【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】
1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。
おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。
こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。
ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!
- 人気のR&B。洋楽アーティストランキング【2025】
- 洋楽R&B人気ランキング【2025】
- 洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】
- 【2025年版】ノリのいい洋楽!最新ヒット曲、人気曲
- 【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
- 洋楽ヒップホップ人気ランキング【2025】
- 邦楽R&B人気ランキング【2025】
- 洋楽の最新ブラックミュージックの人気曲・流行曲
- 【2025】おすすめの洋楽R&Bラブソング・恋愛ソングまとめ
- R&Bの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
- 【2025】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ
- 【本日のR&B】往年のヒット曲多数!厳選プレイリスト
- 【日本のR&B】注目の名曲&新しい曲、Japanese R&Bの代表曲
【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(1〜10)
Risk It AllUSHER, H.E.R.

洋楽R&B界での大御所アッシャーさんと、才能あふれるグラミー賞受賞アーティストH.E.R.さんが夢のコラボレーションを果たしたことで話題の『Risk It All』。
このバラードは心を揺さぶる響きとなっており、日本でも2024年2月から公開予定の映画『The Color Purple』のサウンドトラック用に制作され、ピアノを基にしたシンプルな曲構成が2人の歌声を際立たせています。
愛とリスクについてのまっすぐな歌詞は感動を呼び、きっと聴く人の心に響くでしょう。
ぜひその豊かなハーモニーを体験してみてください!
Supposed To Be My LoverNEW!Roy Woods

カナダはトロント近郊、ブランプトン出身の実力派シンガーであるロイ・ウッズさん。
ドレイクさんが率いる名門「OVO Sound」の看板アーティストとして、冷ややかな空気感とダンスホールのリズムを融合させた独自のスタイルで人気を博してきました。
そんな彼が2025年11月に発表したEP『Flower City Heartbreak』に収録されている本作は、約2分半という短い尺の中に、恋人であるはずの相手への未練と自己疑念が入り混じる複雑な心情を凝縮したR&Bナンバー。
2023年のアルバム『Mixed Emotions』を経て、より内省的な表現へと深化したロイさんらしい一曲なのですね。
秋の夜長に一人、答えの出ない関係に思いを巡らせたい時に聴くと、その切ない歌声が心に染み入ることでしょう。
SIMPLE THINGSNEW!Ne-Yo

2000年代からR&Bシーンの第一線を走り続け、グラミー賞受賞歴も持つシンガーソングライター、ニーヨさん。
洗練されたメロディセンスで知られる彼ですが、2025年11月に公開された『SIMPLE THINGS』では、カントリー・ミュージックの聖地ナッシュビルでの制作に挑戦しています。
デビュー当時の名曲『So Sick』から20年というキャリアの節目を飾る本作は、富や名声よりも大切な人との穏やかな時間が人生を豊かにすると説く、心温まるミディアム・ナンバーですね。
アコースティックな音色と彼の甘い歌声が調和し、ジャンルを越えた普遍的な愛を感じさせます。
グランド・オール・オプリでの初パフォーマンスも話題となりました。
心落ち着く音楽を探している方にオススメの一曲です。
【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(11〜20)
IDK (ft. Zlatan)WizKid

ナイジェリアの音楽に新たな息吹をもたらすワイズキッドさんと、地元ナイジェリアで活躍するザラタンさんが味わい深いコラボレーションを展開しました。
『IDK』は一般的なR&Bでは留まらず、アフリカの豊かな文化と現代の流行が融合したユニークな楽曲となっています。
ワイズキッドさんの音楽的な多様性と創造性が光る2023年12月リリースの「Soundman 2 (S2)」からの1曲で、プロデュースはエレメントズさんが手掛けています。
成功への渇望や人生の喜びをテーマにしたリリックは、グローバルなリスナーにも響くと確信しています。
Big DaddyNEW!Tems

ナイジェリアの音楽が世界を席巻する中、その中心的な存在として輝き続けているのがテムズさんです。
2025年11月にサプライズで公開されたEP『Love Is A Kingdom』に収録されている『Big Daddy』は、アフロビーツとR&Bを融合させたバウンシーな一曲となっていますね。
口先だけの相手を皮肉る歌詞と、彼女特有の深みのある歌声が絶妙に絡み合い、聴くたびに強気なパワーをもらえる素晴らしい仕上がりです。
2024年のアルバム『Born in the Wild』に続く本作は、グラミー賞など数々の栄誉を手にした彼女の余裕さえ感じさせます。
自信を取り戻したい時や、気分を上げたいドライブのBGMとしてもうってつけのナンバーと言えるでしょう。
Out The WindowKehlani

カリフォルニア州オークランド出身のR&Bシンガーとしてトップクラスの人気を誇るケラーニさん。
2025年の11月にリリースされたこの楽曲は、崩壊寸前の関係を引き止めようとする切実な思いを綴ったR&Bバラードです。
遅すぎた反省と、深夜の放浪や半分の真実といった過去の過ちへの後悔。
それらすべてを窓の外へ投げ捨てて、もう一度やり直したいという覚悟が、ため息混じりのボーカルと2000年代初頭を思わせるエレピの音色に乗せて歌われています。
プロデュースはアントニオ・ディクソンとクリス・リディック=タインズが担当。
全米トップ10入りを果たした『Folded』に続く2025年の2曲目のシングルで、次作アルバムへ向けた内省的な一篇として機能していますね。
未練と贖いの物語を身近な言葉で紡ぐ彼女の真摯な歌声が、耳元で囁くような距離感で響く仕上がりです。
Truth or DareTyla

2023年12月1日にリリースされたTylaさんの新曲『Truth or Dare』は、AmapianoとAfrobeatsに根ざしたサウンドが印象的なナンバーです。
さりげなく90年代、00年代のR&Bのエッセンスを取り入れ、成熟した楽曲に仕上がっています。
曲自体は3分10秒と短いながらも、感情を通り越してリスナーの心に強く響く力があります。
Tylaさんの透き通るボーカルと、確かな自己表現が感じられる歌詞が美しく調和しており、聴く人を惹きつける魅力に満ちていますよ。






