場面で使われました。

この曲をきっかけに、平原綾香は、その圧倒的な声量とうまさを世に知らしめ、今なお多くの根強いファンがいます。

壮大なメロディも大きな特徴ですが、演奏に負けないパワーそれでいて聞きやすい高音を出せる平原綾香のすごさが感じられます。