【ヒップホップ・クラシック】定番HIPHOP・往年の名曲
日本でのヒップホップの人気は長らく低迷していましたが、最近はMCバトルの普及もあって注目されるようになりました。
ただ、最近の楽曲は知っていても、昔の楽曲は知らないという方も多いのではないでしょうか?
今回はそういった方にオススメのヒップホップ・クラシックをピックアップしました。
主に1980年代~2000年代からチョイスしているため、ヒップホップの歴史も感じられると思います。
それではごゆっくりとご覧ください。
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【ヒップホップ・クラシック】定番HIPHOP・往年の名曲(91〜100)
P.S.K. ‘What Does It Mean’?Schoolly D

フィリーOG、Jesse Bonds Weaver Jr.ことSchoolly Dの1stアルバム「Schoolly D」に収録され、86年にリリースされた代表曲です。
ヒップホップ史に残る奇跡的の1曲と呼ばれています。
当時、自主レーベルSchoolly-D Recordsからリリースされたこの曲は、一般的な音楽用のスタジオで録音され、そこに置いてあった使い方が分からなかったリバーブを適当に使用し、TR-808と合わせて一晩で出来上がってしまったという嘘みたいな逸話の楽曲。
凶暴性あふれるドラムと過剰にかかったリバーブが逆に新鮮に聞こえ、制作秘話を知った上で聴くと一味も二味も違って聞こえる名曲です。
Rubber Band ManT.I.

2作目のアルバム『Trap Muzik』からの3枚目シングルです。
当時はまだそれほど知名度も高くなかった2003年、2ndアルバム『Trap Muzik』で段々と活躍しシーンでその存在を知られるようになってきた、T.I.が手がけた本作。
カニエ・ウエストさん作品に参加したことでも大きな注目を集めました。
ですが現地で人気が高かったのは、むしろ今作のようなストイックなナンバーです。
本人によると曲のタイトルは、彼の手首に輪ゴムを巻くという彼の習慣であり、彼が売人時代だったときの思い出です。
Work ItMissy Elliott

女性ラッパーの頂点とも言える彼女。
どの曲もクオリティが高くかっこいいんです。
楽曲がオススメなのはもちろんなんですが、MVにもぜひ注目していただきたいです。
ダンスや服装など、当時のカルチャーが感じられる魅力的なMVです。
Mixed PersonalitiesYNW Melly ft. Kanye West

リリース当時弱冠19歳の若さでヒップホップ界の大御所カニエ・ウエストとコラボレーションを果たした、新進気鋭のアーティスト。
過去に自身が所属するクルーのメンバーで古くからの友人であるYNW JuvyとYNW Sakchaserを射殺しています。
彼はインタビューの中で自身の中にいくつかの人格があることを打ち明けています。
Party Up (Up In Here)DMX

怒りとフラストレーションを露わにした荒々しいラップと、火災報知器のような印象的なビートが強烈なインパクトを放つ作品です。
情熱的なパフォーマンスと攻撃的なリリックが見事に調和し、聴く者の心を揺さぶります。
1999年12月発売のアルバム『…And Then There Was X』に収録され、翌年にシングルカットされました。
映画『60セカンズ』『ビー・バッド・ボーイズ』にも採用され、DMXの代名詞ともいえる楽曲へと成長。
興味深いことに、当初DMXは制作に消極的だったものの、結果的にキャリアの代表作となりました。
エネルギッシュなサウンドと力強いメッセージ性から、モチベーションを高めたい時やワークアウト中のBGMとして絶大な効果を発揮する一曲です。
Crush on YouLil’ Kim

90年代のヒップホップシーンを代表する傑作が誕生した1996年。
リル・キムさんが放つデビューアルバム『Hard Core』から生まれたラブソングは、恋愛の駆け引きと情熱を鮮やかに描き出しています。
魅惑的な歌声とパワフルなラップで、相手への想いを堂々と表現する姿勢は、多くの共感を呼びました。
1997年にリリースされたミュージックビデオも話題となり、映画『The Wiz』にインスパイアされた4色のカラフルな衣装とウィッグは、ファッションアイコンとしての地位も確立。
ジュニア・マフィアとノトーリアス・B.I.G.が参加した本作は、UKシングルチャート23位を記録する大ヒットとなりました。
恋に悩む女性の気持ちを代弁してくれる一曲として、今でも多くのリスナーの心に響いています。
If I Ruled The World (Imagine That) feat. Lauryn HillNas

自由と解放への強い願いを、郷愁を誘うメロディとグルーヴィーなビートに乗せて描いた傑作です。
豊かな表現力とメッセージ性の高いリリックで、理想の世界を鮮やかに描き出しています。
ストリートの厳しい現実を見つめながらも、希望に満ちた未来への想いを優しく歌い上げる心温まる名曲となっています。
ローリン・ヒルさんのソウルフルなコーラスが、楽曲の魅力をさらに引き立てています。
1996年6月にリリースされたナズさんのアルバム『It Was Written』からの1枚で、アメリカのBillboard Hot 100で53位を記録。
1997年のグラミー賞では最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされました。
本作は、心が疲れているときや、明日への活力が欲しいときにぴったりです。
夜のドライブや、一人で物思いにふける時間のお供としても素晴らしい1曲となっています。