【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。
これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。
本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。
ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。
【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(11〜20)
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノを習い始めた方の多くが憧れる名曲『エリーゼのために』。
日本人にとって、クラシック作品の中で曲名を答えられる確率が最も高い作品ともいわれています。
切なく美しいメロディは非常に覚えやすく、全体のテンポもゆったりしているため、初心者の方でも取り組みやすい作品です。
テーマが再び戻ってくる前の中間部の盛り上がる部分では、細かい指の動きが求められますが、最適な運指を選んで丁寧に練習すればクリアできるはず!
穏やかな部分と激しさをともなう部分の変化にも注目しながら、表情を豊かに演奏しましょう。
ファンタジア ト短調 vivaceGeorg Philipp Telemann

ゲオルク・フィリップ・テレマンの『36のクラヴサンのためのファンタジア』に収録されている第8番ト短調の冒頭部分にあたるこの楽曲は、短い時間のなかにバロックらしい知的な細工と軽快な推進力が凝縮された、発表会にもぴったりの名品です。
陰影のあるト短調の和声のなかを、細やかな装飾や対位法的な動きが彩り、沈鬱すぎない活気あふれる響きを生み出しています。
バロック時代特有のアーティキュレーションの工夫や、左右の掛け合いを立体的に響かせる練習として、表現の幅を広げたい方にとてもおすすめです!
トルコ風ロンドJohann Burgmüller

イ短調からイ長調への転調を伴う華やかでリズミカルな曲調が特徴的な本作は、軽快なスタッカートと流れるような16分音符のフレーズが印象的です。
異国情緒があふれる旋律とリズムに、アウフタクトを意識した自然な流れと躍動感が加わり、聴衆を魅了します。
アレグレットのテンポ指定で、全体的に活気がある表現が求められ、スタッカートとレガートの対比を明確にすることでキャラクターがより際立ちます。
滑らかな演奏技術と表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。
リズム感や指の独立性を養いながら、多彩な音楽スタイルへの理解も深められます。
発表会やコンクールでも人気があり、技術と表現力をアピールできる絶好の機会となるでしょう。
【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(21〜30)
版画 第3曲「雨の庭」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品のなかでも、印象派音楽の特徴がよく表れた曲として知られる1曲。
雨の降る庭園の情景を、透明感のある音色で描き出しています。
フランスの民謡を巧みに取り入れつつ、クロマチックや全音階を駆使した独特の和声進行が印象的。
1904年1月、パリで初演された際には、ピアニストのリカルド・ビニェスの演奏が絶賛を浴びたそうです。
ドビュッシーの音楽世界に触れてみたい方や、繊細なタッチと豊かな表現力を磨きたい方にピッタリの作品といえるでしょう。
秋にEdward MacDowell

名盤『Woodland Sketches』の第4曲として、1896年当時にリリースされたエドワード・マクダウェルの楽曲で、今も根強い人気があります。
弾むようなリズムと明るい色彩感が魅力で、収穫期の躍動感や澄んだ空気を思わせる活気に満ちています。
約1分半という短い演奏時間のなかに、季節の情景が色鮮やかに描かれているのが特徴です。
洗練された和声と、自然へのあたたかいまなざしが見事に融合した本作は、弾くたびに豊かな音楽性を感じられます。
躍動感あふれるかっこいい演奏を目指す方に、ぜひおすすめしたい1曲です。
和音のひびきを味わいながら、軽快なテンポで駆け抜けるような表現に挑戦してみてください。



