【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション
ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?
何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。
多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。
今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(71〜80)
MistySarah Vaughan

ジャズの女性ボーカルはそれだけでひとつのジャンルをなすほどに人気のあるジャンルですが、その中に残る伝説なシンガーのひとりがサラ・ヴォーンです。
ジャズ・スタンダードの名曲「ミスティ」にストリングスを加えたバンドの中で見事に歌いあげます。
Minnie the MoocherCab Calloway

バンド・リーダーでありジャズ・コンポーザー兼シンガーのCabell “Cab” Calloway IIIと、Irving Millsによって書かれた曲。
1931年にリリースされました。
1999年のグラミー賞において、”Grammy Honours(名誉賞)”を獲得している楽曲です。
Pithecanthropus erectusCharles Mingus

アンサンブルが綺麗に描かれたジャズ・コンボの音楽は、西海岸のものは知的で優雅なものが多いですが、東となると別の特徴があります。
ベーシストであるチャールズ・ミンガスの作ったコンボのアンサンブルは非常に攻撃的な音楽でした。
My Funny ValentineChet Baker

作曲家のRichard Rodgersと作詞家のLorenz Hartによって、1937年のブロードウェイ・ミュージカル「Babes in Arms」のために書かれた曲。
チェット・ベイカーをはじめ、フランク・シナトラやビリー・ホリデイ、トニー・ベネットなど、多くのアーティストによって歌われています。
Blue SandsChico Hamilton

同じく西海岸ジャズの優れたアンサンブルを作り上げたバンドに、チコ・ハミルトンのクインテットがあります。
ドラムをまるでティンパニのように使い、ギターやフルートをバンドに入れてエキゾチックなものになったこの曲は、「真夏の夜のジャズ」でも演奏されました。
What Difference A Day MakesDinah Washington

メキシコ人ソングライターとして初めて成功を収めたマリア・グレバーによって、1934年に書かれた曲。
もとのタイトルは「Cuando Vuelva A Tu Lado」で、Stanley Adamsによって英語のタイトル「What a Difference a Day Makes」が付けられました。
このDinah Washingtonによるヴァージョンは、グラミー賞を受賞しています。
Just The Two Of UsGrover Washington Jr. & Bill Withers

1999年に心臓発作で亡くなったGrover Washingtonは、非常に尊敬されたジャズ・サクソフォン・プレイヤーです。
また、Bill Withersは「Lean On Me」や「Is not No Sunshine」などの作品で知られるシンガーソングライターです。
ウィル・スミスは1998年に、この曲のラップ・バージョンを制作しています。
Broken Hearted MelodySarah Vaughan

Hal Davidが、作曲家であるSherman Edwardsとともに制作した曲。
Sarah Vaughanの最大のヒット曲のひとつとなり、イギリスでは彼女が唯一のチャートでトップ10入りを果たした曲です。
彼女のコンサートのレパートリーに欠かせない曲となっています。
Brilliant CornersThelonious Monk

どの音楽ジャンルにおいても、活動していた時期にはあまり知られることがなく、後に再評価されるアーティストというのはいるものです。
現在ではジャズ・ピアニストの巨人として高く評価されているセロニアス・モンクさんも、そういったミュージシャンの1人でしょう。
名俳優にして名監督、大のジャズ・ファンとしても知られているあのクリント・イーストウッドさんが、モンクさんのドキュメンタリー映画『ストレート・ノー・チェイサー』を1988年に制作しているという事実だけ見ても、その影響力の大きさが理解できますよね。
そんなモンクさんは従来の音楽理論から外れたような独特のプレイ・スタイルが特徴的で、当時は正統派のジャズ・ファンには理解されなかった面もあったようです。
モンクさんの代表作と呼ばれる、1957年にリリースされた『ブリリアント・コーナーズ』を聴けば、不思議な不協和音の使い方やテンポ・チェンジ、唐突とも感じられる楽曲展開で織り成す楽曲群の数々を前にして、圧倒的な個性を体感できるはずです。
作曲家としても優れた才能を持っていたモンクさんの先進的なスタイルは、ジャズを聴き始めた方には少し難しく感じられるかもしれませんが、本作で繰り広げる自由な音楽そのものを、先入観を捨てて楽しんでみることをオススメします!
Straight No ChaserThelonious Monk

ビバップ時代のもうひとりの天才ピアニストが、セロニアス・モンクです。
演奏中にステージでくるくると回り始めるなど、不思議な行動も目立つ彼は天才肌で、斬新(ざんしん)なリズムを持つ曲や、当時としてはあまりに高度な和声も生み出しました。
【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(81〜90)
Autumn Leavesjim hall

ジャズの和声楽器ではピアノとともにギターが使用される事があります。
ピアノの3倍は難しいと言われる楽器であるギターの、ジャズの世界での達人のひとりが、ジム・ホールです。
和音とメロディを同時に、しかもアドリブで奏でる技術は、ジャズギターの魅力のひとつです。
Mack the KnifeBobby Darin

Kurt WeillとBertolt Brechtによって、ミュージック・ドラマ「Die Dreigroschenoper」のために制作された曲。
このBobby Darinのヴァージョンは彼の最大のヒット曲となり、1959年の第2回グラミー賞で、”Song of the Year”を受賞しています。
All the Things You AreJoe Pass

ジム・ホールと並んでジャズギターの名手であるのが、ジョー・パスです。
彼は和音とメロディとベースラインを同時に、しかもアドリブで演奏します。
ジャズの名曲である「All the Things You Are」も、曲の雰囲気を崩さないまま、彼独自の音楽にしてしまいます。
Feeling GoodNina Simone
イギリスのソングライターであるアンソニー・ニューリーとレスリー・ブリカスによって、1965年のブロードウェイ・ミュージカル「The Roar of the Greasepaint – The Smell of the Crowd」のために書かれた曲。
ブロードウェイ・プロデュースでは、俳優のギルバート・プライスによってパフォーマンスされました。
このニーナ・シモーネのバージョンは、彼女の最もよく知られた曲のひとつとなっています。
The Girl From IpanemaAstrud Gilberto & Stan Getz

1961年、ブラジルをツアーしたジャズ・ギタリストのチャーリー・バードさんは、テナー・サックス奏者のスタン・ゲッツさんにブラジル音楽のボサノバを伝え、1962年に大ヒット作『Jazz Samba』をリリースしました。
現在では珍しくはないジャズとボサノバとの本格的な出会いは、こういった経緯がきっかけとなっているのですね。
今回紹介する『Getz/Gilberto』は、先述した『Jazz Samba』と並んでジャズとボサノバを融合させたエポック・メイキング的な作品として名高い1枚です。
ゲッツさんがボサノバ歌手にしてギタリストのジョアン・ジルベルトさんと連名で1963年に発表、ビルボード・チャートで2位を記録する大ヒットとなり、グラミー賞受賞を果たしました。
賛否両論あった面も事実ですが、アメリカにボサノバというジャンルを広く認知させた作品でもあります。
ジョアンさんの当時の妻であり、これがブレイクのきっかけっとなったアストラッド・ジルベルトさんが歌うオープニングを飾るあまりにも有名な名曲『イパネマの娘』が始まった途端、知るはずのない南米の空気感を味わっているような気さえしますね。
ジャズとボサノバ、どちらの初心者の方でもオススメの1枚です!




