RAG Music
素敵な音楽
search

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス

一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。

今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。

ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。

高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(21〜40)

アポロドロスMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE「アポロドロス」Official Lyric Video
アポロドロスMrs. GREEN APPLE

Mrs.GREEN APPLEの新曲『アポロドロス』。

2024年に開催されたパリオリンピックの応援ソングとしてリリースされました。

穏やかな曲調ではありますが、ボーカルラインは高難易度で、ファルセットとミックスボイスが何度も入れ替わるパートが連発します。

歌うとなれば大変ですが、聞いている分には非常に気持ちの良い楽曲と言えるでしょう。

高音の楽曲は激しいものも多いですが、本作は穏やかにまとまっているので、そういった楽曲が好きな方は必聴です。

orbitNEW!TK from 凛として時雨

TK from 凛として時雨 『orbit』 Music Video
orbitNEW!TK from 凛として時雨

『orbit』は出だしから切ない曲調で進んでいき「この曲はデスボイスないのかな?」と思うかもしれませんが、後半にしっかりデスボイスが入ってきていますね。

音域はA#3~G5と、さすがTKさんと言っていいほど高音はかなりのハイトーンです。

歌うときはほぼ裏声でいいかなと思いますが、注意点としては弱い裏声にならないようにすることです。

弱い裏声でずっと歌っていると息が足りないまま進むので、後半の強い裏声からのデスボイスがほぼできません!

裏声もデスボイスも思っているより強めにしっかり声帯から出すと楽ですよ!

また、TKさんの魅力は歌詞を歌うときの言葉の間だと思います。

一つひとつ丁寧に歌うと切なさも増し、よりすてきな歌声になりますね。

Watch me!NEW!YOASOBI

YOASOBI「Watch me!」Official Music Video
Watch me!NEW!YOASOBI

元気で明るくてikuraさんの声がとてもかわいい曲ですよね!

聴いている分には楽しいですが、G3~F5の音域なので歌うとめちゃくちゃ大変です。

リズムがとてもわかりやすい部分もありつつ、YOASOBIらしくボカロ的なメロディーも出てきますね。

とくにAメロとサビは高音ということもあり出だしの言葉のアタックをしっかりハッキリしたいところです。

声がブレないようにお尻にキュっと力を入れて歌ってみてください。

Bメロは早いメロディーになるので歌詞を覚えてから歌うことをオススメします。

かわいらしい曲なので無表情にならず表情筋を常に上げておくのも大事です!

ピッチが下がらないようにニコニコで歌ってみてください!

ifNEW!西野カナ

『if』はイントロから切なさが伝わってくるメロディでとてもキレイな曲ですよね。

私の生徒さんが一番練習していた曲で「カナやんのようにキレイな声で歌いたい!」と苦手な裏声を克服した思い出深い曲です。

この曲の最高音はD#5ともちろん高いのですが、最初や最後に歌っているフェイクの裏声がいろんな発音で歌っているので、慣れていないとツライかなと思います。

フェイクの部分は聴いていてとてもキレイなのでしっかり決めたいですね!

「運命の出会い」や「未来への願い」がテーマになっているので、ぜひ大切な人へ向けて歌っていただきたいなと思います。

Rising HopeNEW!LiSA

LiSA『Rising Hope』-MUSiC CLiP-(TVアニメ「魔法科高校の劣等生」オープニングテーマ)
Rising HopeNEW!LiSA

LiSAさんといえばアニソン!

そして高音曲ばかりのイメージがありますね!

その中で『Rising Hope』は「テンポ速いし高いし……聴いている分にはいいけど歌うの大変!」という方が多いのではないでしょうか?

私の生徒さんも苦戦していた曲です。

もちろん高音も大変ですが、テンポが190とかなり速いです。

その中でラップや細かい部分がたくさん出てくるので歌っていて置いていかれないようにしたいですね。

また、サビフレーズの語尾ですが少し伸ばすイメージで母音をハッキリ言うと雰囲気が出てかっこいいですよ!

高音連発になりますが、ピッチが下がらないように頭を響かせた状態をキープしましょう!