声が低い男性、低音が得意な男性の方にオススメのカラオケ曲
近年の邦楽シーンはK-POPの影響により、高音の多い楽曲が増えてきました。
それにより、低音ボイスを持った男性にとっては、自分に合った楽曲を見つけづらくなってしまっています。
そこで!
今回は低音ボイスをお持ちの男性に向けてオススメの楽曲をセレクトいたしました!
カラオケでのウケも考えて選曲しているので、近々複数人でカラオケに行く予定がある方はぜひチェックしてみてください。
声が低い男性、低音が得意な男性の方にオススメのカラオケ曲(221〜230)
片想い浜田省吾

浜田省吾さんの楽曲で、ファーストリリースは同氏の6作目のシングル『愛を眠らせて』のカップリング曲として1979年4月21日にリリースされました。
その後、何度かセルフカバーもされ、今回ご紹介しているのは、浜田さんご自身のバラードセルフカバーアルバム『Sand Castle』収録のもの。
浜田さんの魅力の一つでもある、少ししゃがれたような低音ボイスが存分に楽しめる楽曲に仕上げられていて、こういう渋い低音が得意な男性がカラオケでセレクトするにはベストなものの一つなのではないでしょうか。
ボイストレーナーの自分としてはあまり推奨したくはないですが、この少し締め上げるように歌われるサビの高音部も、楽曲の持つ「切なさ」を演出するのに一役買っていますね。
ぜひご自慢の渋い歌声でご本人以上に切なく歌い上げてみてください!
milk tea福山雅治

福山雅治さんの通算21枚目のシングルで、2006年5月24日リリース。
低い倍音成分を多く含んだ心に染み渡るような歌声が魅力の福山さんですが、この楽曲もその例に漏れず、アコースティックなスローバラードの中で、その歌声がとても生かされています。
こういう歌声がアコースティックなアレンジが最適解のひとつかもしれないですね。
さて、この楽曲をカラオケで歌う場合ですが、とくに高音が必要な箇所も楽曲全体を通してありませんから、低音男子の皆さんが歌う時も、ぜひ思いを込めて優しくささやくように歌ってください。
きっとあなたの声の魅力がお友達にもよく伝わると思います!
Catharsis (feat. WONK)香取慎吾

香取慎吾さんの楽曲で、2022年4月13日リリースのアルバム『東京SNG』に収録。
ファンキーなリズムのオシャレなアレンジの楽曲ですね。
ボーカルメロディそのものに使われている音域はそんなに広くないので、これなら声が低い‥音域がそんなに広くない方でも無理なく歌えるのではないでしょうか。
歌のリズムが平坦になってしまうと、せっかくの楽曲の雰囲気が台無しになってしまいかねないので、バックトラック…カラオケをよく聴いてリズムに乗って歌うことだけは忘れないでくださいね。
さよなら神戸高橋栄一

滋賀県出身の演歌、歌謡曲シンガー、高橋栄一さんの3作目のシングルで2018年リリース。
作詞作曲は同じく演歌歌手として活躍中の男石信隆さん。
まだ「知る人ぞ知る」的な存在のシンガーさんですが、低音の効いた甘い歌声はとても魅力的で、まさに本稿のテーマ「魅惑のイケボ」に相応しいシンガーさんだと思います。
低音のイケボ、甘い歌声に自信のある方にはぜひ歌っていただきたい一曲です。
ちなみに本作は筆者のプロデュース作品でもあるんですよ!
島唄THE BOOM

沖縄出身のバンド、THE BOOMのヒット曲でオリジナルバージョンは1992年1月リリースのアルバム『思春期』に収録。
その後、CMソングなどにも起用され大ヒットし、いくつものバージョンが作られています。
さて、この曲をカラオケで歌う場合ですが、たしかにAメロでは「イケボ」と言われるような低音を生かした歌唱が必要なのですが、サビメロなど高い音域が使われているので、それなりにハイトーンも歌える方でないとオリジナルキーで歌うのは少し難しいかもしれません。
ただ、先述のAメロ部分などで説得力のある歌唱を聴かせるには、魅力的な低域ボイスは不可欠となっていますので、低音ボイスに自信のある方はぜひともチャレンジしてみてくださいね!
エイトビートザ・クロマニヨンズ

日本のロックバンド、ザ・クロマニヨンズの通算4作目のシングルで2008年5月21日リリース。
アップテンポのノリのいいパンクロックナンバーで、この曲を歌うのに細かい理屈なんて不要です!
ボーカルパートもシンガーの甲本ヒロトさんの低音の効いた声が最大限に魅力的に聴こえるような作りになっており、まさに低音男子…低音ロック男子のための楽曲!!と言ったところではないでしょうか。
細かいことなんて気にせず「歌うこと」「声を出すこと」を存分に楽しんでください!
声が低い男性、低音が得意な男性の方にオススメのカラオケ曲(231〜240)
カリフォルニア・コネクション水谷豊

水谷豊さんの通算5作目のシングルで1979年4月21日リリース。
当時、水谷さんが主演された人気ドラマ『熱中時代・刑事編』の主題歌として制作されました。
大人気ドラマだったので、本稿執筆の2022年時点で40代後半くらいの方の中には、当時、この番組を夢中になって見ておられた方も少なくないのではないでしょうか。
今、あらためてこの曲を聴いてみると、水谷さんの歌声、とても魅力的な低音ボイスを聴かせながらも、決して歌唱が重くなっていならず軽快に歌われているところに感心してしまいますね。
皆さんがカラオケでこれを歌われる時も、この軽快な飄々とした雰囲気を大事にして歌ってみてくださいね!