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【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲

ジャズの中でもよく耳にする「モダンジャズ」って何のことだろう……そんな疑問を持たれているジャズ初心者の方、いらっしゃいませんか。

モダンジャズは、主にジャズの歴史の中でも1940年代半ばから後半にかけて生まれた「ビバップ」から、1950年代後半に登場したモードジャズまでのことを総称したものなのですね。

モダンジャズはいわゆる「王道のジャズ」と言い換えても間違いではないですし、ジャズの歴史に残る名盤や名曲の数々はモダンジャズ時代に多く生まれています。

今回の記事では、そんなモダンジャズの名曲たちをまとめてご紹介しています。

ジャズを聴いてみたいという方、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲(41〜60)

Mox NixArt Farmer

「僕怖くないですよ」そんな顔をしたアート・ファーマーの逸品。

ジャケットの顔はごついですが、やさしいフリューゲルホンの音色。

グルービーで超スイングするリズム。

音楽より顔ばかりが目立ちますが非常に叙情的でメロウな一曲。

これはたまりませんよ。

奥さん。

Lament For A Fallen Matadorjim hall

もとの曲はバロック音楽のアルビノー二のアダージョです。

ジャズにはバロック音楽との親和性がるのか、それとも西洋の人の原点に「罪」「悲しみ」「憂い」そのような「深刻なほどがっかり感」が存在するのかはわかりません。

ですが、哀愁はやはり人の心を打ちます。

不思議なものです。

そして、そっと肩に手を添えられるような、アート・ファーマーのフリュウゲルホンの音色が涙を誘います。

Blue in GreenMiles Davis

Miles Davis – Blue In Green (Official Audio)
Blue in GreenMiles Davis

モーダル・ジャズの傑作として知られる名盤『Kind of Blue』に収録されたこの曲は、マイルス・デイビスさんとビル・エヴァンスさんの共作とされる美しいバラードです。

1959年3月2日、ニューヨークのコロンビア30thストリートスタジオでレコーディングされました。

繊細で抒情的なメロディーは、聴く者の心に深い感動を与えます。

デイビスさんのトランペット、コルトレーンさんのサックス、エヴァンスさんのピアノが織りなす演奏は、まさに「比類なき叙情性の傑作」と評されるほど。

ジャズのスタンダードナンバーとして多くのミュージシャンにカバーされ、今なお愛され続けている本作。

静かな夜に一人で聴きたい、心に響く一曲です。

MistyErroll Garner

モダンジャズの名曲として、時代を超えて愛され続けているこの作品。

魅惑的なメロディと美しいハーモニーで、聴く人の心を掴んで離しません。

1954年に作曲されてから、多くのアーティストによってカバーされ、映画『Play Misty for Me』でも使用されるなど、その魅力は広く認められています。

ジャズピアノの巨匠エロール・ガーナーさんの繊細かつ力強いタッチが、恋の切なさや喜びを見事に表現しているのですね。

ロマンチックな雰囲気を味わいたい時や、穏やかな時間を過ごしたい時におすすめの一曲です。

ジャズ初心者の方も、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

Song for My FatherHorace Silver

ジャズの父に捧げる感動のラブレター。

ホレス・シルバーさんの代表作として知られるこの楽曲は、父への深い愛情と尊敬の念が込められた珠玉の一曲です。

ラテンジャズとボサノバの要素を巧みに取り入れたメロディは、聴く人の心を優しく包み込みます。

1964年にリリースされた同名アルバムのタイトル曲として収録され、以来多くのジャズミュージシャンに愛され続けています。

シルバーさんのピアノタッチと、バンドメンバーの絶妙な演奏が織りなす音の世界は、まさに至福のひととき。

父との思い出に浸りたい時や、大切な人への感謝の気持ちを込めて聴きたい時におすすめの一曲です。