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高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス

一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。

今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。

ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。

高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(41〜50)

I LOVE…Official髭男dism

Official髭男dism – I LOVE…[Official Video]
I LOVE...Official髭男dism

日本のピアノポップバンド・Official髭男dismの4作目のシングルで2020年2月リリース。

TBS系火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」主題歌に採用されている他、AppleのCMソングにも採用されています。

本稿のテーマに沿って、ハイトーンボイス、高音という観点から楽曲を聴いてみても、デビュー当時から定評のある、ボーカルの藤原聡の伸びやかで突き抜けるような透明感のあるハイトーンボイスはこの曲でも健在!

地声で高音が出ない部分をファルセットで補うという手法ではなく、きちんと歌唱表現として、ハリのあるチェストボイスの高音とやわらかいファルセットボイスを適切に使い分けているところは「さすが!!」としか言いようがありません。

一言で「ハイトーンボイス」と言っても、その狙いによっていくつも表現方法がある、ということを学べる1曲でしょう。

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(51〜60)

気分上々↑↑mihimaru GT

mihiharu GT、9枚目のシングルで2006年5月リリース。

これも人間離れした超絶ハイトーンが聴けるというタイプではなく、ボーカルhirokoの高音成分の多い生来の歌声が楽しめる一曲ですね。

RAP担当のmiyakeの男声との対比もあって、明るい声が楽しめます。

まさにタイトル通り『気分上々↑↑』な一曲でしょう。

しかしこのボーカルのhiroko、歌声自体は少々幼さの残るような印象ですが、歌唱の発声など非常にしっかりしていて、相当な実力の持ち主であることがうかがい知れますね。

ultra soulB’z

B’zの代表曲と言ってもいいこの曲「ultra soul」。

2001年にリリースされてから、ファンのみならずサビを歌えばみんな歌えるのでは?というくらい知名度の高い曲ですよね。

サビへ向けての盛り上がり、高揚感がこんなにもある曲もめずらしいのではないでしょうか?

がんばって高音を出したくなる、みんなで歌いたくなる一曲です。

花咲ク街ゆず

ゆず「花咲ク街」Music Video(FULL ver.)
花咲ク街ゆず

2020年3月リリースのゆずのアルバム『YUZUTOWN』収録曲。

この楽曲でも、ゆずのトレードマークと言っても過言でない、透き通るような優しいハイトーンによる歌唱と美しいハーモニーは健在。

ハイトーンボイスにもいろいろありますが、このゆずのハイトーンは、突き抜けるようなパワフルな高音ではなく、とても爽やかな透明感のある高音ですね。

春を歌ったこの楽曲にまさにベストマッチな歌声と言えるでしょう。

この系統の高音で歌えるようになるには、ミックスボイス(地声と裏声の中間の発声法)の習得が必須になるでしょう。

ご興味ある方はぜひ研究してみてください。

ボイトレレッスンに通ってみるのもいいかも?ですよ!

さくらんぼ大塚愛

大塚 愛 / さくらんぼ(Short Ver.)
さくらんぼ大塚愛

大塚愛の代表曲「さくらんぼ」当時の中高生を筆頭に、多くの人気を集めました。

「女の子のかわいい高音」という男子の願望をかなえてくれます。

ルックスもかわいく、歌詞の内容もキュート。

本当に「かわいい」がたくさんつまっています。

聴くだけで元気になれる名曲です。

あの頃を思い出してもう一度聴くのもオススメです。

きっとパワーがもらえることでしょう。

ダーリンMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」Official Music Video
ダーリンMrs. GREEN APPLE

高音を得意とするバンドと聞かれて、多くの方はまず最初にMrs.GREEN APPLEを思い浮かべるのではないでしょうか?

毎度、難曲が多い彼らですが、新曲であるこちらの『ダーリン』でも、しっかりと難しいフレーズが登場します。

本作はロングトーンが非常に多い楽曲で、なかでも大サビ前のロングトーンは圧巻の難しさをほこります。

階段を駆け上がるような音階はミックスボイスが必至なので、高音が相当得意でなければ歌いこなすのは難しいでしょう。

ツバサsaji

saji – 「ツバサ」 MUSIC VIDEO
ツバサsaji

日本のロックバンド、saji(サジ)のバンド改名後(改名前はphatmans after schoolという名前で活動)の初シングルで2019年10月リリース。

ボーカルのヨシダタクミの声質は、高次倍音成分を多く含んだ(簡単に言えば地声が高い)なかなか魅力的な声質で、爽快な楽曲の雰囲気をさらに演出することに成功していますね。

恐らくは地声成分を多めに入れたミックスボイス主体の歌唱だとは思いますが、みずみずしい歌声は、曲を聴いていてとても爽やかな気分にさせてくれますね。