最新のテクノミュージック|2026年のトレンドを紹介
一口にテクノミュージックと言っても、その実態は相当詳しい方でないと、なかなかつかみづらいジャンルでもありますよね。
EDMやディープハウス、エレクトロポップにエレクトロニカとサブジャンルを掘り下げればキリがありません。
こちらの記事では、広い意味でのダンス・ミュージックの最新ヒット曲や人気曲、まだあまり知られていない注目の楽曲までを幅広く紹介しています。
メロディアスなボーカル入りの楽曲も多く含まれますから、あまりテクノに興味がないという方もぜひチェックしてみてくださいね!
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最新のテクノミュージック|2026年のトレンドを紹介(121〜130)
SolaceBatu

ブリストル・サウンドと呼ばれる先鋭的な音楽を鳴らす多くの才能を生み出した土地、イギリスはブリストルを拠点とするBatuさん。
「Timedance」というレーベルの主催者でもある彼が、2022年の4月に待望のデビュー・アルバム『Opal』をリリースしました。
本稿で取り上げている『Solace』はアルバムに収録されている楽曲で、実験的なR&B系アーティスト、サーペントウィズフィートさんのボーカルをフィーチャーした幻想的かつディープかつダビーな音像が印象深いトラック。
真夜中に1人、ヘッドホンで聴いたらどこか別の世界へと連れて行ってくれそうな雰囲気がたまらないですね!
PurposeBlasterjaxx & Maddix

いくつもの細かいジャンルがある電子音楽ですが、なかでもトランスはさまざまなジャンルが生まれています。
音楽はジャンルの細分化が始まると徐々に源流となる親のジャンルの本質から遠ざかる傾向にありますが、トランスだけは例外で、どんなジャンルも覚醒を起こすようなバキバキのドロップが登場します。
こちらの『Purpose』はそんなバキバキのトランスを味わいたい人にオススメの作品です。
特に最後のビルドアップとドロップがすさまじいので要チェック!
Just Can’t Get EnoughChannel Tres

一つのフレーズを繰り返す曲って、耳に残りますよね。
ノリのいい曲が多いので、好きな方も多いのではないでしょうか。
そこで紹介したいのが、『Just Can’t Get Enough』。
こちらはアメリカのラッパー、チャネル・トレスさんの作品です。
シンセサイザーのメロディーと、彼のフロウが絶妙にマッチしています。
ですが、やはり印象に残るのは同じフレーズを繰り返すサビ部分です。
一度聴いたら、耳から離れなくなること間違いなしですよ!
実は韻の踏み方が素晴らしい曲でもあるので、ぜひその点にも注目してみてくださいね。
Apollo (Original Mix)Charlotte de Witte

ベルギーのDJ兼プロデューサー、シャーロット・デ・ウィッテさん。
彼はアシッドテクノと呼ばれるジャンルで特に人気のあるアーティストです。
アシッドテクノは、スケルチと呼ばれるベースシンセサイザーのレゾナンスというフィルターと、カットオフ周波数の値を大きく変化させたテクノミュージックのことなんですよ。
彼の『Apollo (Original Mix)』は、このアシッドテクノのテイストを活かしていて、一度ハマると抜け出せなくなるような中毒性がたまりません!
Roar (Original Mix)Charlotte de Witte

ベルギー出身のテクノDJ、シャーロット・デ・ウィットさんが2024年4月にリリースしたパワフルなトラック。
力強さとアドレナリンを象徴するこの楽曲は、激しいビートと繰り返されるリード音が特徴的です。
高いテンポで進行し、ボーカルサンプルが導入されると、さらに加速感が増します。
デ・ウィットさんは要素を巧みに操り、すでに激しいペースをさらに高めていきます。
本作は彼女のDJセットのハイライトとなっており、多くのファンに愛されています。
2024年のコーチェラフェスティバルのヘッドライナーセット直前にリリースされ、同フェスティバルでも演奏されました。
ダンスフロアで思い切り踊りたい方にぴったりの一曲です。
Beggin’Chris Lake & Aluna

テクノミュージックシーンを代表する音楽プロデューサーの1人、クリス・レイクさん。
彼とイギリスのシンガー、アルーナさんがコラボを果たしているのが『Beggin』です。
こちらはラテンの雰囲気が漂うミドルテンポの曲に仕上がっています。
そして、歌詞は一見、純真無垢なものの、実はしたたかな女性の恋愛を描く内容です。
そのカッコいい雰囲気に酔いしれてみてください。
それから、ウィスパーボイスと高音を使い分けて、メリハリを利かせているのも魅力です。
PantomimeCigar Cigarette ft. Naeem

グラミー賞に輝くなど多くの実績を残している音楽プロデューサー、クリス・マクラフリンさん。
彼の待望のデビューシングルが『Pantomime』です。
こちらは日常生活の中でひらめいた楽曲なんだそうで、都会の閉塞感や似たような日々を繰り返す人たちに向けたメッセージが込められています。
ボーカルとして参加しているナイームさんの語り掛けるような歌唱、その背景でなっている金属音などに注目しつつ聴いてみてください。
Dolgoch TapeClark

少しクールダウンしたいという時には、『Dolgoch Tape』もオススメです。
こちらはイギリスの音楽プロデューサー、クラークさんが、レディオヘッドのボーカルとして知られるトム・ヨークさんと共同で手掛けた作品。
メロウでレトロな雰囲気のトラックに合わせて、孤独や一人で悶々と悩む様子を描いています。
ただし曲のラストには明るい結末が用意されていますよ。
落ち込んでいる時に聴けば元気をもらえるかもしれませんね。
So Much In LoveD.O.D

世界的に評価されている音楽プロデューサーのD.O.Dさん。
日本でも高い人気を誇っていますよね。
そんな彼が2023年にリリースしバズっているのが『So Much In Love』です。
こちらはタイトルの通り、恋愛をテーマにした1曲。
高音域の女性の歌声にレトロな印象のトラックを合わせ、ノスタルジーな印象を演出しています。
また歌詞はカップルがよりを戻す様子を描いているので、聴いているとこちらも温かい気持ちになれます。
ArrowDAPHNI

カナダを代表するエレクトロ・ミュージシャン、ダン・スナイスさん。
複数の名義を持っている彼ですが、最近、ダフニ名義でアルバム『Cherry』をリリースしました。
本格的かつハイセンスな楽曲に定評のある彼。
アルバムと同名のリード・シングルが公開されたときは大きな話題を呼びましたね。
こちらの『Arrow』は収録曲の1つで、キレの良いスムーズなハウスに仕上げられています。
シンプルな構成でありながら、リスナーを引き込む魅力をもったこの作品は、彼の作曲能力の高さを味わうには持ってこいの作品と言えるでしょう。
最新のテクノミュージック|2026年のトレンドを紹介(131〜140)
Stream StateDJ Gigola

何かのメッセージを吐息まじりにささやくイントロが強烈な『Stream State』。
この曲は、女性DJのジゴラさんが放つインダストリアルなナンバー。
途中にメロディアスなパートはなく、ひたすら無機質な打ち込みサウンドとウィスパーボイスだけの世界。
印象的なドロップパートや大きなリズムチェンジもありません。
しずみこむような低音が特徴的なビートでひたすら進むので、その非人間的な曲の雰囲気がクセになりますよ!
Chaos EnergyDaniel Avery

2021年にリリースされたアルバム『Together in Static』から1年数カ月、2022年の11月に早くも新作『Ultra Truth』を発表する英国の人気プロデューサー兼コンポーザー、ダニエル・エイヴリーさん。
あのアンドリュー・ウェザオールさんが絶賛したDJとして確かな実力が評価されているダニエルさんですが、コンポーザーとしての才能も過去にリリースされたオリジナル・アルバムを聴いている方であれば誰もが理解していることでしょう。
そんなダニエルさんが2022年5月に発表した楽曲『Chaos Energy』は、HAAIさんにKelly Lee Owensさんといった先鋭的な電子音楽家のボーカルをフィーチャー、古き良きIDM的なサウンドを思わせながらも独自の美学に彩られた幻惑の音像に心を奪われてしまいますね。
AIテクノロジーを駆使して作成されたというMVも、合わせてチェックしてみてください!
SweatESSEL

テクノミュージックには、クラブで盛り上がる様子を描いた曲が多いですよね。
そんな中、少し変わった内容で注目を集めているのが『Sweat』です。
こちらはイギリスの新世代音楽プロデューサー、エッセルさんがリリースした作品。
すでに話題で、音楽チャートでも上位にランクインしているんですよ。
曲中ではクラブで盛り上がった次の日の朝の倦怠感を描いています。
速いテンポのサンドは、混乱する脳内を表現しているともとれますね。
Passionfruit (feat. John Carroll Kirby)Elkka

ウェールズ出身のエルッカさんが、2024年1月17日にリリースした『Passionfruit (feat. John Carroll Kirby)』は、非言語的なコミュニケーションを感じさせる探究的なインストゥルメンタルの楽曲です。
このトラックは、彼女が即興で作り上げ、ジョン・キャロル・カービーさんがフィーチャリングしたことで、深い感情的なつながりを示しています。
音楽的にはディープハウスやエレクトロニックの影響が強く、9分間の長さがあるにもかかわらず、聴き手を飽きさせない魅力があります。
この楽曲を通じて、エルッカさんは女性としての官能性と自由を大胆に表現し、リスナーに深い印象を残しています。
ロンドンの夜、ゆっくりとスピリットを高めたい時や、心を落ち着かせたい時に最適な楽曲ですよ。
Just Feels TightFisher

コミカルなMVにもひかれてしまう、なんだか楽しくなってくる作品です。
オーストラリア出身の音楽プロデューサー、フィッシャーさんの楽曲『Just Feels Tight』。
ビートとベースラインを軸に展開されるとてもシンプルなサウンドアレンジなんですが、聴いているうちいつのまにか世界観に取り込まれます。
飽きが来ないというか、いつまでも聴ける感じがテクノの良さの一つですよね。
ほら、フィッシャーさんが「一緒にエアロビクスしよう」と誘っていますよ。
IT’S A KILLAFISHER & Shermanology

ジャズというと多くの方がアナログやアコースティックといったイメージを抱くと思います。
たしかにそういった楽曲が多いジャズですが、もちろん電子音楽として発展しているジャンルもあります。
パロヴ・ステラーさんによって発展したエレクトロスウィングというジャンルは、ジャズと電子音楽をミックスさせた代表的なジャンルで、ヨーロッパの方では非常に高い評価を集めています。
こちらの『IT’S A KILLA』は、そんなエレクトロスウィングの魅力とオールドスクールなハウスの魅力を両立させた楽曲です。
RedemptionFJAAK

ベルリンを拠点に活動しているエレクトロニックミュージックデュオ、フィアーク。
アナログ機器を駆使した制作手法で、テクノを軸にした独自のスタイルを確立しています。
こちらの楽曲は、アルバム『FJAAK 011』に収録されており、特にアシッドテクノの要素が強く感じられる作品です。
強烈なビートとミニマリストな構造が印象的で、社会の混乱を描写するボーカルサンプルが狂気的な雰囲気を演出しています。
2024年3月にリリースされたこの曲は、フィアークならではの深い感動を聴き手に与えてくれます。
内面の旅や自己発見をテーマにした、印象的な音楽ビデオにも注目です。
Debora De Luca ft EvangeliaFOTIA

今から10年ほど前の電子音楽は、複雑で音の多い派手なドロップが好まれていました。
ハウスやトランスにもそういったムーブメントがありましたが、特にEDMはとにかく派手なドロップが多かったですね。
現在はというと、そういった時代がウソのようにも思えるほどシンプルなドロップが好まれています。
こちらの『Debora De Luca ft Evangelia』はそんなシンプルなドロップを極めた作品です。
とにかく音の少ない構成なのですが、だからといって無機質というわけではなく、どこか色味を感じさせる曲調に仕上げられています。
Melodic TechnoFULLJOS

フルヨスはグラナダ出身のDJ、プロデューサーです。
キャリアの初めはパーティー・オーガナイザーとしてエレクトロハウス、ディープハウス、テックハウスや世界中のエレクトロニックミュージックをかけるパーティーを手掛けています。
タイトルにメロディック・テクノとある通り、メロディアスで展開もおもしろく、エレクトロニックミュージックに慣れていない方でも聴きやすい曲だと思います。
テクノミュージックに慣れていない方は、ぜひチェックしてみてください。
Melodic Techno, Pt. 2FULLJOS

スペインを拠点に活動しているDJ、フルヨスさん。
さまざまなジャンルの電子音楽をリリースしている彼ですが、特にメロディアスなテクノを得意としています。
こちらの『Melodic Techno, Pt. 2』は、タイトルからも分かるように非常にメロディアスなテクノミュージックに仕上げられています。
トレンドの1980年代のサウンドも取り入れており、その雰囲気からはサイバーパンクやブレードランナーのような世界観を感じさせてくれます。



