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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介

ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。

譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。

そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。

難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(121〜130)

子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

第36回入賞者記念コンサート/松下日花里 ドビュッシー:グラドゥス・アド・パルナッスム博士
子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

大人が子供らしい気分に浸ることを目的としてクロード・ドビュッシーが作曲した、組曲『子供の領分』の第1曲『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』。

ピアノ練習曲に挑戦する愛娘エマの様子を描いた作品とされています。

一生懸命練習する姿は、新たな作品に挑む子供たちと共通する部分がありますよね。

保護者の方々はきっと、この曲を立派に弾ききった姿に、大きな成長を感じられるはず。

「かっこいい曲があるよ、挑戦してみない?」とお子さんに提案してみてもいいかもしれませんね。

子供のためのアルバム 作品68-1「メロディ」Robert Schumann

シューマン: 子供のためのアルバム Op.68-1 メロディ Pf.赤松林太郎:Akamatsu,Rintaro
子供のためのアルバム 作品68-1「メロディ」Robert Schumann

ロベルト・シューマンが子供や若い世代のために書いた43曲からなるピアノ小品集『子供のためのアルバム』の第1曲『メロディ』。

シンプルで温かみのある旋律にシューマンらしさを感じる、美しい楽曲です。

音が少なくお子さまでもチャレンジしやすい曲ですが、穏やかな美しさを表現するためには、左右のバランスを意識することが大切!

右手のやさしいメロディーが主役になるよう、左手の音量をなるべく抑えて、丁寧に弾いてみてくださいね。

G線上のアリアJ.S.Bach

4K音質/G線上のアリア/バッハ/Bach/Air on G String/ クラシックピアノ/classic piano/CANACANA
G線上のアリアJ.S.Bach

穏やかで心癒やされるヨハン・セバスティアン・バッハの名曲『G線上のアリア』。

落ち着いたテンポではあるものの、ドラマティックなメロディーは一度聴いたら頭から離れません!

音数が少なく複雑なリズムもないため、お子さまでもチャレンジしやすく、ある程度基礎が身に付けは気軽に取り組めるでしょう。

基本的な音が追えるようになったら、バロック時代の作品らしい装飾音符を加えてみてください。

より上品で上級な音楽に仕上がりますよ!

美しき青きドナウJohann Strauss II

美しき青きドナウ ピアノソロ /ヨハン・シュトラウス二世 J.StraussⅡ
美しき青きドナウJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス二世が作曲したこの楽曲は、ウィーン男声合唱協会の依頼で1866年に生まれました。

初演時は大きな反響を呼びませんでしたが、1867年のパリ万博での成功を経て、ウィーンでも広く愛されるようになりました。

本作は、ドナウ川の美しさや祖国への誇りを表現しており、ピアノ初心者向けにアレンジされた楽譜も多数あります。

優雅な旋律と軽快なリズムが特徴で、演奏を通してウィーンの魅力的な風景を想像できるでしょう。

ピアノを楽しく学びたいお子さんや、クラシック音楽に興味のある方にオススメの1曲です。

子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調Robert Schumann

シューマン:子供のための3つのソナタより(ユーリエの思い出)Op.118a-1
子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調Robert Schumann

「子供」という言葉が付く作品を数多く残しているシューマンは、子煩悩だったことで知られている作曲家。

『子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調』は、そんなシューマンが三女ユーリエのために書いたとされています。

まるで、やさしく温かみあふれるメロディーが、愛情の深さを物語っているかのような作品です。

ゆったりとしたテンポで音数も少ないため、お子さまでも感情をこめて弾きやすい楽曲といえるのではないでしょうか。