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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション

ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?

何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。

多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。

今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

もくじ

【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(21〜40)

Someday My Prince Will ComeBill Evans

Bill Evans ”Someday My Prince Will Come”
Someday My Prince Will ComeBill Evans

クラシックピアノの名手であり、またバド・パウエルの革命的なジャズピアノ奏法も吸収したビル・エバンスは、ジャズのアドリブにおける和声法をさらに進化させ、彼の和声が現在のジャズ・ピアノの原型となっています。

ディズニー映画のこの主題歌も、ビルが演奏するとジャズになってしまいます。

Take the A TrainDuke Ellington & John Coltrane

Billy Strayhornによって書かれた曲。

ポール・ニューマンとジョアン・ウッドワード主演の「パリ・ブルース」やロマンチック・コメディ「The Pallbearer」、Leonardo DiCaprio主演の「Catch Me if You Can」など、多くの映画で使用されています。

You’d Be So Nice to Come Home toArt Pepper

You’d Be so Nice to Come Home To (Remastered 2017)
You'd Be So Nice to Come Home toArt Pepper

チェット・ベイカーとともにウエストコースト・ジャズのアイドルとなったのが、アルトサックスのアート・ペッパーでした。

西海岸の知的な優雅さを持ちながら、イーストコースト・ジャズの進化したアドリブ・ソロの技術を習得したペッパーは、西海岸でスターになります。

Left Alone

Left AloneMal Waldron

ジャズの名盤として知られる本作は、マル・ウォルドロンさんがビリー・ホリデイさんに捧げたアルバム。

1959年2月24日にニューヨークで録音されたこの表題曲は、ウォルドロンさんの繊細なピアノタッチと、ジャッキー・マクリーンさんの哀愁漂うアルトサックスが印象的です。

ホリデイさんとの思い出が込められた曲調は、聴く人の心に深く染み入ります。

ジャズ界で広く親しまれ、多くのアーティストにカバーされてきたジャズの歴史に残る名曲と言えるでしょう。

静かな夜に一人で聴きたい、しっとりとした雰囲気の1枚をお探しの方にぴったりです。

Night And DayCole Porter

コール・ポーターもジャズ・エイジを生きて後に残るスタンダード・ナンバーを数多く残した作曲家です。

ジャズの名歌手の多くが彼の作品集を録音するほど、歌音楽に名作を残してます。

「ナイト・アンド・デイ」は、彼自身の禁じられた恋を描いた曲です。

At LastEtta James

Etta James – At Last – Lyrics
At LastEtta James

Mack GordonとHarry Warrenのソングライティングチームによって、1941年の映画「Sun Valley Serenade」のために書かれた曲。

翌年には再編成され、映画「Orchestra Wives」で使用されました。

上品なバラード・シンガーであったEtta Jamesのヴァージョンは、1961年にレコーディングされています。