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【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション

ジャズという音楽ジャンルに対して、皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?

何となくオシャレ、もしくは敷居が高そうといったイメージがあるかもしれませんね。

多くのサブ・ジャンルも存在するジャズの歴史は簡単に語れるものではありませんし、もちろん古い時代だけの音楽というわけでもないのです。

今回は、興味はあるけど何から聴いていいのか分からないといった方に向けて、まずはこの1枚、といったジャズ史に残るスタンダードな名盤の数々をピックアップしてみました。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(51〜60)

BakaiJohn Coltrane

John Coltrane自身の名前でレコーディングされた、最初のアルバムからの曲。

もともと「ファースト・トレイン」と題されていたアルバムですが、現在は「コルトレーン」で販売されています。

曲のタイトルである「Bakai」は、アラビア語で”叫び声”を意味しています。

Lush LifeBilly Strayhorn

BILLY STRAYHORN sings and plays LUSH LIFE!
Lush LifeBilly Strayhorn

もともと「Life is Lonely」と呼ばれていたジャズ・スタンダード。

この曲に取り組んだ時、Billy Strayhornは16歳でした。

幼少時から母親によって書籍や楽譜の知識を叩き込まれていたStrayhornは、典型的なティーンエイジャーではなく、クラスメートからは「辞書」というニックネームで呼ばれていた、というエピソードがあります。

Lullaby Of BirdlandBud Powell

チャーリー・パーカー以降のジャズはモダン・ジャズと呼ばれますが、さらに細分化すると、彼らの音楽はビバップと呼ばれます。

ビバップの和声面での進歩的な飛躍は、ピアニストのバド・パウエルが大きく貢献しました。

What Difference A Day MakesDinah Washington

メキシコ人ソングライターとして初めて成功を収めたマリア・グレバーによって、1934年に書かれた曲。

もとのタイトルは「Cuando Vuelva A Tu Lado」で、Stanley Adamsによって英語のタイトル「What a Difference a Day Makes」が付けられました。

このDinah Washingtonによるヴァージョンは、グラミー賞を受賞しています。

【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション(61〜70)

StardustHoagy Carmichael

ジャズの最初の全盛期は両世界大戦間で、アメリカ合衆国が戦争の被害をこうむらずに繁栄した時代と重なります。

この時代を「ジャズ・エイジ」と呼ぶ事すらありますが、その時代の売れっ子作曲家のひとりがホーギー・カーマイケルです。

「スターダスト」は今ではジャズの大スタンダード・ナンバーとなっています。

MistySarah Vaughan

ジャズの女性ボーカルはそれだけでひとつのジャンルをなすほどに人気のあるジャンルですが、その中に残る伝説なシンガーのひとりがサラ・ヴォーンです。

ジャズ・スタンダードの名曲「ミスティ」にストリングスを加えたバンドの中で見事に歌いあげます。

Lonely WomanOrnette Coleman

Ornette Coleman – Lonely Woman (1959)
Lonely WomanOrnette Coleman

最も過激なジャズであるフリージャズは、まったく決め事を作らずにすべてインプロヴィゼーション(そっきょうえんそう)で演奏されるものから、現代音楽のようなまったく新しい作曲を行ったものまでさまざまです。

その中で、曲としてもっとも有名なものが、このロンリー・ウーマンではないでしょうか。