高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス
一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。
今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。
ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。
高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。
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高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(111〜120)
umbrellaSEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARIのメジャー13作のシングルで、2020年6月リリース。
フジテレビ系全国ネットで放送のドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』の主題歌にもなっていました。
このセカオワのボーカルのFukaseさんの声、とても高次倍音成分をたくさん含んだ中世的な声ですごく魅力的ですね。
この中世的な歌声が女性目線で書かれたと思われる歌詞の世界観をより強調して楽曲の完成度を高めていると思います。
優しい表現を中心に歌唱していますが、いわゆる1コーラス目の平歌部分と少し力強く歌われる1サビ以降の歌唱との微妙な表現の使い分けにも非常にセンスを感じます。
この声を最大限に生かした透明感のあるサウンドプロデュースも特筆ものですね!
高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(121〜130)
祝福YOASOBI

小説を原作とすることで生まれる独創的なストーリー性を感じさせる歌詞と、透明感のある歌声で国内外から高い評価を得ている音楽ユニット、YOASOBI。
テレビアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオープニングテーマとして起用された2ndシングル曲『祝福』は、スリリングなシンセサウンドをフィーチャーした疾走感のあるビートがテンションを上げてくれますよね。
地声とファルセットを行き来しながらも張りを失わないハイトーンボイスは、ずっと聴いていたくなる心地よさを感じられるのではないでしょうか。
歌いこなせれば注目を集めることまちがいなしの、爽快なポップチューンです。
One Last Kiss宇多田ヒカル

ハスキーな高音で、忘れられない恋を歌っているのが宇多田ヒカルさんの『One Last Kiss』です。
この曲は、2021年に公開された映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の主題歌として書き下ろされました。
宇多田ヒカルさんは息を多めに吐きながら出す裏声、ファルセットを使って歌っています。
感覚的には、ため息を吐きながら、軽く声を出すことに近いです。
地声で歌うよりも、息の消費が激しくなるので、いつもより、頻繁にブレスを取るよう意識しましょう。
トリセツ西野カナ

西野カナ、27枚目のシングルで2015年9月リリース。
映画『ヒロイン失格』の主題歌にもなっていましたね。
西野カナは、そんなに超人的なハイトーンを誇るような実力派シンガーではありませんが、高音成分を多く含んだ明るい歌声は聴いていてとても楽しい気分にさせてくれます。
その歌詞の内容にも相まって、結婚式ソングの定番にもなっているのではないでしょうか。
難しいことを考えず明るく楽しい気分にさせてくれる曲ですね!
もし歌うときは、歌が重くならないようにだけ気をつけて歌えば大丈夫でしょう!
本能椎名林檎

セクシーすぎるミュージックビデオが当時話題になりました!
こちらはJ-POP職人、椎名林檎が2000年にリリースした「本能」という曲です。
名盤「勝訴ストリップ」に収録されています。
当時日本ではやっていたサウンドを根底からくつがすアレンジが素晴らしいです。
キャッチーなポップスであることには間違いはないんですが、そこに加えられたジャズの要素、ファンクの要素、グランジロックの要素が彼女にしか出せない色を出しています。
攻撃的で扇情的な歌声にも大注目です。
地上の星デーモン閣下

奇抜なメイクとキャラ設定でコアファンをつかんでは離さないデーモン閣下。
こちらは、閣下がフォークの大御所、中島みゆきの名曲『地上の星』をカバーしているものです。
ずっしりとした歌声で、心地よさそうに歌っていますが、この曲は女性キーの楽曲です。
声域の違いゆえ、一般的には男性が女性キーの楽曲を歌うのは難しいとされています。
そんな曲でもらくらくと歌いこなせてしまう閣下の、神がかったハイトーンボイスをぜひご堪能あれ!
魔法が解けたらSaucy Dog

Saucy Dogの通算5作目のミニアルバム『バットリアリー』収録曲で、同アルバムは2023年7月リリース。
このSaucy Dogでボーカルを務める石原慎也さん、ちょっと少年っぽさも感じさせてくれる、とても透明感の高いステキな高い歌声の持ち主ですね。
ミディアムテンポのゆったりとした曲調と相まって、聴いているだけで、すごく優しい気持ちにさせてくれる楽曲に仕上げられていると思います。
ご本人は曲のパートや表現によって、地声〜ミックスボイス〜ファルセットなど的確に表現を使い分けて歌唱されているので、高音での歌唱をマスターしたいとお考えの皆さんの参考材料、練習材料としても最適な一曲だと思います。