日本でのヒップホップの人気は長らく低迷していましたが、最近はMCバトルの普及もあって注目されるようになりました。
ただ、最近の楽曲は知っていても、昔の楽曲は知らないという方も多いのではないでしょうか?
今回はそういった方にオススメのヒップホップ・クラシックをピックアップしました。
主に1980年代~2000年代からチョイスしているため、ヒップホップの歴史も感じられると思います。
それではごゆっくりとご覧ください。
【ヒップホップ・クラシック】定番HIPHOP・往年の名曲(1〜10)
Shimmy Shimmy YaOl’ Dirty Bastard

ODB、ビッグ・ベイビー・ジーザス、ダート・マクガードといった複数の名前で知られているラッパー、オール・ダーティー・バスタードさん。
2004年にアレの過剰摂取でこの世を去ってしまいましたが、現在でも彼の残した楽曲は愛され続けています。
そんなオール・ダーティー・バスタードさんの名曲が、こちらの『Shimmy Shimmy Ya』。
王道のハードコア・ヒップホップにまとめられた作品で、バツグンの聴きごたえをほこります。
Lose YourselfEminem

2000年代のヒップホップで最も偉大な曲といえば、間違いなくこちらの『Lose Yourself』が例に挙がるでしょう。
2002年にリリースされたこの楽曲は、エミネムさんの半生を描いた映画『8 Mile』のテーマ・ソングとして使用されました。
童話『ハーメルンの笛吹き男』をテーマにしたリリックが印象的ですが、フロウもトラックも完成度が非常に高く、ヒップホップの作品としては完璧と言っても過言ではないほどです。
ぜひチェックしてみてください。
Hit ‘Em Up2Pac

ヒップホップを語る上で、西海岸と東海岸の対立は欠かせません。
2パックさんは西海岸を代表する伝説のラッパーで、いくつもの名曲を残してきました。
その中でも特にオススメしたい作品が、こちらの『Hit ‘Em Up』。
東海岸を代表するラッパー、ノトーリアス・B.I.G.さんを痛烈に批判した作品で、世界的に大ヒットを記録しました。
西海岸と東海岸のビーフを知る上では、絶対に欠かせない作品なので、ぜひチェックしてみてください。
Straight Outta ComptonN.W.A

西海岸を代表する伝説のヒップホップ・グループ、N.W.A。
現在は解散していますが、メンバーのそれぞれがラッパー、音楽プロデューサー、俳優、映画監督など、さまざまな分野で活躍しています。
いくつもの名曲を残してきたN.W.Aですが、その中でも特にオススメしたい作品がこちらの『Straight Outta Compton』。
彼らの代表的な作品の1つで、同じタイトルで映画も制作されました。
ヒップホップの歴史を知る上でも欠かせない作品ですので、ぜひチェックしてみてください。
Still Not a Player ft. JoeBig Pun

ニューヨークのアンダーグラウンド・シーンで絶大な人気を集めた伝説のラッパー、ビッグ・パンさん。
その人気は凄まじく、キャリアを重ねるにつれて、ますます人気を集めるようになり、デビュー・アルバムがグラミー賞にノミネートされるなどの活躍を収めましたが、2000年に肥満が原因でなくなってしまいました。
そんな彼の名曲が、こちらの『Still Not a Player ft. Joe』。
王道のR&Bシンガー、ジョーさんをフィーチャリングした作品で、非常に聴きやすいものに仕上げられています。
JuicyThe Notorious B.I.G.

東海岸を代表するラッパー、ノトーリアス・B.I.G.さん。
西海岸を代表するラッパーである2パックさんとの、命をかけたビーフはヒップホップの歴史を語る上で欠かせませんね。
現在でも東海岸と西海岸で遺恨を残す結果となりましたが、彼の楽曲自体は高く評価されています。
その中でも特に人気の作品が、こちらの『Juicy』。
全体的にポップな雰囲気に包まれているため、非常にキャッチーな仕上がりにまとめられています。
Break Ya NeckBusta Rhymes

1996年にデビューし、現在でも活躍を続けているラッパー、バスタ・ライムスさん。
ジャマイカをルーツに持ち、彼のフロウからはダンスホール・レゲエのような熱いバイブスが感じられます。
そんなバスタ・ライムスさんの名曲が、こちらの『Break Ya Neck』。
熱いバイブスや個性的なトラックに注目しがちですが、この曲の魅力はなんといってもスキルの高さ。
よく聴いてみるとラップのラインが非常に難しいことが分かると思います。