【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】
1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。
おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。
こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。
ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!
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【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(71〜80)
Before MidnightA.K.A

フィリピン出身の期待の新星ポップ・R&Bアーティスト、アイカさんが2025年5月に甘美な新曲をリリースしています。
TikTokでのカバー動画がバイラルヒットしデビューを果たした彼女は、2024年6月の「Leave a Message」、同年10月の「Coffee」に続き3作目となるオリジナル楽曲を発表。
タイトルから一見ロマンチックなラブソングと思いきや、実際は別れ際の心情を歌った失恋ソングという点が興味深いですね。
柔らかなR&Bテイストのポップチューンに乗せた切ない歌詞と、実姉との共同プロデュースによる洗練されたサウンドが魅力的。
恋の終わりを前向きに受け入れたい時にぴったりの一曲です。
peter pan.Brent Faiyaz

アルバム『Wasteland』が全米チャート2位を記録したことでも知られる、アメリカの大人気R&Bシンガー、ブレント・ファイアズさんの新たな一曲です。
大人になることへの葛藤と恋人への愛情、その狭間で揺れる心を永遠の少年の物語になぞらえて歌い上げています。
もしそばにいられたなら心から愛せるのに、という切ない想いが、彼の繊細な歌声と温かなサウンドに乗って胸に響きますよね。
同時リリースされた自信に満ちた楽曲『Tony Soprano』との見事な対比で、アーティストの多面的な魅力が伝わってくるようです。
大切な人との距離感に悩んでいる時に聴くと、きっと心に寄り添ってくれるはずですよ。
When I Get Home (feat. Wale)4Batz

アメリカはテキサス州ダラス出身、2023年の活動開始からそのミステリアスな雰囲気と繊細な歌声でR&Bシーンにて注目を集めているフォーバッツさん。
彼が2025年6月にリリースした、ベテランラッパーのウォールさんを迎えたナンバーは、ムーディかつチョップド&スクリュードを彷彿とさせるプロダクションが光るミディアムバラードとなっていますよ。
本作で描かれるのは、深夜の告白にも似た愛や後悔、そして関係の再構築への切実な思いで、聴く者の心を掴んで離しません。
2025年のiHeartRadio Music Awardsで「Best New R&B Artist」を受賞するなど、その勢いは増すばかり。
大切な人との関係を想う夜に、じっくりと味わってほしい一曲ですね。
HARD TRUTHSUMI & 6LACK

現代のR&Bシーンにおける人気シンガーソングライター、日本人の血も引くUMIさんと人気ラッパーの6LACKさんが奇跡のコラボレーション。
ネオソウルとオルタナティブR&Bを融合した本作は、自己認識や人間関係の複雑さを見事に表現しています。
UMIさんの透明感のある歌声と6LACKさんの深みのあるラップが見事な調和を生み、静謐でありながら心に響くサウンドスケープを作り出しています。
2025年5月9日にEpic Recordsからリリースされた本作は、UMIさんにとってEpic Records移籍後初のシングルとなります。
洗練されたミニマルな808ドラムと深いベースラインが印象的で、自分自身と向き合いたい時や、静かな夜のドライブのお供にぴったりな一曲となっています。
The MoodFLO x Kaytranada

ロンドンの注目R&BトリオFLOと、カナダ出身のプロデューサー、ケイトラナダさんによるグルーヴィーなナンバーです。
デビューアルバム『Access All Areas』でUKチャートTop3入りしたFLOと、2021年のグラミー賞で2部門を制したケイトラナダさんの才能が融合。
心地よいハウスビートとシャッフルドラムの上を、FLOの艶やかなハーモニーが軽やかに駆け抜けます。
この楽曲が描くのは、気分が乗らない夜の正直な気持ち。
「今はそういう気分じゃない」という繊細な本音も、お洒落なサウンドに乗せると、自分を大切にするクールな意思表示に聞こえてくるから不思議ですよね。
夏の夜、一人でリラックスしたい時や、友人との気ままなドライブのお供に聴けば、ありのままの自分を肯定できるような気持ちにさせてくれるかもしれません。
Next To YouErykah Badu & The Alchemist

ネオソウルの女王として君臨し続けるテキサス出身のエリカ・バドゥさんと、ニューヨークを拠点とするヒップホップ界の巨匠アルケミストさん。
この夢のタッグによる楽曲は、バドゥさんならではのスピリチュアルで魂に響く歌声が、アルケミストさんの温かくもザラついたビートの上を浮遊する、まさに「天上の音楽」と呼ぶにふさわしい仕上がりですよね。
愛する人の隣にいるという普遍的なテーマを、ここまで神秘的でドリーミーな世界観へと昇華させる手腕には驚かされます。
2025年6月からの日本ツアーに合わせて公開された本作は、夜更けに一人でじっくり浸るもよし、大切な人との時間に寄り添わせるもよし、ぜいたくな時間を演出してくれるはずです。
Really Wanna Be With YouDurand Jones & The Indications

ヴィンテージソウルの魂を現代に伝えるアメリカのバンド、デュラン・ジョーンズ&ジ・インディケーションズが手掛けたのは、心の痛みをダンスで乗り越えようとする切ないナンバー。
2025年6月に公開された4枚目のアルバム『Flowers』に収録された作品です。
「本当に一緒にいたい」と願う相手への断ち切れない想いを、悲しみとして嘆くのではなく、エレガントなグルーヴに乗せて昇華させる姿は、成熟した大人の感情そのものですよね!
一人静かに物思いにふけりたい夜、この滑らかなサウンドに身を委ねれば、感傷的な気分にそっと寄り添ってくれる気がしませんか?