【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】
1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。
おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。
こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。
ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!
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【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(61〜70)
Call On MeDaniel Caesar

グランジ風のざらついたギターサウンドに、心地よいレゲエのリズムが絡み合う。
この独創的な音世界を展開するのは、カナダ出身のシンガーソングライター、ダニエル・シーザーさんです。
聖歌隊で培ったゴスペルをルーツに持ち、第61回グラミー賞で最優秀R&Bパフォーマンス部門に輝いた経歴を持つ実力派ですね。
2025年8月に公開された本作は、アルバム『Son of Spergy』からの一曲。
ここでは、身を削るほどの献身的な愛が描かれていますが、彼のソウルフルな歌声がそれを悲壮なものではなく、一つの純粋な愛情の形として昇華させています。
これまでのイメージを覆すような生々しいサウンドは、オルタナティブな音楽を求めるリスナーの心にも響くはずですよ!
I Need HerBryson Tiller

トラップ・ソウルの旗手として知られるブライソン・ティラーさんが、2025年10月にリリースした二部作アルバム『Solace』からの1曲です。
プロデューサーのチャーリー・ヒートさんとタッグを組んだ本作は、90年代のR&Bを彷彿とさせるノスタルジックな音色と現代的なトラップのビートが絶妙に融合した仕上がりになっています。
切なさと渇望が交錯する歌詞世界は、大切な存在への強い思いを音楽そのものに例えながら表現しており、彼が「音楽をセラピーとして扱っている」と語るように内省的で感情豊かです。
メロウでスタイリッシュなサウンドは、静かな夜にひとり聴き入りたくなる魅力がありますね。
Pretty Promises,Kali Uchis, Mariah The Scientist

コロンビアにルーツをもつシンガー、カリ・ウチスさんと、アトランタ出身のシンガーソングライター、マライア・ザ・サイエンティストさんがコラボレーションした楽曲が2025年10月にリリースされました。
本作はカリ・ウチスさんの5枚目のアルバム『Sincerely』の拡張版『Sincerely: P.S.』に収録されたナンバーで、ドリーミーな音像のなかで「約束」と「言葉の重み」をテーマに二人が歌い交わす内容となっています。
レトロなソウルの質感とモダンなR&Bが融合したサウンドは、聴く人の心に静かに寄り添うような優しさに満ちていますね。
アトランタ公演では、マライアさんがステージに登場して本作を披露するというサプライズもあり、会場は大きな盛り上がりを見せました。
誰かとの約束や信頼について考えたいときに、そっと背中を押してくれる1曲です。
CAOSMiguel

カリフォルニア出身のR&Bシンガー、ミゲルさん。
2012年のアルバム『Kaleidoscope Dream』収録曲「Adorn」でグラミー賞を受賞し、その後も独自の音楽性で聴衆を魅了し続けてきた彼が、2025年10月に約8年ぶりとなる5作目のスタジオアルバム『Caos』をリリース、その表題曲はこれまでのスムースなR&Bサウンドから一転、グランジやオルタナティブロックの要素を大胆に取り入れた挑戦的な仕上がりとなっています。
混沌の中での再生と内面的な葛藤を音で表現したという本作は、歪んだギターやノイズを効果的に使いながらも、彼の美しいボーカルが見事に全体をまとめあげていますね。
過去のヒット曲の再現を拒み、新たな地平を切り拓こうとする彼の強い意志が感じられる作品です。
if. (spring in new york)Brent Faiyaz

現代的なR&Bで高い評価を得ているシンガーソングライター、ブレント・ファイアズさん。
2022年に公開されたアルバム『Wasteland』が全米チャートで2位を記録するなど、現在のシーンで絶大な支持を集めるアーティストですね。
そんな彼の新曲が、こちらのアルバム『ICON』からの先行曲。
この楽曲は「都市と季節」をテーマにした連作のひとつで、霞がかったコーラスとミニマルなビートが心地よい、彼らしいアトモスフェリックなスロージャムに仕上げられています。
関係が始まる前の「もしも」という繊細な感情の揺らぎを、春のニューヨークの情景に重ねて描いているようですね。
都会の夜の静けさや、少し感傷的な気分に浸りたい時にぴったりの作品が好きな方におすすめです。
Man I NeedOlivia Dean

アデルさんらを輩出した名門校出身で、UKソウルシーンで注目を集めるオリヴィア・ディーンさん。
彼女が2025年8月に発表したこちらのナンバーは、自信に満ちたメッセージが輝くポップチューンです。
躍動感あふれるリズムに、ハチミツのように甘いハーモニーが溶け込む、まさに「ポジティブの稲妻」のような仕上がり。
本作では、自分が望む愛を堂々と求める力強いテーマが歌われており、踊り出したくなるような楽しさがありますね。
セカンドアルバム『The Art of Loving』からの先行シングルで、UKチャートでは10位以内にランクインするなど非常に注目を集めています。
ネオソウルやR&B好きならぜひチェックしてみてください!
Let Me Love YouAmber Mark

ジャマイカとドイツにルーツを持ち、R&Bやソウルを基軸に多彩な音楽性を融合させるシンガーソングライター、アンバー・マークさん。
2022年1月にリリースしたアルバム『Three Dimensions Deep』も絶賛された彼女が、待望の新作『Pretty Idea』からの先行シングルを公開しています。
この楽曲は、ディスコ風のきらびやかなシンセと軽快なリズムが特徴で、彼女のささやくようなボーカルが重なるプロダクションが見事ですね。
本作では、ただ一途に相手を愛したいと願うストレートな気持ちが歌われており、その情熱が聴き手の心を揺さぶります。
気分を上げたい休日のドライブなどにぴったりな、新たな門出を祝うにふさわしい名曲ですよ。






