お月見で聴きたい歌。中秋の名月を楽しむ名曲、おすすめの人気曲
お月見といえば秋の風物詩!
お団子とススキを供えて、奇麗な月を見て思いをはせる……平安時代からと始まったとされている季節に欠かせない風習です。
ところで、月をテーマにした音楽には、さまざまな思いが込められた曲が多いもの。
この記事ではそんな月うたの中でも、お月見のシーンにマッチする名曲を紹介していきますね!
中秋の名月によく似合う美しい響きの曲や、家族と過ごしたり子供たちにも親しみやすい曲などを掲載しています。
お月さまを眺めながら、あなたの思いを曲に重ねて聴いてみてくださいね。
お月見で聴きたい歌。中秋の名月を楽しむ名曲、おすすめの人気曲(11〜15)
月のひかりAo

2023年12月にリリースされた、aoさんの美しいボーカルに圧倒されるバラードです。
収録されているのがハーゲンダッツのテレビCM「本日、とろけ曜日」のために制作された楽曲ですが、「月」の多様で複雑な心情を描いた世界観はノスタルジックな雰囲気にも重なるのではないでしょうか。
月を見上げる日も、光に照らされる日々も、すべてがかけがえのない宝物のような時間。
ドビュッシーの名曲『月の光』をベースに、日本語の歌詞が新たな命を吹き込んでいます。
温かみのある雰囲気なので、お月見をしながらゆっくりと聴きたいですね。
黄金の月スガシカオ

サイケデリックロックとファンクを融合させた独自の音楽性で人気を博しているシンガーソングライター、スガシカオさん。
テレビアニメ『ハチミツとクローバー』の挿入歌として起用された2ndシングル曲『黄金の月』は、16ビートのドラムに存在感のあるベースラインが溶け込んでいくオープニングから耳を引きますよね。
大人になってなくしてしまった夢や純粋な気持ちを月にたとえ、それをなくしても生きていく姿を描いたリリックは心に刺さる方も多いのではないでしょうか。
ファンキーなアンサンブルと美しいメロディーが印象的な、一人で月を見上げるときに思い出してしまうナンバーです。
雲丹と栗ずっと真夜中でいいのに。

YouTubeへの動画投稿で活動を開始した音楽ユニットであるずっと真夜中でいいのに。が歌う『雲丹と栗』は、2018年にリリースされたアルバム『正しい偽りからの起床』に収録されている楽曲です。
オリコンアルバムチャートで第8位にランクインし、CDショップ大賞の入賞作品に選出されるなど評価の高い作品ですよね。
トイピアノを使用したイントロは可愛らしいサウンドで、ボーカルのACAねさんの歌声とも相性バッチリです!
三日月絢香

ゴスペルをルーツとしたソウルフルな歌声と多彩なバックグラウンドを感じさせる音楽性の楽曲でファンを魅了しているシンガーソングライター、絢香さん。
NHK『未来観測 つながるテレビ@ヒューマン』のテーマソングとして起用された4thシングル曲『三日月』は、現在でも絢香さんの代表曲として親しまれていますよね。
折りたたみ式の携帯電話を月にたとえた表現は、遠距離恋愛を描いたセンチメンタルな情景をイメージさせられるのではないでしょうか。
ピアノをフィーチャーした神秘的なアンサンブルが月をイメージさせる、エモーショナルなナンバーです。
満月の夕ソウル・フラワー・ユニオン

『満月の夕』は1995年に発生した阪神・淡路大震災の被害にあった人々への思いが込められた楽曲です。
ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬さんとヒートウェイヴの山口洋さんによる共作で、震災当日の夜空に昇っていた満月に恐怖を覚える被災者たちのために制作されました。
二人の思いがこもった名曲は多くのアーティストにカバーされ歌い継がれています。
ぜひお月見を機会に『満月の夕』を聴いて、当時の神戸に思いをはせてみてください。