【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲
ジャズの中でもよく耳にする「モダンジャズ」って何のことだろう……そんな疑問を持たれているジャズ初心者の方、いらっしゃいませんか。
モダンジャズは、主にジャズの歴史の中でも1940年代半ばから後半にかけて生まれた「ビバップ」から、1950年代後半に登場したモードジャズまでのことを総称したものなのですね。
モダンジャズはいわゆる「王道のジャズ」と言い換えても間違いではないですし、ジャズの歴史に残る名盤や名曲の数々はモダンジャズ時代に多く生まれています。
今回の記事では、そんなモダンジャズの名曲たちをまとめてご紹介しています。
ジャズを聴いてみたいという方、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
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【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲(21〜40)
Road SongWes Montgomery

譜面が読めないジャズマンとして有名なウェス・モンゴメリ。
しかし天才的なメロディーメイカーでありオクターブ奏法(弦を2本引く)で独特のサウンドを奏でるウェスを堪能できる一曲。
一人でふらふらと田舎にドライブに出かけたいときにおすすめ。
ドライブに出なきゃいけないやるせない気分がすばらしいメロディとマッチします。
My Foolish HeartBill Evans

「邦題:愚かなり我が心」ぜひ心がくたびれたときに聴いて欲しい一曲です。
「モード奏法」といえば「ビル・エバンス」「ビル・エバンス」といえば「愚かなり我が心」それくらい有名な曲です。
きちんとクラッシックを学ばれたプレイヤーさんで。
調性感があいまいで和音の構成にとらわれないモード奏法をみごとに演じたすばらしい一曲です。
まるで近代クラッシックを聴いているように心ゆったりと一人でBarで聴くのに最適です。
Swingin’Clifford Brown

「天才ハードバッパー」クリフォードブラウンの特徴的な作品です。
とにかく旨い。
そしてエキセントリック。
あまりにも天才すぎた彼は、25歳にして交通事故で惜しまれながらあっというまに逝ってしまいました。
「悪魔と契約」をしたのではないか?
というほどミストーンを一切出さない技巧。
マイルスが司令塔的ならクリーフォードはまさにストライカー的なサウンドを聴かせてくれます。
I Remember CliffordLee Morgan

「もう一人の天才」が「先に逝ってしまった天才」に捧げる一曲です。
本当に悲しくなければ、こんな音が出るはずがありません。
リー・モーガンの代表的な録音です。
クリフォードには無い「トッポさ」「色気」を持つ人気プレイヤーです。
当然、女子にモテまくった「リー・モーガン」33歳のとき、ガールフレンドにピストルで撃たれ、クリフォードのとこへ逝きました。
Infant EyesWayne Shorter

ウェイン・ショーターさんが自身の娘の無邪気な瞳を見てインスピレーションを受けて作曲したこの楽曲。
1966年にリリースされた名盤『Speak No Evil』に収録されている本作は、深い感情と複雑なハーモニーが特徴的な美しいバラードです。
メロディとハーモニーは、父親の愛情と娘への思いを反映しているかのように、繊細かつ優美な響きを奏でています。
フレディ・ハバードさんやハービー・ハンコックさんといった著名なジャズミュージシャンも参加しており、モダンジャズの新たな地平を切り開いた作品として高く評価されています。
静かな夜に一人でじっくり聴きたい、あるいは大切な人と共に心を通わせたい時におすすめの一曲です。