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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション

ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?

何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。

多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。

今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(71〜80)

Relaxin’ at CamarilloCharlie Parker

Charlie Parkerが、カリフォルニア州ベンチュラ郡のカマリロ州立病院で過ごした時期について書いた曲。

彼は麻薬とアルコールで心身の健康を損ない、何度も精神病院に入院していました。

退院後の1947年、彼がロサンゼルスに戻ったときにレコーディングされた楽曲です。

Return to Forever

Return to ForeverChick Corea

2021年の2月9日、偉大なジャズピアニストが天国へと旅立ちました。

1941年にアメリカはマサチューセッツ州出身のチック・コリアさんは、圧倒的なスキルと柔軟な姿勢でジャズの可能性を大幅に広げたアーティストです。

幼い頃からピアノに親しみ、名門中の名門ジュリアード音楽院に進学するも、早々に学業は切り上げてプロとして多くの著名なアーティストと共演。

マイルス・デイヴィスさんのグループに参加後はエレクトリック・ピアノ、フェンダーローズを使って野心的な作品を多く発表し、その特異な才能を発揮します。

ジャンルを横断し、50年以上に及ぶキャリアを常に最前線で駆け抜けたチックさんは、エレクトリック・ジャズやフュージョンの立役者でもありますね。

そういった点からやはり挙げておきたいのが、チックさんのソロ名義で1972年にリリース、異例のヒットを記録した名盤『リターン・トゥ・フォーエヴァー』でしょう。

後に同名のバンドを立ち上げるきっかけともなったこの作品は、突出したテクニックを持つプレイヤーたちが作り上げる緻密なバンド・アンサンブルを、あくまでメロディアスに聴きやすい形で曲として昇華した珠玉の1枚です。

ブラジル音楽の香り漂うしゃれた味わいは、カフェ・ミュージックとしても最適ですよ!

おわりに

ジャズは実に奥深く、冒頭で述べましたように、サブ・ジャンルも多く存在する音楽ジャンルです。

一度足を踏み入れたら最後、まさに沼のようにはまってしまうことは間違いありません。

今回は定番中の定番と言えそうな往年の名盤を中心に取り上げましたが、ジャズを好きになれそうだなと感じた方は、現在進行形で進化し続けている今のジャズ・ミュージシャンにもぜひ目を向けてみてくださいね。