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グスタフ・マーラーの名曲。人気のクラシック音楽

交響曲と歌曲の大家として知られ、オーストリアのウィーンで活躍した作曲家、指揮者のグスタフ・マーラーの作品を紹介します。

今では交響曲1番『巨人』や2番の『復活』、交響曲8番『千人の交響曲』などこぞって演奏される作品が多いマーラーですが、当時は指揮者として高い地位を築いた一方で、作曲家としてはなかなか評価されることに時間がかかったそうです。

聴けば聞くほどマーラーの魅力にハマる作り上げた名曲の数々をピックアップしてみました。

ぜひチェックしてみてください。

もくじ

グスタフ・マーラーの名曲。人気のクラシック音楽(41〜60)

交響曲第5番Gustav Mahler

グスタフ・マーラー 交響曲 第5番 嬰ハ短調 by バーンスタイン
交響曲第5番Gustav Mahler

トランペットの不吉なファンファーレから始まるこの曲は、20世紀にマーラーが書いた最初の交響曲です。

重々しく始まるこの曲は後半になるにつれ、明るく壮大となり、「葬送」から「勝利」へと導かれて行きます。

この曲には自身が作曲した歌曲『少年の魔法の角笛』や『亡き子をしのぶ歌』などから引用されているメロディーもあります。

4楽章はヴィスコンティ監督の映画『ベニスに死す』で使われたことでも有名です。

交響曲第5番第4楽章Gustav Mahler

マーラー: 交響曲第5番 – 第4楽章 アダージェット[ナクソス・クラシック・キュレーション #癒し]
交響曲第5番第4楽章Gustav Mahler

1912年に公開されたルキノ・ヴィスコンティの映画、『ヴェニスに死す』の中で印象的に使われたことでも有名なこの曲。

マーラーが20歳年下のアルマと結婚し、さまざまな芸術家とつきあいを始めた絶頂期に書いた作品の一つです。

この曲は、結婚したばかりのアルマへのラブレターとも言われています。

神秘的なハープの伴奏を伴って、バイオリンが情緒的な旋律をゆったりと奏で始めます。

美しくも切ない旋律が紡がれながら、徐々に厚みと深みが増していく魅力的な一曲です。

交響曲第3番Gustav Mahler

マーラーの交響曲の中で最も演奏時間が長く、約100分である。

これはベートーヴェンの第九交響曲を超え、世界一長い交響曲としてギネス認定されている。

全六楽章からなり、オーケストラの他にアルト独唱、児童合唱、女声合唱が導入されている。

おわりに

いかがだったでしょうか。

オーケストラを良く聞くという方はマーラーの交響曲1番『巨人』や8番の『千人の交響曲』は聴いたことがあると思いますが、歌曲の名曲も数多く残していたり、唯一といっていい室内楽作品もあります。

どれも素晴らしい作品で、有名曲で知っていたマーラーのイメージが変わったのではないでしょうか。

当時は指揮者としては高い評価もあったため、指揮者として名言も多く、あのヨハネス・ブラームスやピョートル・チャイコフスキーも聞きに行ったほど評価が高いものでした。

オーケストラの録音は残っていないのですが、交響曲第4番・5番や歌曲はマーラー本人が弾いたピアノロールは残っており、これも必聴ものです。

マーラーの作品は奥深く、これからも作品を聴き続けて頂けたらと思います。