最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介
一口にテクノミュージックと言っても、その実態は相当詳しい方でないと、なかなかつかみづらいジャンルでもありますよね。
EDMやディープハウス、エレクトロポップにエレクトロニカとサブジャンルを掘り下げればキリがありません。
こちらの記事では、広い意味でのダンス・ミュージックの最新ヒット曲や人気曲、まだあまり知られていない注目の楽曲までを幅広く紹介しています。
メロディアスなボーカル入りの楽曲も多く含まれますから、あまりテクノに興味がないという方もぜひチェックしてみてくださいね!
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最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介(41〜50)
The Loss Of HopeInnellea

2010年代後半からブルーノ・マーズさんやザ・ウィークエンドさんを筆頭にリバイバルブームが起こりました。
特に1980年代の音楽性が見直されることが多く、現在はシンセポップやシンセウェイヴというかつての覇権を握ったジャンルが人気を集めています。
電子音楽もそういったムーブメントが発生しており、こちらの『The Loss Of Hope』はシンセウェイヴを感じさせる個性的なメロディーに仕上げられています。
ただただリバイバルブームに乗っかっているわけではなく、ビルドアップでは攻めた構成を取っているなど、挑戦的な意気込みも感じさせる1曲です。
OpakJAKOJAKO

DJのジャコジャコさんによる『Opak』はサイケデリックな雰囲気が魅力的。
弾けるようなキックと透明感のあるシンセサイザーのコードで始まるこの曲は、アンビエントな雰囲気がたまりません!
まるでヒーリングミュージックのような雰囲気のイントロですが、そこからアグレッシブに急変…というわけではないんです。
ダンスチューンとしてはレアなこの曲調が最後まで続き、今までに味わったことないような音楽体験をもたらしてくれますよ!
Hung Up (Mike & Me x Pessto Edit)Madonna

2020年代あたりからポップ・シーンでは1980年代のシンセ・ポップやニューウェイブといったジャンルを取り入れた新しい音楽性が、本格的に注目されるようになりました。
そんな現代のトレンドにピッタリな作品が、こちらの『Hung Up (Mike & Me x Pessto Edit)』。
マドンナさんの代表的な作品なのですが、原曲の明るい雰囲気とは違い、スタイリッシュでディープな雰囲気に仕上げられています。
リミックスが好きな方はぜひチェックしてみてください。
Gloomy HeartNNHMN

テクノミュージックというとダンスナブルなイメージも強いですよね。
そこでダウナーな曲も紹介しようと思います。
音楽ユニット、NNHMNが心の闇をテーマに手掛けたのが『Gloomy Heart』です。
こちらはシンセサイザーの怪しげなサウンドに合わせて、断片的なフレーズを伝えていく内容に仕上がっています。
そして曲を通して聴いた時に、NNHMNの伝えたいメッセージがわかるはずですよ。
ちなみに他にもさまざまなテイストの曲をリリースしているので、いろいろと聴いて比較しても楽しめると思います。
We Don’t NeedPiero Pirupa

最近の音楽シーンはポップミュージックであってもドロップを使うようになってきました。
ドロップとは電子音楽におけるサビのようなもので、その楽曲を代表する印象的なリフが登場します。
このブームを作ったのは確実に電子音楽と言えるでしょう。
そんなドロップですが、ビルドアップという前フリのようなパートがなければ、魅力も半減してしまいます。
こちらの『We Don’t Need』は、そのビルドアップが非常に個性的な作品です。
1970年代のファンクミュージックのようなビルドアップから現代的なドロップへ移行する構成は強烈なインパクトを持っています。
MovingLove Regenerator, Eli Brown, Calvin Harris

世界的な知名度を持つスコットランド出身の音楽プロデューサーである、カルヴィン・ハリスさんと、俳優としても活躍しているDJのイーライ・ブラウンさんによる作品、『Moving』。
この作品にはもう1人、ラブ・リジェネレイターというアーティストが共演していますが、これはカルヴィン・ハリスさんの別名義です。
音楽性は1990年代や2000年代の王道のハウス・ミュージックに仕上げられています。
ノリノリになりたい方は、ぜひチェックしてみてください。
The Age Of Love (Charlotte de Witte & Enrico Sangiuliano Remix)Age Of Love

純然たる新曲ではありませんが、2021年という時代にこの色あせないダンス・クラスックのリミックスが発表されるということは意義深いものがある、と言えるのではないでしょうか。
2020年度の「Alternative Top 100 DJs」において、No.1に選ばれた人気テクノDJのシャーロット・デ・ウィッテさんと、イタリアはミラノを拠点とする若手DJにして、シャーロットさんのパートナー絵もあるエンリコ・サンジュリアーノさんによるこちらのリミックスは2021年の8月に発表されました。
『The Age Of Love』は初期のテクノ・シーンにおける不朽の名作であり、オリジナルは1990年にリリースされています。
2020年の2月からアイデアはあったそうですが、世界的なロックダウン後に本格的な作業が始まったとのこと。
オリジナル・バージョンに敬意を表しつつ、20年代の空気感を落とし込んだ手腕に脱帽です。






