【モーツァルト】代表曲、人気曲をご紹介
クラシック音楽に大きな影響を与えた、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
5歳で作曲を始め、ヨーロッパの王室の前で演奏するなど幼少期から才能を発揮し、35年の生涯の中で800以上もの作品を残しました。
また、当時の音楽ジャンル全てにおいて名曲を残し、作曲だけでなく指揮者、ピアニスト、オルガニスト、ヴァイオリニストとしても優れていたことから、音楽の天才と呼ばれていました。
本記事では、そんなモーツァルトの代表曲、人気曲をご紹介します。
耳に残りやすく馴染みやすい旋律ながら、質が高く一言では言い表せない魅力を感じられる彼の音楽を、ぜひお楽しみください!
【モーツァルト】代表曲、人気曲をご紹介(111〜120)
バイオリンソナタ 第21番 ホ短調 K.304Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトのバイオリン ソナタの中でわりとよく演奏された曲です。
モーツァルトが母親とマンハイムを旅行していた頃に作曲されたので、わりと初期に見られる曲構成でしょう。
この頃はまだ、バイオリン中心のソナタが完全に確立されておらず、どちらかというとピアノ中心だったので、ピアノソロにもとらえられます。
バイオリン協奏曲 第3番Wolfgang Amadeus Mozart

ここからはモーツァルトのバイオリンコンチェルトを3つご紹介します。
第3番のコンチェルトはモーツァルトのバイオリンコンチェルトとしては初のヒットソングで、当時の聴衆にも好評だったようです。
第一楽章はモーツァルト自身のオペラからの転用で、華やかな印象が特徴です。
ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲」付き1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトでピアノ発表会に出るといえば、まっさきにこちらの『ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲」付き』を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
第3楽章に『トルコ行進曲』があるため、トルコ行進曲付きと言われており、発表会では定番中の定番の本作。
第3楽章に目がいきがちですが、第1楽章と第2楽章もそれなりに重い演奏なので、初心者は苦労するかと重います。
とはいえ、全楽章で初心者向けといっても問題ない作品です。
暗譜も楽ですし、繰り返しのフレーズも多いので、ぜひ挑戦してみてください。
ピアノソナタ第18番 K.576Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが手掛けた最後のピアノソナタは、技巧的に難易度が高く、対位法的なパッセージが特徴的です。
特に第1楽章では両手が一致して始まり、トリルや主題の展開が印象的。
第2楽章ではスケールパッセージと対位法が目立ちます。
軽快な最終楽章では、正確なアーティキュレーションが求められます。
この作品は、単なる指の動きだけでなく、音楽の奥行きを感じさせる繊細なタッチが不可欠。
稽古を重ねれば、どんな舞台でも輝く演奏ができるでしょう。
ピアノ演奏の高みを目指す方々にぜひおすすめの一曲です。
ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488より 第2楽章Wolfgang Amadeus Mozart

古典派のピアノ曲でも屈指の人気をほこるモーツァルトの作品『ピアノ協奏曲』。
今回はその中でも、こちらの『ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488より 第2楽章』を紹介したいと思います。
透明感と悲壮感のただようメロディーが印象的な本作は、アダージョに分類される楽曲です。
ピアノパートからスケッチされた楽曲ということもあり、ピアノの良さをつめこんだ構成が印象的ですね。
短い作品ではないものの、そもそも持久力を求めるような構成でもないため、初心者でも難なく演奏できるでしょう。
ピアノ協奏曲第23番第3楽章Wolfgang Amadeus Mozart

ピアノ協奏曲第23番はトランペットとティンパニが使われていないので、全体の響きが室内楽のように聴こえます。
またオーボエにかえてクラリネットを使ったところも他にないところです。
第2楽章はモーツァルトには珍しい「嬰ヘ短調」、アダージョで、シチリアーノのリズムに基づいた物静かな旋律に仕上げられています。
フィガロの結婚Wolfgang Amadeus Mozart

カール・ベーム指揮、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団によるフィガロの結婚の代表的な録音です。
68年と録音は古いですが、音は鮮明です。
モーツァルトは古典派音楽を代表するオーストリアの作曲家です。