【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲
ジャズの中でもよく耳にする「モダンジャズ」って何のことだろう……そんな疑問を持たれているジャズ初心者の方、いらっしゃいませんか。
モダンジャズは、主にジャズの歴史の中でも1940年代半ばから後半にかけて生まれた「ビバップ」から、1950年代後半に登場したモードジャズまでのことを総称したものなのですね。
モダンジャズはいわゆる「王道のジャズ」と言い換えても間違いではないですし、ジャズの歴史に残る名盤や名曲の数々はモダンジャズ時代に多く生まれています。
今回の記事では、そんなモダンジャズの名曲たちをまとめてご紹介しています。
ジャズを聴いてみたいという方、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
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【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲(1〜20)
Cool Struttin’Sonny Clark

ジャズのアルバムの中でも、最も豪華なメンバーがそろっているとの呼び声が高いのが『Cool Struttin’』です。
こちらのアルバムをメインで手掛けたのは、ピアニストのソニー・クラークさん。
彼とコラボする形で、マイルス・デイビスさんや、ジャッキー・マクリーンさんなど、ジャズ界のレジェンド呼ばれる大物たちが参加しているんです。
このアルバムの中でとくにオススメなのが、タイトルにもなっている『Cool Struttin』。
スローなテンポの中で、さりげなく使われている技巧の数々には、圧巻の一言です。
Days of Wine and RosesOscar Peterson

オスカー・ピーターソンさんは、国際ジャズ殿堂賞を受賞した、偉大なピアニストです。
その演奏スキルは、誰にもまねできないとまでいわれているんですよ。
また、晩年は左手が不自由になってしまったのですが、それでも演奏を続けたというエピソードでも知られています。
そんな彼の魅力を体感したいという方に紹介したいのが、『Days of Wine and Roses』。
曲を聴いているだけでも、通常より多くのけん盤を使っていることがお分かりいただけると思います。
また、この曲はビル・エヴァンスさんなど、多くのアーティストが演奏しているので、聴き比べてみるのも楽しいですよ。
Moanin’Art Blakey

最も偉大なジャズドラマーは誰かときかれれば、多くの方がアート・ブレイキーさんの名前をあげるのではないでしょうか。
彼は、細かくドラムを連打する演奏方法、通称ナイアガラロールの生みの親としても知られているんです、そんなアート・ブレイキーさんのドラムスキルが、これでもかと発揮されているのが、『Moanin’』という楽曲。
ドラムをメインにしているので、弾むようなサウンドに仕上がっています。
聴いていると、ついつい体を揺らしたくなってしまいますよ。
You’d Be So Nice to Come Home ToArt Pepper

ヘレン・メリルさんの歌唱でも知られているこちらの曲は日本でもCMに使用されていたので、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
1942年にコール・ポーターさんが作曲した曲で、有名なジャズのスタンダードナンバーとしてたくさんのアーティストによって演奏されています。
そのなかでもこちらのアート・ペッパーさんによる演奏はよく知られている名演です。
アート・ペッパーさんは1925年カリフォルニア生まれ。
彼の演奏はウエストコースト・ジャズと呼ばれていてどちらかというと知的であっさりとしたクールなスタイルです。
Full HouseWes Montgomery

こちらの曲はウエス・モンゴメリーさんが作曲した曲で、動画は彼自身による演奏です。
彼の代表作ともいえるこちらの曲は彼が得意とするオクターブ奏法を堪能できます。
彼は1923年に生まれましたが、兄弟もジャズミュージシャンという音楽一家です。
こちらの曲のタイトルはトランプのポーカーの役からつけられたと思われますが、実際彼は子だくさんで、家もフルハウスだといわれていました。
家計を支えるため、昼は工場で、夜はクラブで演奏するという過酷な生活を送っていました。