【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲
ジャズの中でもよく耳にする「モダンジャズ」って何のことだろう……そんな疑問を持たれているジャズ初心者の方、いらっしゃいませんか。
モダンジャズは、主にジャズの歴史の中でも1940年代半ばから後半にかけて生まれた「ビバップ」から、1950年代後半に登場したモードジャズまでのことを総称したものなのですね。
モダンジャズはいわゆる「王道のジャズ」と言い換えても間違いではないですし、ジャズの歴史に残る名盤や名曲の数々はモダンジャズ時代に多く生まれています。
今回の記事では、そんなモダンジャズの名曲たちをまとめてご紹介しています。
ジャズを聴いてみたいという方、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
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【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲(41〜60)
The CatJimmy Smith

「抜き足・差し足・忍び足」愉快な猫たちの営みが伝わる。
オルガン(ハモンド)ジャズの代名詞です。
クロスオーバーの時代、ジミーのプレイはビバップ奏法ではなく。
あくまで「ブールス・スケールで押し切る」徹底振り。
アメリカではジャズマンのことをスラングで「Cat」といいます。
音楽家の生き様が表現されたすばらしいメロディ。
「どっこい問屋は卸しません」とコミカルで生き物臭い大好きな曲です。
A Love SupremeJohn Coltrane Quartet

「奏でる哲学者」ことジョン・コルトレンの「至上の愛」です。
クラッシクの様式を取り入れ1曲なのですが、4部構成になっています。
ジャズ=「難しい」という代名詞的な曲です。
ジャズが好きな人に「だれの曲がいい?」と質問すれば「コルトレン」と回答が返ってくることが多いので。
一番有名なこの曲を聴いた瞬間に間違った認識を持たれてしまうことまちがいなし。
Lotus BlossomKenny Dorham

「空気を読み、空気を生み出す。
そうケニー」日本ではあまり人気がありませんが、アメリカ本国では人気があります。
非常に音楽的才能のある方でドラマのような起承転結を魅せることに巧みなプレイヤーです。
演奏お聴きになるとお分かりになると思いますが。
「ノリ(流れ)」をフロントマンであるケニーが作り出しています。
Work SongNat Adderley

コルネットという楽器を知っていますか?
ジャズでよく用いられるトランペットのような楽器です。
このコルネットの使い手としてとくに有名なのが、ナット・アダレイさん。
そんな彼の代表曲が、『Work Song』です。
日本では、タモリさんが歌っているイメージが強いですよね。
実はこの曲には当初、歌詞はなく、後から付けられ、タモリさんは、それを替え歌にしているんです。
この機会に、オリジナルの『Work Song』の魅力も知っていただけたらと思います。
Desmond BluePaul Desmond

「おやおや、どちらからか迷い込まれたようですね」そんな声が聴こえてきそうな、なぞめいた女性の横顔が特徴的なジャケット。
サックスを吹く際に息を多く吹き込まれているため、まるで女性がため息をついているよう。
アジア的なエキゾチックなメロディ。
オーケストレーションのすばらしさ。
ジャズとしてではなく非常に音楽的にも完成度が高い。
長いシガレットホルダーと青紫の煙が目に浮かびます。