【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲
ボーカルの入っていない音楽、いわゆる「インストゥルメンタル」、日本においては「インスト」という略語でも知られているジャンルには、映画のサウンドトラックからクラシック音楽、15秒の短いCM音楽に至るまで、さまざまな楽曲が含まれます。
本記事では、誰もが知っている有名なサントラ曲から、熱いギターインスト、いやしのラウンジ・ミュージックまで、オススメのインストゥルメンタルの名曲を幅広くセレクトしました。
「歌詞がない曲も、意外にいいかも!」と、新たな感覚への気づきにつながれば幸いです。
【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(161〜170)
Manha De CarnavalStan Getz

ブラジルの作曲家であるルイス・ボンファが映画「黒いオルフェ」のために書いた主題歌が、「カーニバルの朝」です。
この曲は大変な人気を集め、ブラジル音楽としてもっとも有名な曲のひとつになりました。
これは、ボサノヴァを好んで演奏したジャズ・プレイヤーであるスタン・ゲッツの演奏です。
SanctifyLop Abuse On Somebody

美しいアンサンブルから一転、激しいギターサウンドが聴こえてきます。
2012年結成のポストロックバンド、Lop abuse on somebodyの楽曲です。
彼らの特徴は、エネルギッシュな曲調。
おしゃれなインストバンドではなく、エモーショナルなロックを主体としています。
歌はないのに、気持ちが揺さぶられる、かっこいいバンドです。
Electric WormBeastie Boys

白人のラッパーとしてデビュー時から大きな成功を収め、1つのスタイルにとどまらない革新的な音楽性と自らトレンドを生み出すレーベルの発足や雑誌の発刊、さらには社会的な活動にいたるまで幅広い活躍でシーンに絶大な影響を与えたビースティ―・ボーイズ。
彼らはもともとはハードコアバンド出身でメンバー3人それぞれが楽器を弾けるというのも強みなのですが、2007年にはビンテージの楽器でレコーディングされたインストゥルメンタルアルバム『The Mix-Up』をリリースして衝撃を与えました。
こちらの『Electric Worm』はその『The Mix-Up』に収録された楽曲で、ファンキーでダブ的な要素もある黒いグルーヴが渦巻くトラックに4人目のメンバーと言っても過言ではないマニー・マークさんのハモンド・オルガンが乗っかるクールでどこかおしゃれなサウンドが最高です!
(Anesthesia) – Pulling TeethMetallica

メタリカの名前は知っていても、彼らはヘビーメタルバンドでインストゥルメンタル曲はやってないのではと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
こちらで紹介している『(Anesthesia) – Pulling Teeth』はメタリカの初期メンバーであり、独創的なスタイルでバンドをけん引するも事故死という悲劇的な最期を迎えてしまった伝説的なベーシスト、クリフ・バートンさんによるベースソロ曲なのですね。
記念すべきデビューアルバム『Kill ‘Em All』に収められており、作曲のクレジットもクリフさん自身の名前が単独で記載されています。
強烈にひずませたベースの音が実にアグレッシブでかっこいいサウンドとなっていますから、あまりメタルを聴かない方であってもベーシストであれば一度は聴いておくべきでしょう!
SOUL BOSSA NOVAQuincy Jones

たとえこの楽曲のタイトルなどを知らなかったとしても、インパクト大なメロディを耳にして、何となく聴いたことがあるぞと感じる方は多いはず。
1950年代から長きに渡り活動を続け、あのマイケル・ジャクソンさんと共同プロデュースを手がけた1982年の『スリラー』が売上世界一を記録するなど、音楽シーンにおいてまさに生ける伝説としてリスペクトされ続けるジャズ・ミュージシャンにして世界的な音楽プロデューサー、クインシー・ジョーンズさんの1962年に発表された大名曲!
『SOUL BOSSA NOVA』というタイトル通り、当時はやっていたブラジル音楽をソウルフルかつファンキーな形で昇華、ビッグバンドの楽しくカラフルな雰囲気も味わせるぜいたくな楽曲です。
1997年の映画『オースティン・パワーズ』で、この曲を知ったという方もいらっしゃるのでは?
楽曲が収録されているアルバム『Big Band Bossa Nova』も名盤ですから、合わせてチェックしましょう!