【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション
ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?
何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。
多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。
今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(31〜40)
StardustHoagy Carmichael

ジャズの最初の全盛期は両世界大戦間で、アメリカ合衆国が戦争の被害をこうむらずに繁栄した時代と重なります。
この時代を「ジャズ・エイジ」と呼ぶ事すらありますが、その時代の売れっ子作曲家のひとりがホーギー・カーマイケルです。
「スターダスト」は今ではジャズの大スタンダード・ナンバーとなっています。
Someday My Prince Will ComeBill Evans

クラシックピアノの名手であり、またバド・パウエルの革命的なジャズピアノ奏法も吸収したビル・エバンスは、ジャズのアドリブにおける和声法をさらに進化させ、彼の和声が現在のジャズ・ピアノの原型となっています。
ディズニー映画のこの主題歌も、ビルが演奏するとジャズになってしまいます。
Take the A TrainDuke Ellington & John Coltrane

Billy Strayhornによって書かれた曲。
ポール・ニューマンとジョアン・ウッドワード主演の「パリ・ブルース」やロマンチック・コメディ「The Pallbearer」、Leonardo DiCaprio主演の「Catch Me if You Can」など、多くの映画で使用されています。
Old Devil MoonAnita O’Day

ヘレン・メリル以上に白人女性ジャズ・ボーカルで人気を持つ歌手です。
ジャズはバラードの美しさと対照的に、テンポの速い曲の心地の良さも魅力の音楽ですが、ジャズ歌唱の手本ともされるアニタ・オデイの歌う「Old Devil Moon」はそうした魅力を伝える名演のひとつです。
What’s NewHelen Merrill

ヘレン・メリルさんは、1950年代から現代まで活躍し続けるジャズシンガーです。
冷静で洗練された歌唱スタイルが特徴的で、多くのジャズファンに愛されています。
1954年にリリースされた『With Clifford Brown』は、彼女のキャリア初期の名盤として知られています。
クリフォード・ブラウンさんとの共演が実現したこのアルバムは、ジャズの黄金期を象徴する作品として高く評価されています。
ジャズのスタンダードナンバーを中心に、メリルさんの艶やかな歌声とブラウンさんの技巧的なトランペットが絶妙なハーモニーを奏でています。
ジャズ初心者の方から熟練のリスナーまで、幅広い層におすすめの1枚です。
【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(41〜50)
StepsCecil Taylor

1960年代フリー・ジャズの最重要作のひとつとして、いまも語り継がれるセシル・テイラーさんの『Unit Structures』は、1966年にブルーノート・レコードから発売された記念碑的なアルバムです。
打楽器的とも形容される独自のピアノ奏法で知られるテイラーさんが、トランペット、2本のアルトサックス、2人のベーシスト、ドラムスという7人編成で挑んだ本作は、従来のコード進行や曲形式をほぼ排し、音の単位を組み合わせて構造をつくるという彼独自の思想が貫かれた意欲作となっています。
2人のベースが織りなす重層的な低音空間と、ホーン陣が生み出す複雑なテクスチュアは、無調でありながらも緻密に組み立てられた室内楽のような印象をもたらし、一聴して混沌に聞こえる場面にも厳格な設計図が存在しているのです。
先入観を捨てて、この強烈な音響世界にじっくりと身を委ねてみることをオススメします!
RememberHank Mobley

1930年生まれ、ハード・バップを代表するテナー・サックス奏者のハンク・モブレーさんは、批評家から「テナー・サックスのミドル級チャンピオン」と形容された独特のスタイルで知られています。
攻撃的すぎず甘すぎない丸みを帯びたトーンと、メロディアスで歌心に富んだフレージングが特徴ですね。
1960年2月にヴァン・ゲルダー・スタジオで録音され、同年10月にブルーノート・レコードからリリースされた『Soul Station』は、モブレーさんの最高傑作と称される名盤です。
マイルス・デイヴィスさんのバンドで活躍していたウィントン・ケリーさん、ポール・チェンバースさん、そしてアート・ブレイキーさんという黄金のリズム隊を迎えたワンホーン・カルテット編成で、温かくソウルフルなオリジナル曲とスタンダードが絶妙にバランスされた全6曲を収録しています。
ハード・バップ入門としても最適な、流麗で味わい深い演奏が詰まった傑作ですよ!



