最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介
一口にテクノミュージックと言っても、その実態は相当詳しい方でないと、なかなかつかみづらいジャンルでもありますよね。
EDMやディープハウス、エレクトロポップにエレクトロニカとサブジャンルを掘り下げればキリがありません。
こちらの記事では、広い意味でのダンス・ミュージックの最新ヒット曲や人気曲、まだあまり知られていない注目の楽曲までを幅広く紹介しています。
メロディアスなボーカル入りの楽曲も多く含まれますから、あまりテクノに興味がないという方もぜひチェックしてみてくださいね!
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最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介(71〜80)
FollowMartin Garrix & Zedd

1996年生まれ、現代EDM界の若手トップを走るオランダ出身のマーティン・ギャリックスさん。
2022年の4月には自身初となる「クラブミュージック」に特化したアルバム『Sentio』をリリースしたことでも話題を集めていますが、今回は先行シングルとして2022年3月に公開されていた楽曲『Follow』を紹介します。
ロシア生まれのドイツ育ち、超人気プロデューサー兼DJのゼッドさんとのコラボレーション楽曲で、ど派手なシンセのリフと耳に残る美しいメロディ・ラインはさすがの一言で、フロアで大音量で流されたら否が応でも踊り出してくなってしまうことは間違いありません!
実はギャリックスさんが自身の名義でアルバムをリリースること自体が初めてですから、楽曲を気に入った方はぜひアルバムもチェックしてみてくださいね。
Gloomy HeartNNHMN

テクノミュージックというとダンスナブルなイメージも強いですよね。
そこでダウナーな曲も紹介しようと思います。
音楽ユニット、NNHMNが心の闇をテーマに手掛けたのが『Gloomy Heart』です。
こちらはシンセサイザーの怪しげなサウンドに合わせて、断片的なフレーズを伝えていく内容に仕上がっています。
そして曲を通して聴いた時に、NNHMNの伝えたいメッセージがわかるはずですよ。
ちなみに他にもさまざまなテイストの曲をリリースしているので、いろいろと聴いて比較しても楽しめると思います。
We Don’t NeedPiero Pirupa

最近の音楽シーンはポップミュージックであってもドロップを使うようになってきました。
ドロップとは電子音楽におけるサビのようなもので、その楽曲を代表する印象的なリフが登場します。
このブームを作ったのは確実に電子音楽と言えるでしょう。
そんなドロップですが、ビルドアップという前フリのようなパートがなければ、魅力も半減してしまいます。
こちらの『We Don’t Need』は、そのビルドアップが非常に個性的な作品です。
1970年代のファンクミュージックのようなビルドアップから現代的なドロップへ移行する構成は強烈なインパクトを持っています。
VIP BusinessSolardo & Joshwa

イギリスの音楽プロデューサー、ジョシュワさん。
彼と同じくイギリスを拠点に活動するプロデューサー、ソラードさんがともに制作したのが『VIP Business』です。
90年代のダンスミュージックにインスパイアされているそうで、どこかノスタルジックな雰囲気です。
ただし、そこに独自の要素を盛り込むことで、同時に近未来感も演出しています。
まずは、これまでにない不思議なサウンドを体感してみてください。
Off Wiv Ya HeadzNia Archives

イギリスを拠点に活動するDJでシンガーソングライターのニア・アーカイブスさん。
彼女が2023年にリリースすると、口コミが広まり話題となったのが『Off Wiv Ya Headz』です。
こちらはスクラッチを多用した激しい1曲に仕上がっています。
とくにニア・アーカイブスさんの声が何度も連続で流れるところは、独特なリズム感もあり耳に残ります。
また同じリズムが長く続くので、初めてでもノリやすいのも魅力です。
The Age Of Love (Charlotte de Witte & Enrico Sangiuliano Remix)Age Of Love

純然たる新曲ではありませんが、2021年という時代にこの色あせないダンス・クラスックのリミックスが発表されるということは意義深いものがある、と言えるのではないでしょうか。
2020年度の「Alternative Top 100 DJs」において、No.1に選ばれた人気テクノDJのシャーロット・デ・ウィッテさんと、イタリアはミラノを拠点とする若手DJにして、シャーロットさんのパートナー絵もあるエンリコ・サンジュリアーノさんによるこちらのリミックスは2021年の8月に発表されました。
『The Age Of Love』は初期のテクノ・シーンにおける不朽の名作であり、オリジナルは1990年にリリースされています。
2020年の2月からアイデアはあったそうですが、世界的なロックダウン後に本格的な作業が始まったとのこと。
オリジナル・バージョンに敬意を表しつつ、20年代の空気感を落とし込んだ手腕に脱帽です。
Vois sur ton chemin (Techno Mix)BENNETT

かなりユニークな1曲といえるのが『Vois sur ton chemin (Techno Mix)』です。
こちらはドイツの音楽プロデューサー、ベネットさんが手掛けた楽曲。
彼はSNSを中心にノリノリサウンドを発信しているのですが、本作はやや異なったテイストです。
というのもこの曲は、映画『Die Kinder des Monsieur Mathieu』の劇中歌を、サンプリングしたものなんですよ。
オリジナルがクラシカルな雰囲気に対し、EMDに仕上げています。