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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介

ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。

譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。

そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。

難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。

もくじ

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(121〜140)

クラコヴィアクLudomir Różycki

幼児部門 高橋 樹生(第22回ショパンコンクールinASIA アジア大会金賞)
クラコヴィアクLudomir Różycki

ショパンコンクールの課題曲にも選定されているこちらの『クラコヴィアク』。

クラコヴィアクとはポーランド南部に位置するクラクフという地方の民族舞踊のことです。

本作はシンコペーションや弱拍のアクセントを主体とする2拍子が特徴で、子供でも挑戦できる楽曲として有名です。

リズムに慣れるため、反復練習などを心がけてみてくださいね。

ジャズ・プレリュードWilliam Gillock

[ピアノ発表会男の子おすすめ]ギロック/ジャズ・プレリュード(ソロ)
ジャズ・プレリュードWilliam Gillock

ウィリアム・ギロックのピアノ曲集『ジャズスタイル・ピアノ曲集』の中に収録されている『ジャズ・プレリュード』は、その名のとおりジャジーな雰囲気がとってもかっこいい楽曲です。

ジャズのリズムは、はじめは慣れないかもしれませんが、一度習得してしまえば、クセになってしまうことも!

クラシックの定番曲とは違うおしゃれで大人な雰囲気の曲なので、発表会などで大きなインパクトを残せるかもしれませんね。

「みんなと違う雰囲気の曲が弾きたい!」というお子さまにピッタリの1曲です!

子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調Robert Schumann

シューマン:子供のための3つのソナタより(ユーリエの思い出)Op.118a-1
子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調Robert Schumann

「子供」という言葉が付く作品を数多く残しているシューマンは、子煩悩だったことで知られている作曲家。

『子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調』は、そんなシューマンが三女ユーリエのために書いたとされています。

まるで、やさしく温かみあふれるメロディーが、愛情の深さを物語っているかのような作品です。

ゆったりとしたテンポで音数も少ないため、お子さまでも感情をこめて弾きやすい楽曲といえるのではないでしょうか。

小人の踊りAnton Diabelli

「4期のピアノ名曲集 第1巻」ディアベリ/小人の踊り
小人の踊りAnton Diabelli

アントン・ディアベリの名作『小人の踊り』。

小人たちがリズミカルに踊っている様子を表すようなスタッカートの連続や、装飾音符が印象的な作品です。

決してメジャーな楽曲ではありませんが、子供向けの曲集に収録されていることもあり、発表会などでも頻繁に演奏されています。

ピアノ初級レベルの作品で装飾音符が使われているものは、それほど多くありません。

中級レベルの作品に進む前に、この曲で装飾音符をマスターするのもよいのではないでしょうか?

ロンド ハ長調 Op.52-6Johann Nepomuk Hummel

PTNA2011 入賞者記念 竹山英里奈(A1級金賞) フンメル:ロンド Op.52-6
ロンド ハ長調 Op.52-6Johann Nepomuk Hummel

初級者から中級者まで、幅広く親しまれているフンメルの名作『ロンド ハ長調 Op.52-6』。

本作はスタッカートとスラーが入り乱れるのが特徴です。

表現力を身につけるにはうってつけの作品といえるでしょう。

具体的には短前打音とペダル操作が重要になってきます。

短前打音の弾き方には、AとBの音がある場合、Aが拍の頭に来る弾き方とAが拍の前に来てBが拍の頭に来る弾き方があります。

せっかくなので、この曲を練習する際にどちらも習得してしまうとよいでしょう。

ペダル操作に関しては、スラーとスタッカートの位置をよく見極めることで余裕を持てるようになります。

ぜひ参考にしてみてください。