日本のヘビーメタルバンド。邦楽メタルシーンの人気バンド
80年代のジャパニーズメタル、いわゆる「ジャパメタ」と呼ばれたムーブメントを経て、日本におけるヘビーメタルは長らく下火でした。
しかし、超絶的な演奏テクニックや激しい音楽性に再度日が当たったことにより、若手のバンドや海外で活躍するバンドも増えています。
そこで今回は、シーンを代表する大御所から若手の人気バンドまで、日本の人気ヘビーメタルバンドをご紹介します。
根強いファンベースを築き上げたその熱い音楽にぜひ触れてみてください。
日本のヘビーメタルバンド。邦楽メタルシーンの人気バンド(51〜60)
flashback heart attackE.Z.O

E.Z.Oは1986年に全米デビューしたHMバンドです。
元のバンド名はFLATBACKERで、渡米と同時に名前も変更しました。
由来は北海道出身だったため、北海道の旧国名の蝦夷から来ています。
KISSのジーン・シモンズプロデュースでデビューしましたが、本人たちの意思とは反したような音、ルックスにファンの間では賛否が分かれました。
POWERHER NAME IN BLOOD

2007年結成、東京を拠点とする和製メタルコア・バンド。
数多くの海外バンドの来日をサポートし、国内メタルシーンにその名を知らしめてきました。
2016年にはメンバーチェンジを余儀なくされますが、翌年には新ドラマーを迎えて再スタートを切っています。
誘惑ラプソディーギルド

ヴィジュアル系というカテゴリーに属するバンドでも、テクニカルな演奏技術を持って80年代のハードロック的な要素を兼ね備えたバンドは存在します。
大阪スクールオブミュージック専門学校出身のメンバーによって結成されたギルドは、ゴールデンボンバーが所属するユークリッド・エージェンシーと契約、ヴィジュアル系バンドとして本格的な活動をスタートさせます。
2014年にリリースしたシングル曲『誘惑ラプソディー』がオリコンチャート初登場4位を、翌年にモーニング娘の名曲『LOVEマシーン』をカバーしたバージョンが3位を記録するなど人気を博しますが、同年に活動を休止。
その後はメンバーの脱退や再加入を経て、現在も活動中です。
ゴールデンボンバーの弟分とも呼ばれたこともあって、コミカルな一面も見せている彼らですが、音楽性としては先述したようにテクニカルなプレイを基調としており、ハードロック好きにもぐっとくる曲は多いですから、ぜひチェックしてみてください!
HONEY DRIPPERACTION

ACTIONは1982年に結成されたHMバンドです。
ヘビーメタルでありながら、ハードロックの要素もあり、割と聴きやすい曲が多いように思います。
ボーカルの高橋ヨシロウによるパワフルな歌唱も大きな魅力でした。
日本のヘビーメタルバンド。邦楽メタルシーンの人気バンド(61〜70)
OPUS#1KELLY SIMONZ’S BLIND FAITH

国内におけるネオクラシカルメタルというジャンルの代表的な存在が、ギタリストのケリー・サイモン。
高校卒業後に単身渡米、ハリウッドの音楽大学で学び、帰国後にデビューを果たしています。
速弾きに特化した教則本も話題となり、彼はプレイヤーとしてだけでなく、ギター講師としても知られています。
電気式華憐情愛歌電気式華憐音楽集団

ゲーム等の主題歌やBGMを提供する音楽ユニットとして2001年から活動しているヘヴィメタルバンド。
当初はPCゲームが中心の活動であったため、コアなファン層しかいませんでしたが、アルバム発表後は露出も増え、着実にファンを獲得しています。
Angel Of WrathSABER TIGER

1981年に結成され、現在に至るまで、実に40年近い歴史を誇る、北海道メタルの草分け的バンド。
その愚直なまでにストレートなパワーメタルサウンドはメンバーが年齢を重ねてもまったく衰えることがなく、海外でもファンが多いのも納得のバンドです。
レイドバックしたオールドメタル的なサウンドにならないところも特筆すべきところでしょう。
活動歴が長いだけあって、過去に在籍した人間の数は30人近くになりますが、個人的には、やはりアコースティックソロのミニアルバム4枚のプロデュースを担当した、元ボーカルの下山アニキが一番印象深いですね。
初めてスタジオで間近でアニキのボーカルを聞いた時は本当に衝撃的でした!
「絶対にテクノロジーによる補正はしない!!!」というコンセプトの元、完璧なテイクが録れるまで超長時間のレコーディングをやったのもいい思い出です(笑)。
メタルに興味のない方でも、シンガーを目指す方ならアニキのボーカル、声を聞くだけでも価値のあるバンドだと思います!