【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション
ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?
何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。
多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。
今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(41〜50)
I’ve Got RhythmGeorge Gershwin

ジョージ・ガーシュウィンも、ジャズに多くのスタンダード・ナンバーを残した作曲家です。
ジャズに「リズム・チェンジ」という用語がありますが、これはガーシュウィンの書いた「I’ve Got Rhythm」という曲と同じコードチェンジをするという意味で、ジャズの曲に革命を起こした曲です。
Lullaby Of BirdlandBud Powell

チャーリー・パーカー以降のジャズはモダン・ジャズと呼ばれますが、さらに細分化すると、彼らの音楽はビバップと呼ばれます。
ビバップの和声面での進歩的な飛躍は、ピアニストのバド・パウエルが大きく貢献しました。
What Difference A Day MakesDinah Washington

メキシコ人ソングライターとして初めて成功を収めたマリア・グレバーによって、1934年に書かれた曲。
もとのタイトルは「Cuando Vuelva A Tu Lado」で、Stanley Adamsによって英語のタイトル「What a Difference a Day Makes」が付けられました。
このDinah Washingtonによるヴァージョンは、グラミー賞を受賞しています。
Lilac WineEartha Kitt

James Alan Sheltonによって書かれた曲。
このヴァージョンは、1950年代の女優でキャバレー・スターであったEartha Kittによって1953年にリリースされました。
Jeff BuckleyやKatie Meluaなど、多くのアーティストによってカバーされている楽曲です。
CherokeeClifford Brown and Max Roach

多くの一流ミュージシャンからその才能を認められ、輝かしい将来が約束されていたにもかかわらず、25歳という若さで事故による急逝したクリフォード・ブラウンさん。
ジャズの歴史の中で、いわゆるハード・バップ期のトランペット奏者であり、その活動歴はたったの5年程度という短いものでしたが、クリフォードさんの残した名演の数々はどれも高く評価され、世界中のジャズ好きに愛され続けています。
今回紹介しているのは、クリフォードさんが名ドラマーのマックス・ローチさんとタッグを組んで1954年にリリースした『Study in Brown』です。
緊張感漂うドラムスとピアノの連打、そこに絡み合うように鳴り響くトランペットというオープニングがあまりにもカッコいい1曲目の『Cherokee』だけでも、メロディアスさとプレイヤーのエモーション、アドリブのセンスなどが高次元で共存したハード・バップの醍醐味が楽しめますね。
クリフォードさん自らが手掛けたジャズ・ブルースの佳曲『Sandu』なども心地良く、全編を通してとにかく聴き応えのある作品となっております。
夭折した天才の輝かしい才能を、ぜひこの1枚で味わってみてください!
Strange FruitBillie Holiday

1930年8月7日、インディアナ州マリオンでリンチされた後、木からぶら下げられた2人の黒人男性の写真を見て、怒りを感じたニューヨークの白人のユダヤ人であり教員兼組合活動家であったアベル・ミエロポルによって書かれた曲。
元のタイトルは「Bitter Fruit」でした。
StardustHoagy Carmichael

ジャズの最初の全盛期は両世界大戦間で、アメリカ合衆国が戦争の被害をこうむらずに繁栄した時代と重なります。
この時代を「ジャズ・エイジ」と呼ぶ事すらありますが、その時代の売れっ子作曲家のひとりがホーギー・カーマイケルです。
「スターダスト」は今ではジャズの大スタンダード・ナンバーとなっています。






