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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション

ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?

何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。

多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。

今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

もくじ

【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(21〜40)

Route 66Nat King Cole

もともと、女優のジュリー・ロンドンと結婚したシンガー兼ピアニストのボビー・グループによって書かれ、パフォーマンスされた曲。

コロンビア・レコードからリリースされたThe King Cole Trioのヴァージョンが大ヒットとなり、その後Nat King Coleは、このソロ・ヴァージョンをレコーディングしています。

Georgia On My MindRay Charles

Ray Charles – Georgia On My Mind (The Orginal Song From The Albom)
Georgia On My MindRay Charles

1930年にHoagy CarmichaelとStuart Gorrellによって書かれた曲。

Carmichaelは俳優兼演奏家、そして人気のあるソングライターで、「Stardust」や「Winter Moon」といった作品でも知られています。

レイ・チャールズによるこのヴァージョンは、1960年に4つのグラミー賞を獲得しました。

Giant Steps LiveJohn Coltrane

Branford Marsalis Quartet – Giant Steps (1988)
Giant Steps LiveJohn Coltrane

サックスのジョン・コルトレーンは、バップから始まり、モードを通過し、ついにはフリージャズにまで行きついたモダン・ジャズ最大のジャズマンです。

「Giant Steps」は、これまでは不可能と思われていたコード進行を使い、しかもその上でアドリブまで可能としてしまった20世紀の記念碑的な曲です。

この曲のコード進行はコルトレーン・チェンジと呼ばれています。

Feeling GoodNina Simone

イギリスのソングライターであるアンソニー・ニューリーとレスリー・ブリカスによって、1965年のブロードウェイ・ミュージカル「The Roar of the Greasepaint – The Smell of the Crowd」のために書かれた曲。

ブロードウェイ・プロデュースでは、俳優のギルバート・プライスによってパフォーマンスされました。

このニーナ・シモーネのバージョンは、彼女の最もよく知られた曲のひとつとなっています。

【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(41〜60)

Old Devil MoonAnita O’Day

Anita O’ Day & O. Peterson Quartet – Old Devil Moon
Old Devil MoonAnita O'Day

ヘレン・メリル以上に白人女性ジャズ・ボーカルで人気を持つ歌手です。

ジャズはバラードの美しさと対照的に、テンポの速い曲の心地の良さも魅力の音楽ですが、ジャズ歌唱の手本ともされるアニタ・オデイの歌う「Old Devil Moon」はそうした魅力を伝える名演のひとつです。

Donna LeeCharlie Parker

プロの演奏する大衆音楽であったジャズは、ひとりの天才の登場とともに、一気にモダン・ジャズへと足を踏み入れました。

アルト・サックス奏者のチャーリー・パーカーです。

彼の登場とともに、ジャズのアドリブ演奏に革命が起き、以降のジャズはソロ演奏者の巧みなアドリブ演奏が見せ場のひとつとなる音楽へとなっていきます。