【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。
これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。
本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。
ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。
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【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(21〜30)
版画 第3曲「雨の庭」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品のなかでも、印象派音楽の特徴がよく表れた曲として知られる1曲。
雨の降る庭園の情景を、透明感のある音色で描き出しています。
フランスの民謡を巧みに取り入れつつ、クロマチックや全音階を駆使した独特の和声進行が印象的。
1904年1月、パリで初演された際には、ピアニストのリカルド・ビニェスの演奏が絶賛を浴びたそうです。
ドビュッシーの音楽世界に触れてみたい方や、繊細なタッチと豊かな表現力を磨きたい方にピッタリの作品といえるでしょう。
ババヤガ Op.39-20Pyotr Tchaikovsky

なにか不穏な空気が漂う『子供のアルバム 作品39』の第20曲。
1878年5月中旬までに草稿が整えられ、同年10月に出版されたピアノ小品集の中の1曲です。
ロシアの民間伝承に登場する恐ろしい魔女の名前がつけられており、まさに曲の雰囲気とぴったりですよね。
短い曲のなかに切迫感や跳躍感が詰め込まれた、スピード感と力強い曲調がかっこいい作品でもあります。
少し背伸びをしてみたいという方や、アクセントの処理など感情をのせた表現力を磨きたい方におすすめです。
テンポを崩さずに、歯切れよく演奏しましょう!
2つのアラベスク 第1番 ホ長調Claude Debussy

柔らかな三連符の旋律が優美に奏でられ、緩やかな流れの中で印象的な和音の響きが織りなす美しい楽曲です。
右手と左手が織りなすポリリズムが躍動感を演出し、中間部では幻想的な雰囲気に包まれます。
1888年に作曲されたこの楽曲は、軽やかなリズムと抒情性が見事に調和しており、演奏技術の向上を目指す方に格好の一曲となっています。
アンダンティーノ・コン・モートのテンポ指定による自然な流れは、発表会で聴衆を魅了することでしょう。
やや複雑な和音進行や両手の独立した動きがありますが、丁寧な練習で確実に弾きこなせる難易度となっています。
ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
コンソレーション(慰め)第3番Franz Liszt

ピアノの魔術師フランツ・リストが作曲したピアノ曲集『コンソレーション(慰め)』の中の1曲。
この作品集には、リストの特徴ともいえる「超絶技巧」を要する他の作品たちと異なる落ち着いた曲想の曲が収録されており、リスト作品の中でも比較的難易度が低いことで知られています。
第3番は特に有名で、発表会曲としても人気の高い1曲!
左手の伴奏の粒をそろえ、優雅なメロディを十分に歌いながら、情感を込めて演奏しましょう。
さりげない前奏曲吉松隆

ピアノ独奏曲集『プレイアデス舞曲集 III Op.35』の第1曲として、1988年当時に書かれた楽曲です。
本作は、およそ1分半というごく短い時間のなかに、透明感のある響きや軽快なリズム、そしてどこか影のある叙情が見事に凝縮されています。
大げさな自己主張をせず、場に静かに空気をなじませるような、題名どおりの控えめな美しさが魅力です。
テンポ感や和声が親しみやすく、現代作品ならではの洗練された雰囲気を楽しみながら演奏できます。
難解すぎず、かつ詩的な余韻を残せるため、ちょっとしたコンサートや人前での演奏の導入にぴったりの1曲です。
ホルベルク組曲 第1曲「前奏曲」Edvard Grieg

ノルウェーが生んだロマン派の天才作曲家エドヴァルド・グリーグ。
1884年、ノルウェーの知識人ルートヴィヒ・ホルベルクの生誕200周年を記念して作曲したのが、この名作です。
本作は、バロック時代の組曲を模した5つの楽章で構成されており、第1曲目はエネルギッシュな前奏曲。
バッハの作品を思わせる高尚な雰囲気にあふれ、キラキラと輝くようなメロディは聴衆の心をつかむこと間違いなしです!
指の基礎練習を重ねながら丁寧に取り組むことで、華やかな世界観を存分に表現できるでしょう。
発表会で堂々と演奏する姿を思い描きながら、練習に励んでみてはいかがですか?
タランテラ Op.85-2Stephen Heller

発表会でかっこよく決めたい方におすすめしたいのが、1855年3月に楽譜が刊行されたステファン・ヘラーの『2つのタランテラ Op.85』から『第2曲』です。
イタリア南部の熱狂的な舞曲をイメージさせる、急速で躍動感あふれる一曲。
Prestoの指示通り、途切れることのない細やかな音形と鋭いアクセントが力強い推進力を生み出します。
単なる速弾きに終わらず、ロマン派らしい和声の陰影や、左右の掛け合いによる劇的な展開が楽しめるのも魅力です。
指を速く動かすだけでなく、拍感や強弱のコントラスト、ペダリングの工夫など、表現力を磨きたい方にぴったりの作品といえるでしょう。
華やかさと豊かな詩情を兼ね備えた演奏を目指して、ぜひ挑戦してみてくださいね。



