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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介

ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。

譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。

そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。

難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。

もくじ

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(121〜140)

鬼と妖精Catherine Rollin

ピアノを始めたばかりの発表会で使える「ロリン・ピアノ・コース レパートリー1」。オススメの7曲を紹介!
鬼と妖精Catherine Rollin

音楽教育家としても高い評価を集めている作曲家、キャサリン・ロリンさん。

初心者なら一度は彼女の作品に取り組んだことがあると思います。

そんなキャサリン・ロリンさんの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『鬼と妖精』。

ロマン派のエッセンスを感じさせる作品で、非常に聴き映えします。

両手の位置がやや離れているため、4歳児にとってはやや難易度が高いと思いますが、取り組んでみる価値は大いにある作品と言えるでしょう。

道化師Dimitri Kabalevsky

【ピアノ発表会おすすめ】道化師 ♫ カバレフスキー / Clowns Op.39-20, Kabalevsky
道化師Dimitri Kabalevsky

子ども向けの楽曲を多く世に送り出した近代のロシアの著名な作曲家、ドミトリー・カバレフスキーの『道化師』は、1944年に作曲されて翌年に出版された作品集『24の子供のためのやさしい小品』に収録されている楽曲。

半音階で進んでいくメロディと、スタッカートを活用した躍動的な左手の伴奏が特徴で、短いながらも聴いている人にインパクトを与えられる作品のため、発表会曲にもピッタリです。

単に音符を追うだけではなく、次々と変化していく楽曲の展開を楽しみながら弾いてみましょう。

野ばらに寄せてEdward MacDowell

【ピアノ発表会おすすめ】 野ばらに寄す ♫ マクダウェル / To a Wild Rose, Macdowell
野ばらに寄せてEdward MacDowell

日本では『野ばらに寄せて』として親しまれている、エドワード・マクダウェル作曲の『森のスケッチ Op.51』の第1曲。

穏やかなメロディに癒やされる、美しい作品です。

シンプルな構成のためピアノ初心者の方でも挑戦しやすく、複数の初級者向け楽譜にも掲載されています。

和音を響かせながら進んでいくため、一番上のメロディラインをしっかり響かせ、伴奏の音とのバランスを取りながら演奏するのがポイント!

旋律の流れがゴツゴツしないよう、音の粒をそろえて弾きましょう。

ガボットFrançois-Josehp Gossec

ガボット ゴセック ピアノ  [ Gavotte Piano Francois Joseph Gossec ]
ガボットFrançois-Josehp Gossec

テレビ番組やCMのBGMなどでもおなじみの『ガボット』は、もともとはフランスの作曲家フランソワ=ジョセフ・ゴセックによるオペラ作品の中で使われた楽曲。

バイオリンとオーケストラのための作品ですが、現在では簡単なピアノ譜にアレンジされ、子供向けピアノテキストにも掲載されています。

宮廷音楽のような上品さを作り出すスタッカートをやさしい音色で表現しながら、跳躍を含む左手の伴奏を軽やかに演奏するのが、この作品のポイント!

スラーの多いなめらかな中間部で場面をパッと切り替え、メリハリのある演奏を心がけましょう。

ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 1. すなおな心Johann Burgmüller

ブルグミュラー25の練習曲:1.素直な心 – Burgmüller:25 Etudes, No.1 La Candeur – クラシックピアノ – Classical Piano – CANACANA
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 1. すなおな心Johann Burgmüller

ある程度譜読みができ指もしっかりしてきた段階で、多くのピアノ学習者が手にするドイツの作曲家ヨハン・ブルグミュラーの『ブルグミュラー25の練習曲 Op.100』。

25曲の中には発表会で人気の曲も多数含まれていますが、中でも『すなおな心』は第1曲目ということもあり、誰もが練習する作品として知られています。

下行するメロディが転ばないようコントロールしながら、曲集のトップを飾る明るく爽やかな曲調を楽しみましょう。