【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション
ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?
何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。
多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。
今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(61〜70)
In a Sentimental MoodDuke Ellington & John Coltrane

ジャズの歴史やミュージシャンを知れば知るほど、とんでもない大物がコンビを組んだ豪華な作品が結構な頻度で発表されている事実に驚かされますよね。
本稿で紹介する『Duke Ellington & John Coltrane』は、まさにそういった作品の1つです。
1899年生まれでスウィング・ジャズのブームを巻き起こしたジャズ・ピアニストのデューク・エリントンさん。
そして40歳という短い生涯の中で、ハード・バップからモード・ジャズ、そしてフリー・ジャズにいたるまで、ジャズの変革期を駆け抜けたサックス奏者のジョン・コルトレーンさんという世代の違うジャズの巨人たちが1962年に残した本作は、デュークさんの意向で全曲ワン・テイクで録音されたそうです。
デュークさんが作曲したスタンダードナンバーの『In A Sentimental Mood』を筆頭に、選曲はデュークさんの往年のレパートリーが中心ながらも、お互いがそれぞれの個性に敬意を払いつつ、洗練された大人のジャズを仕上げたという印象の1枚ですね。
双方どちらかでも興味を持っている方であれば、確実に聴いておくべき美しいアルバムですよ。
アルバム・ジャケットのアートワークも最高ですね!
Minnie the MoocherCab Calloway

バンド・リーダーでありジャズ・コンポーザー兼シンガーのCabell “Cab” Calloway IIIと、Irving Millsによって書かれた曲。
1931年にリリースされました。
1999年のグラミー賞において、”Grammy Honours(名誉賞)”を獲得している楽曲です。
Blue SandsChico Hamilton

同じく西海岸ジャズの優れたアンサンブルを作り上げたバンドに、チコ・ハミルトンのクインテットがあります。
ドラムをまるでティンパニのように使い、ギターやフルートをバンドに入れてエキゾチックなものになったこの曲は、「真夏の夜のジャズ」でも演奏されました。
What Difference A Day MakesDinah Washington

メキシコ人ソングライターとして初めて成功を収めたマリア・グレバーによって、1934年に書かれた曲。
もとのタイトルは「Cuando Vuelva A Tu Lado」で、Stanley Adamsによって英語のタイトル「What a Difference a Day Makes」が付けられました。
このDinah Washingtonによるヴァージョンは、グラミー賞を受賞しています。
Broken Hearted MelodySarah Vaughan

Hal Davidが、作曲家であるSherman Edwardsとともに制作した曲。
Sarah Vaughanの最大のヒット曲のひとつとなり、イギリスでは彼女が唯一のチャートでトップ10入りを果たした曲です。
彼女のコンサートのレパートリーに欠かせない曲となっています。
Lonely WomanOrnette Coleman

最も過激なジャズであるフリージャズは、まったく決め事を作らずにすべてインプロヴィゼーション(そっきょうえんそう)で演奏されるものから、現代音楽のようなまったく新しい作曲を行ったものまでさまざまです。
その中で、曲としてもっとも有名なものが、このロンリー・ウーマンではないでしょうか。
My Funny ValentineChet Baker

作曲家のRichard Rodgersと作詞家のLorenz Hartによって、1937年のブロードウェイ・ミュージカル「Babes in Arms」のために書かれた曲。
チェット・ベイカーをはじめ、フランク・シナトラやビリー・ホリデイ、トニー・ベネットなど、多くのアーティストによって歌われています。