最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介
一口にテクノミュージックと言っても、その実態は相当詳しい方でないと、なかなかつかみづらいジャンルでもありますよね。
EDMやディープハウス、エレクトロポップにエレクトロニカとサブジャンルを掘り下げればキリがありません。
こちらの記事では、広い意味でのダンス・ミュージックの最新ヒット曲や人気曲、まだあまり知られていない注目の楽曲までを幅広く紹介しています。
メロディアスなボーカル入りの楽曲も多く含まれますから、あまりテクノに興味がないという方もぜひチェックしてみてくださいね!
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最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介(21〜30)
TatakiArgy

ギリシャのDJ、アーギーさんの『Tataki』はシンセサイザーを使ったイントロのシーケンスフレーズが病みつきになってしまう一曲です。
曲が始まってしばらくすると、イントロのシーケンスフレーズと同じリズムで男性の声をサンプリングしたような不気味な音が聴こえてきます。
加えて中盤ではギターのフィードバックのような音も加わってきて、少しずつ増えてく音に思わずスリリングな気持ちになってしまうんです!
ダークなテクノが好きな方にはイチオシですよ。
ProudQrion

北海道は札幌市出身、現在はサンフランシスコを拠点として活躍している注目の女性音楽プロデューサーであるQrionさん。
高校生の頃から音楽制作を開始、2016年にはアメリカに移住してグローバルな活動を続け、2020年にはForbes Japanの「30 UNDER 30 JAPAN 2020」に選出されるほどの評価を得ている若き才能が2021年10月に待望のデビュー・アルバム『I Hope It Lasts Forever』をリリースしました。
本稿で紹介している『Proud』は、同作の収録曲で2021年11月にMVが公開された楽曲です。
北海道での映像をふんだんに盛り込んだ、彼女にとっての郷愁を感じさせる映像作品と、シンプルな4つ打ちでクールに展開していくサウンドの中で、レディソウル好きには知られた存在のデニース・ウィリアムスさんが1983年に発表した楽曲『I’m So Proud』をサンプリングするというセンスがお見事!
Take ControlKREAM

ノルウェー出身のエレクトリック・デュオ、クリーム。
兄弟で結成されたデュオで、ハウス、ディープ・ハウス、ダンス・ポップといった音楽性をメインとしています。
そんな彼らの作品のなかで、特にオススメしたい作品が、こちらの『Take Control』。
非常に重いディープ・ハウスに仕上げられており、聴く部分によってトランスのようにも聴こえます。
ヘヴィーな電子音楽が好きな方にとっては、たまらない一曲ではないでしょうか?
Spicy feat. GingerBoris Brejcha

淡々とした曲調なのに、不思議と表情豊かな音像に感じてしまいます。
自身の音楽性を「ハイテクミニマル」と表現するドイツの音楽プロデューサー、ボリス・ブレッチャさんの楽曲です。
ビートをアンビエントなシンセフレーズで包み込んだ音像、聴けば聴くほどに味わい深くなります。
切なく響くピアノの音色も印象的。
ノれる、アガるエレクトリックダンスチューンとはまた違う、どこか哀愁がただようアーティスティックなテクノミュージックです。
Blackbox Life Recorder 21fAphex Twin

イギリスのテクノミュージシャン、エイフェックス・ツインさん。
彼はさまざまな音楽イベントで会場を盛り上げているので、知っている人も多いでしょう。
そんな彼が2023年にリリースした楽曲が、『Blackbox Life Recorder 21f』です。
タイトルからしてクールな印象ですよね。
そしてサウンドはドラムをベースにしつつ、どこかエキゾチックな印象に仕上げています。
同時にリリースされた『zin2 test5』はサイケデリックな曲なので、比較しつつ聴いてみるのも楽しそうです。
ALLNIGHTRetroVision & Guy Arthur

フランス出身のプロデューサー兼DJのレトロヴィジョンさんとポーランドのスター、ガイ・アーサーさんが2025年にリリースしたコラボレーション楽曲です。
エネルギッシュで高揚感のあるフューチャーハウスが基調となり、明るくポップなサウンドとメロディックなプロダクションが融合した魅力的な楽曲に仕上がっています。
本作は、両アーティストにとって初の共同制作となる意欲作で、2025年1月には新宿・ZEROTOKYOで行われたレトロヴィジョンさんの来日公演でも披露されました。
ダンスフロアで体を揺らしながら一晩中楽しみたい方や、ポジティブなエネルギーを求めている方にぴったりの1曲となっていますよ。
vendetta!MUPP

腹に響くような重低音がきいたキックのサウンドがクセになる、MUPPさんの『vendetta!』。
復讐を意味するタイトルの通り、この曲は恨みを表現したようなダークな雰囲気と怪しいサウンドが魅力的です。
4つ打ちのキックを主体にしつつも、ブレイクでは映画などのセリフをサンプリングしたフックが入って飽きない展開になっています。
全体的に複雑なリズムを使わないストレートな曲調なので、テクノ初心者にもオススメですよ!