高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス
一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。
今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。
ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。
高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。
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高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(31〜40)
粉雪レミオロメン

レミオロメン、7枚目のシングルで2005年11月リリース。
少々ぶっきらぼうに歌われるヒラ歌部分(サビ以外の部分)から一転して、タイトルを含む歌詞をサビの高音で声を張り上げて歌う、という、この手の曲の王道の作りがされていますが、このサビでの場面転換感の演出は非常に素晴らしく、ボーカル藤巻の表現力の高さをうかがい知れる一曲です。
ミックスボイスを使うなどテクニカルな方向に走らず、地声の高音を張り上げて歌い上げているところに好感を覚えますね。
スターマインDa-iCE

Da-iCEのお2人は音域が広いことで有名ですよね。
『スターマイン』の音域はC#3~D#5とかなり広いです。
また、気を付けたいポイントは音程の上げ下げ、地声と裏声の切り替え、ハネるリズムかなと思います。
まず出だしでいきなり花村さんのがなりから入りますが、変にかまえてしまうと力んで喉を痛めちゃうのでリラックスしてくださいね。
とにかく気持ちよく歌うのが一番だと思うので最初歌うときは全部裏声でもいいと思います!
曲に慣れてきたらその裏声を少しずつ強く出すようにしてみてください。
力まないように体使って、まず歌うことを楽しみましょう!
ロマンスの神様広瀬香美

今や「元祖・ハイトーンボーカル」みたいなイメージも強い、広瀬香美さんの3枚目のシングルで1993年12月リリース。
リリース当時は某スキー用品ショップのCMソングとして頻繁にテレビ等で流れていたので、本稿執筆の2020年現在で30代半ば以上ぐらいの方なら、この曲を聴いたことのない方はおられないのでは?
楽曲全体のサウンドメイクや歌詞にバブル期の残り香が感じられるところも、今聴くと感慨深いものがありますね。
さて、その広瀬香美さんのハイトーンボイスですが、「まさにこれが正統派ハイトーンボイス!!」と言っても過言でないもので、幼少の頃から声楽のレッスンも受けていたという広瀬さんのバックボーンを十分に感じられるものです。
これだけハリとパワー感のあるハイトーンを歌うのは、かなり難易度が高いと思いますが、高音の自信のある女性にはぜひともご自身で歌うことにもチャレンジしていただきたい1曲です。
私は最強Mrs. GREEN APPLE

Adoさんの11作目のデジタル配信シングルとしてMrs. GREEN APPLEの大森元貴さんによって書き下ろされた楽曲ですが、今回ここでご紹介するのは、そのセルフカバーバージョンでMrs. GREEN APPLEの10作目のシングル『Sorange』のカップリング曲として収録されています。
Adoさんのよるバージョンもとてもステキな楽曲に仕上げられていますが、こちらのセルフカバーバージョンもボーカルの大森元貴さんのステキなハイトーンボイスが存分に楽しめる一曲となっています。
サビパートでタイトルが歌われる箇所、ファルセットボイスを使いながらも決して声のパワフルさを失わない歌唱がとても秀逸な一曲ですね。
Let it Go松たか子

この曲はもはや説明不要でしょう。
ディズニーアニメ『アナと雪の女王』日本版のテーマソングで、今や松たか子さんの代表曲のようにもなっていますね。
ハイトーンの女性ボーカルが存分に楽しめる内容となっています。
この楽曲での松たか子さんの歌唱ですが、朗々と歌い上げている……というよりは、やや持ち前の喉のパワーに頼った高音の出し方をしているようにも聞こえますが、これだけ伸びやかに歌えているのは「さすが」と言えるでしょう。
アニメ作品の世界観も十二分に表現していると思います。
高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(41〜50)
M浜崎あゆみ

2000年12月にリリースされた浜崎あゆみの19作目のシングル「M」です。
浜崎あゆみの代表曲ですよね。
力強さもあり、でもものすごく繊細な部分もあるこの曲は作詞と作曲の両方を浜崎あゆみ自身が手がけたはじめての曲。
しっとりとしていて悲しさも感じられる、共感する人も多い曲ということでずっと支持される一曲になっているんでしょうね。
traveling宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの9作目のシングルで2001年11月リリース。
宇多田さんの声質自体はハイトーンというよりは、どちらかと言えば低めの野太い声だと思いますが、その存在感のある声を生かした上で広い音域を駆使した歌唱はさすがですね。
また、現代のR&Bを歌う上でとても重要なミックスボイスの使い手としても一流だと思います。
宇多田さんのブレイクによって「ミックスボイス」というワードが一般にも浸透してきたのではないでしょうか。
思い起こせば、彼女がブレイクした頃から、僕のボイトレの生徒にも「ミックスボイスを習得したい」という方が急増した印象です。
現代の日本のR&Bの歌唱のベーシックを確立した元祖的な存在かもしれないですね。
もちろん、ミックスボイスは彼女が開発したものではないですけどね。





