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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション

ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?

何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。

多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。

今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(41〜50)

Giant Steps LiveJohn Coltrane

Branford Marsalis Quartet – Giant Steps (1988)
Giant Steps LiveJohn Coltrane

サックスのジョン・コルトレーンは、バップから始まり、モードを通過し、ついにはフリージャズにまで行きついたモダン・ジャズ最大のジャズマンです。

「Giant Steps」は、これまでは不可能と思われていたコード進行を使い、しかもその上でアドリブまで可能としてしまった20世紀の記念碑的な曲です。

この曲のコード進行はコルトレーン・チェンジと呼ばれています。

Strange FruitBillie Holiday

1930年8月7日、インディアナ州マリオンでリンチされた後、木からぶら下げられた2人の黒人男性の写真を見て、怒りを感じたニューヨークの白人のユダヤ人であり教員兼組合活動家であったアベル・ミエロポルによって書かれた曲。

元のタイトルは「Bitter Fruit」でした。

Real Ugly WomanJimmy Witherspoon

Jerry LeiberとMike Stollerのソングライティング・チームが制作した曲。

”ブルース・シャウター”と言われるボーカル・スタイルで知られていたJimmy Witherspoonによって、カリフォルニア州ロサンゼルスのコンサートで初めてパフォーマンスされました。

I’ve Got RhythmGeorge Gershwin

Gershwin plays I Got Rhythm (1931, 3 camera views)
I've Got RhythmGeorge Gershwin

ジョージ・ガーシュウィンも、ジャズに多くのスタンダード・ナンバーを残した作曲家です。

ジャズに「リズム・チェンジ」という用語がありますが、これはガーシュウィンの書いた「I’ve Got Rhythm」という曲と同じコードチェンジをするという意味で、ジャズの曲に革命を起こした曲です。

Pithecanthropus erectusCharles Mingus

アンサンブルが綺麗に描かれたジャズ・コンボの音楽は、西海岸のものは知的で優雅なものが多いですが、東となると別の特徴があります。

ベーシストであるチャールズ・ミンガスの作ったコンボのアンサンブルは非常に攻撃的な音楽でした。

Lullaby of BirdlandElla Fitzgerald

1952年に、アングロ・アメリカンのジャズ・ピアニストであったGeorge Shearingによって構成された曲。

サックス奏者のCharlie “Bird” Parkerにちなんで名付けられ、多くの有力なジャズ・ミュージシャンがプレイしている、ニューヨークのジャズ・クラブ「Birdland」への賛辞の曲です。

Minnie the MoocherCab Calloway

バンド・リーダーでありジャズ・コンポーザー兼シンガーのCabell “Cab” Calloway IIIと、Irving Millsによって書かれた曲。

1931年にリリースされました。

1999年のグラミー賞において、”Grammy Honours(名誉賞)”を獲得している楽曲です。