最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介
一口にテクノミュージックと言っても、その実態は相当詳しい方でないと、なかなかつかみづらいジャンルでもありますよね。
EDMやディープハウス、エレクトロポップにエレクトロニカとサブジャンルを掘り下げればキリがありません。
こちらの記事では、広い意味でのダンス・ミュージックの最新ヒット曲や人気曲、まだあまり知られていない注目の楽曲までを幅広く紹介しています。
メロディアスなボーカル入りの楽曲も多く含まれますから、あまりテクノに興味がないという方もぜひチェックしてみてくださいね!
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最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介(61〜80)
Vois sur ton chemin (Techno Mix)BENNETT

かなりユニークな1曲といえるのが『Vois sur ton chemin (Techno Mix)』です。
こちらはドイツの音楽プロデューサー、ベネットさんが手掛けた楽曲。
彼はSNSを中心にノリノリサウンドを発信しているのですが、本作はやや異なったテイストです。
というのもこの曲は、映画『Die Kinder des Monsieur Mathieu』の劇中歌を、サンプリングしたものなんですよ。
オリジナルがクラシカルな雰囲気に対し、EMDに仕上げています。
PumpChris Lorenzo

「これまでにない音楽だ」と口コミが広まっているのが、『Pump』です。
こちらはイギリスの音楽プロデューサー、クリス・ロレンゾさんが手掛けた作品。
その冒頭では数秒の沈黙ののち、低音のサウンドが流れ始めます。
そこから電子音などが加わり、じょじょにサウンドが加速していきます。
そして最後には超高速になり、停止したのちサビに移ります。
このサビに向けて盛り上がれる構成が聴きどころです。
またラストに向けて何度か転調するので、常に新鮮な気持ちで聴けるのも魅力ですね。
Push Up (Main Edit)Creeds

少しミステリアスな雰囲気がただよう曲っていいですよね。
ということで紹介するのがCreedsの『Push Up』です。
こちらは弾むようなビートが心地よいテクノミュージック。
その特徴は大きく2つです。
まずは冒頭から最後まで、タイトルのフレーズがささやかれていること。
そのウィスパーボイスがどこか大人な印象を与えています。
もう一つの特徴は、曲の合間合間にピアノの音色が入ること。
そこでいったん曲を区切ることで、リズムの変化をわかりやすくしています。
leavemealoneFred again..

Fred again..さんが手掛け、Baby Keemさんとのコラボレーションが実現した『leavemealone』は、ひと聴きするだけで心を掴む力強いトラックです。
シカゴでのライブセットで初オンエアされ、その後もファンの間で話題を呼んだ曲です。
この曲では、Baby Keemさんの「South Africa」「Bullies」を巧みにサンプリング。
Fred again..さんの感性が存分に発揮されたドラム&ベースを基調とするサウンドは、聴く者を無条件にテクノの世界へ誘います。
また、今年はCoachellaでのヘッドラインやBrian Enoさんとのアンビエントアルバムリリースと、彼の活躍は止みません。
『leavemealone』は、その新たな魅力を示す1曲であり、テクノ好きでなくとも引き込まれること間違いなしです。
SomebodyGotye, Kimbra, FISHER, Chris Lake, Sante Sansone

失恋の痛みと喪失感を描いた『Somebody That I Used to Know』。
そんな名曲をフィッシャーさんやクリス・レイクさんといった実力派DJがリミックスした『Somebody (2024)』が2024年2月9日にリリースされました。
オリジナルのメロディーを活かしつつ、ダンサブルなテクハウスにアレンジされた本作は、Ultra MiamiやParklifeといった大型フェスティバルでも演奏される予定だとか。
原曲の感動的な歌詞が持つメッセージ性はそのままに、クラブでも存分に楽しめる作品に仕上がっています。
EDMファンの方はもちろん、オリジナル・バージョンのファンの方にもオススメです。
MothsRY X

オーストラリア出身のシンガーソングライター、ライ・Xさん。
ミニマルで感情的なポップやインディー・ロックの要素を持ち、深いエモーションと静寂の中に力強さを感じさせるスタイルが特徴です。
本作は、深い感情と象徴的なイメージが交錯する内容となっており、「蛾」というイメージを用いて、恋愛や感情の複雑さを描いています。
音楽的にはミニマリスティックなアレンジとライ・Xさんの独特なボーカルスタイルを特徴としており、アンビエントな雰囲気が聴く者に静かな中にも激しい感情の流れを感じさせます。