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高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス

一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。

今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。

ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。

高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(41〜50)

瞳の住人L’Arc〜en〜Ciel

L’Arc~en~Ciel (ラルク アン シエル)- Hitomi no Juunin (瞳の住人) Video Clip
瞳の住人L'Arc〜en〜Ciel

うっとりとしてしまう耳心地のよい高音を、サラリと出してしまうL’Arc~en~Cielのhydeさん。

この「瞳の住人」もそんなサラリとしたハイトーンボイスに聴き入ってしまう一曲です。

女性が歌っても出ないのでは?というとても高いキーのところもあります、すごいの一言。

L\\\’Arc~en~Cielのワールドが詰まった、高音が魅力の一曲です。

ロマンスの神様広瀬香美

今や「元祖・ハイトーンボーカル」みたいなイメージも強い、広瀬香美さんの3枚目のシングルで1993年12月リリース。

リリース当時は某スキー用品ショップのCMソングとして頻繁にテレビ等で流れていたので、本稿執筆の2020年現在で30代半ば以上ぐらいの方なら、この曲を聴いたことのない方はおられないのでは?

楽曲全体のサウンドメイクや歌詞にバブル期の残り香が感じられるところも、今聴くと感慨深いものがありますね。

さて、その広瀬香美さんのハイトーンボイスですが、「まさにこれが正統派ハイトーンボイス!!」と言っても過言でないもので、幼少の頃から声楽のレッスンも受けていたという広瀬さんのバックボーンを十分に感じられるものです。

これだけハリとパワー感のあるハイトーンを歌うのは、かなり難易度が高いと思いますが、高音の自信のある女性にはぜひともご自身で歌うことにもチャレンジしていただきたい1曲です。

LOVE NEVER DIESMISIA

MISIA – LOVE NEVER DIES (Official Music Video)
LOVE NEVER DIESMISIA

2025年5月に発売された楽曲で、MISIAさんらしいかっこいいサウンドになっています。

私も個人的に覚えたい曲です!

ブラスバンドがバック演奏で使われているので聴いていてテンションが上がり体が勝手に動きますね!

MISIAさんの歌唱力は誰もが憧れると思いますが、ただ力強い声を出しているのではなく、体を楽器のように響かせて歌っているのがポイントです。

どの歌唱方法でもこのポイントは大事なのですが、MISIAさんは音域がとても広いことで有名じゃないですか?

それができるということは、この響きや息の使い方につながってきます!

PLAYERSYOASOBI

YOASOBI「PLAYERS」Official Music Video
PLAYERSYOASOBI

PlayStationの30周年を祝うために作られた曲で、ゲームがテーマになっています。

聴いているとYOASOBIらしさがとても伝わる曲だなと思います。

サビはE5あたりと音域が高いですが、コーラスの掛け声が常にあるので休憩しながら歌えるのが嬉しいですね!

このサビの部分、とてもかわいくて踊りたくなるような気持ちになるのでライブでも盛り上がりそうですね!

歌うときはフレーズが流れないようにハキハキ歌うと聴き取りやすく歌いやすいと思うので、滑舌に気を付けましょう!

ツバサsaji

saji – 「ツバサ」 MUSIC VIDEO
ツバサsaji

日本のロックバンド、saji(サジ)のバンド改名後(改名前はphatmans after schoolという名前で活動)の初シングルで2019年10月リリース。

ボーカルのヨシダタクミの声質は、高次倍音成分を多く含んだ(簡単に言えば地声が高い)なかなか魅力的な声質で、爽快な楽曲の雰囲気をさらに演出することに成功していますね。

恐らくは地声成分を多めに入れたミックスボイス主体の歌唱だとは思いますが、みずみずしい歌声は、曲を聴いていてとても爽やかな気分にさせてくれますね。

ヒカリへmiwa

miwa 『ヒカリヘ』Music Video
ヒカリへmiwa

日本のシンガーソングライター、miwaさんの9枚目のシングルで2012年8月リリース。

フジテレビ系月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』主題歌。

miwaさんの明るくかわいく、そして透き通るようなハイトーンボイスが存分に楽しめる楽曲で、メジャーキーでリズムも軽快な楽曲が、その声の特徴をより際立たせていますね。

楽曲そのものはとても親しみやすくポップな楽曲に聞こえますが、その実、歌メロの音飛びも多く、実際に歌うとなるとそれなりの難曲になるのではないかと思います。

もしカラオケ等で歌う場合は、メロディや歌詞をしっかりと覚えた上で、どの部分でどんな発声法を使うのか等、事前に歌唱計画を立てておく必要があるかもしれないですね。

DOLLSJanne Da Arc

Janne Da Arc、19枚目のシングルで2004年5月リリース。

ハイトーンでは定評のあるyasuのボーカルが堪能できるミドルテンポのポップな曲で、少々、V系バンドの歌特有のクセはあるものの、とても透明感のあるボーカルが楽しめる一曲です。

もしこの曲をカラオケ等で歌われる場合、この独特の歌い回しは極力マネしない方がいいでしょう(笑)。