日本のヘビーメタルバンド。邦楽メタルシーンの人気バンド
80年代のジャパニーズメタル、いわゆる「ジャパメタ」と呼ばれたムーブメントを経て、日本におけるヘビーメタルは長らく下火でした。
しかし、超絶的な演奏テクニックや激しい音楽性に再度日が当たったことにより、若手のバンドや海外で活躍するバンドも増えています。
そこで今回は、シーンを代表する大御所から若手の人気バンドまで、日本の人気ヘビーメタルバンドをご紹介します。
根強いファンベースを築き上げたその熱い音楽にぜひ触れてみてください。
日本のヘビーメタルバンド。邦楽メタルシーンの人気バンド(41〜50)
At the Onset of the Age of DespairGallhammer

女性だけでエクストリームメタルに挑んだ異色のバンドとして、2003年に結成され、国内外で注目を集めたのがGallhammerです。
メンバー全員が担当楽器の経験がほとんどないまま、ブラックメタル、ドゥームメタル、クラストパンクなどを融合させた独自の音楽性で活動をスタート。
2004年にアルバム『Gloomy Lights』で録音デビューを果たします。
2006年にはノルウェーの伝説的ブラックメタルバンドDarkthroneの推薦でイギリスの名門レーベルPeaceville Recordsと契約を結び、ヨーロッパツアーも敢行。
音楽雑誌『Terrorizer』の表紙を飾るなど、海外での評価も高く、Darkthroneのメンバーが制作した映画にも出演しています。
技巧より感情表現を重視した生々しいサウンドは、暗く荒々しい世界観を求めるリスナーにぴったりです。
日本のヘビーメタルバンド。邦楽メタルシーンの人気バンド(51〜60)
Sword Of JudgementHAGANE

2018年6月に結成された女性ヘヴィメタルバンド、HAGANEは、青く爽やかな外見とは裏腹に、ハードなサウンドとハイトーンボーカル、パワフルな楽器隊が特徴的です。
メタルを基調とした彼女たちの音楽は、重厚にひずむギターとタイトなドラム、地に足を着いたベースのアンサンブルが魅力的。
これまでに複数のシングル、ミニアルバム、フルアルバムをリリースし、ライブでは技術と感情の両面で高く評価されています。
2023年2月にボーカルのUyuさんが脱退するという変化はあったものの、メロディアスでファンタジックな世界観は健在。
緩急のある曲展開やエモーショナルなギターソロを楽しみたい方にぜひおすすめです。
ガッチャマンの歌Animetal

アニメタルは1996年に結成されたHMバンドです。
バンド名のとおり、アニメの主題歌等をメタル調にアレンジしたものを主として演奏していました。
ボーカルはANTHEMの坂本英三が担当。
こういう音楽は企画もの、イロモノ扱いされがちですが、本格的な演奏技術とボーカルの坂本の歌唱力で一蹴。
口ずさみやすいためか、多くのアニメファン、メタルファンを取り込みました。
SHOCKRAJAS

RAJASは1980年に結成されたHMバンドです。
一度、1988年に解散していますが、2002年に再結成、現在も精力的に活動しています。
1980年代は関西のジャパメタシーンが熱い時で、このRAJASも関西出身のバンドです。
ボーカルは森川邦子さんです。
混ぜるな危険筋肉少女帯

筋少の略称で知られ、結成以降目まぐるしいメンバーチェンジを経験しながらも独自の存在感でファンを魅了し続けている4人組ロックバンド。
ボーカル・大槻ケンヂさんによるエキセントリックな歌詞や予想がつかないメロディーと、ギター・橘高文彦さんによるクラシカルでありながら叙情的なギタープレイという一見相反するようなキャラクターが中毒性を生み出していますよね。
大槻ケンヂさんが「俺が猛烈に歌がうまくて、橘高がリーダーだったら筋少はメタルバンドになっていた」と述べていることから本人たちにはメタルバンドという自負はないようですが、そのサウンドはまちがいなく多くの後輩メタルバンドに影響を与えて続けています。
Burning SkyBLIZARD

BLIZARDは1984年に結成されたHMバンドです。
いわゆるビーイング系に所属していて、ルックス重視で集められたメンバーで結成されたバンドでした。
実力はあるのにヴィジュアル重視で見られることに苦労も多かったようです。
Between Life And DeathConcerto Moon

Concerto Moonは1996年に結成されたHMバンドです。
イングヴェイ・マルムスティーンを思わせるネオクラシカルなギターを主軸としながら、模倣にとどまらないサウンドで国内メタルシーンにおいて人気を誇りました。