最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介
一口にテクノミュージックと言っても、その実態は相当詳しい方でないと、なかなかつかみづらいジャンルでもありますよね。
EDMやディープハウス、エレクトロポップにエレクトロニカとサブジャンルを掘り下げればキリがありません。
こちらの記事では、広い意味でのダンス・ミュージックの最新ヒット曲や人気曲、まだあまり知られていない注目の楽曲までを幅広く紹介しています。
メロディアスなボーカル入りの楽曲も多く含まれますから、あまりテクノに興味がないという方もぜひチェックしてみてくださいね!
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最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介(61〜70)
leavemealoneFred again..

Fred again..さんが手掛け、Baby Keemさんとのコラボレーションが実現した『leavemealone』は、ひと聴きするだけで心を掴む力強いトラックです。
シカゴでのライブセットで初オンエアされ、その後もファンの間で話題を呼んだ曲です。
この曲では、Baby Keemさんの「South Africa」「Bullies」を巧みにサンプリング。
Fred again..さんの感性が存分に発揮されたドラム&ベースを基調とするサウンドは、聴く者を無条件にテクノの世界へ誘います。
また、今年はCoachellaでのヘッドラインやBrian Enoさんとのアンビエントアルバムリリースと、彼の活躍は止みません。
『leavemealone』は、その新たな魅力を示す1曲であり、テクノ好きでなくとも引き込まれること間違いなしです。
Baby again..Fred again..,Skrillex,Four Tet

ディレイという、やまびこのように音が反響するエフェクトが印象的な『Baby again..』。
2023年3月に発表されたこの曲は、DJで音楽プロデューサーのフレッド・アゲインさんによる人気ナンバーです。
ミニマルミュージックのような小さなフレーズの繰り返しをベースに、キャッチーなボーカルが入ってくるのが聴きどころ。
また本作は、前衛的なサウンドを得意とするDJのスクリレックスさんと、エレクトロニカのプロジェクトであるフォー・テットとコラボしています。
彼らの個性豊かなエッセンスも強く感じられて、思わずテンションが上がっちゃいますよ!
Hare RamLilly Palmer

1999年ドイツ生まれのリリー・パーマーさんが2024年2月16日にリリースした『Hare Ram』は、インドの豊かな文化と霊的な旅をテーマにしたテクノトラックです。
既にピークタイムテクノのカラフルな個性で知られるリリー・パーマーさんですが、本作ではインドの歴史やマントラを用いたボーカルとサイケデリックトランスを融合させ、新しい領域を探求。
夫であるエグバードさんとの共同制作は、彼女の音楽的ルーツとインドでの経験から大きなインスピレーションを得ています。
この曲は、幻想的なサウンドスケープで聴き手をインドのスピリチュアルな旅へと誘い、ダンス音楽の枠を超えた体験を提供してくれます。
インド文化への深い敬愛を表現しながら、ユニークなサウンドを追求するリリー・パーマーさんの挑戦が光る一作です。
どこか神秘的な雰囲気の中でリラックスしたい時、または深い瞑想のサポートとしてもオススメですよ!
Blackout (Original Mix)AIROD

フランス・パリを拠点とするエアロッドさんがテクノシーンのさらなる高みを目指すことを体現した『Blackout (Original Mix)』は、2024年2月21日にリリースされました。
本作は、人々を激しくもメロディアスな旅へと引き寄せる、エアロッドさんの創造力と技巧の粋を集めた楽曲です。
このEPは、聴く人全てを圧倒する力強いドラム、レーザーのように鋭いシンセから成るサウンドスケープが特徴で、女性ボーカルの加わるモンスター級のカットが人間の魂を震わせます。
各トラックが異なるフレーバーを提供することで、幅広いテクノファンに新たな体験を提供することでしょう。
テクノの奥深さをまた違う角度から味わいたい方に、特にオススメしたい作品です。
エアロッドさんの才能が見事に発揮されており、音楽ファンならば見逃すことのできない一枚となっています。
StepDeborah De Luca

世界中のクラブで人気が急上昇中の、デボラ・デ・ルカさん。
彼女の楽曲は、ルーツであるラテンミュージックと、そのダークでアグレッシブなビートのハイブリッドサウンドがクセになるんですよ!
その中でも『Step』は、脳に直接響くようなひずんだキックがかっこいい曲。
途中で入るクラップ音やスネアのフレーズは音数が少なく、その「抜きの美学」を活かした楽曲はモダンでとてもクールです。
思わず何度も聴きたくなるような中毒性が高い曲ですよ!
Push Up (Main Edit)Creeds

少しミステリアスな雰囲気がただよう曲っていいですよね。
ということで紹介するのがCreedsの『Push Up』です。
こちらは弾むようなビートが心地よいテクノミュージック。
その特徴は大きく2つです。
まずは冒頭から最後まで、タイトルのフレーズがささやかれていること。
そのウィスパーボイスがどこか大人な印象を与えています。
もう一つの特徴は、曲の合間合間にピアノの音色が入ること。
そこでいったん曲を区切ることで、リズムの変化をわかりやすくしています。
Vois sur ton chemin (Techno Mix)BENNETT

かなりユニークな1曲といえるのが『Vois sur ton chemin (Techno Mix)』です。
こちらはドイツの音楽プロデューサー、ベネットさんが手掛けた楽曲。
彼はSNSを中心にノリノリサウンドを発信しているのですが、本作はやや異なったテイストです。
というのもこの曲は、映画『Die Kinder des Monsieur Mathieu』の劇中歌を、サンプリングしたものなんですよ。
オリジナルがクラシカルな雰囲気に対し、EMDに仕上げています。






