【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。
これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。
本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。
ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。
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【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(61〜70)
幻想小曲集 Op.12 第2曲 飛翔Robert Schumann

ロベルト・シューマンの名曲『幻想小曲集 Op.12 第2曲 飛翔』。
ピアノ発表会などでも頻繁に耳にする楽曲なので、ご存じの方も多いと思います。
そんなこの楽曲のポイントは、なんといっても左手の存在感ではないでしょうか?
この楽曲は流した伴奏ではなく、しっかりとしたペダル操作で音が濁らないように低音部を演奏しなければなりません。
加えて17小節目からは右手も手の小さい人にとって難しい演奏が登場します。
難易度としては中級程度ですが、聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。
即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

フランシス・プーランクの名作『即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」』。
フランスを代表するシャンソニエ、エディット・ピアフ。
本作はプーランクが敬愛するエディット・ピアフに対するリスペクトが込められた作品です。
難易度はピアノバースで言うところのDかEの中間あたりでしょうか。
装飾音符をキレイに弾くことで、楽曲の仕上がりが大きく変わるので、そこを意識しながら練習していくと良いでしょう。
即興曲 Op.90-4Franz Schubert

優雅な旋律と情感豊かなハーモニーが魅力の、フランツ・シューベルトの即興曲。
1827年に作曲されたこの作品は、シューベルトの円熟期を象徴する名曲として知られています。
アルペジオから始まり、中間部では調性が変化していくなど、聴き手を幻想的な音楽の旅へと誘います。
はかなくも力強い旋律が、演奏者の表現力をさらに引き上げてくれるでしょう。
ピアノの技術を磨きたい方にもオススメの1曲です。
18の性格的な練習曲 Op.109 第13番「大雷雨」Johann Burgmüller

『18の性格的な練習曲 Op.109』の1曲として知られる本作。
ヨハン・ブルクミュラーが描く嵐の情景が聴き手の心を捉えます。
ニ短調で書かれたこの曲は、大荒れの様子から始まり、次第に強まる風と雨、14小節目で光る稲妻など、自然のドラマを音で表現。
拍頭の16分休符や雷鳴を表すオクターヴのトレモロなど、技術的な要素も満載です。
1874年にパリで亡くなったブルクミュラーの遺した名曲を、ぜひ発表会の舞台で。
聴く人の心に強烈な印象を残すこと間違いなしですよ。
抒情小曲集 第8集 Op.65 第6曲トロールハウゲンの婚礼の日Edvard Grieg

ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグが30年以上にわたって書き続けたピアノ曲集『抒情小曲集』の第8集に収録されている『トロルドハウゲン婚礼の日』。
トロルドハウゲンはグリーグと妻ニーナが過ごした土地の名前で、この曲はニーナにささげられた作品です。
曲中のさまざまなテーマは、それぞれテンポも曲調もまったく異なるため、表現力を身につける練習としても最適!
具体的なシーンを自分なりに想像しながら弾いてみると、より情感豊かに演奏できるでしょう。
前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rakhmaninov

セルゲイ・ラフマニノフさんが1903年に発表した『10の前奏曲』のなかの1曲。
1901年に作曲されたこの曲は、「プレリュード・マーチ」という愛称でも親しまれています。
ロシアの民族的な情緒にあふれる濃厚な作品で、行進曲風のテンポで始まり、次第に雄々しさを増していきます。
中間部では、ラフマニノフ特有のロマンチックな旋律が特徴的。
技術的には、大きな和音や広範囲のアルペジオ、急速なオクターブ連打などが含まれるため、手の小さなピアニストにとっては難しい作品とされています。
幻想曲「さくらさくら」平井康三郎

平井康三郎の名曲『幻想曲「さくらさくら」』。
本作の難易度はピアノバースで言えばC、ツェルニーで言えば30番後半あたりといったところでしょうか。
中級のなかでは演奏しやすい部類ではありますが、やたらと音が多く、16分音符や32分音符がいたるところで出現します。
そのため、譜読みに関してはそれなりに高いレベルが求められるでしょう。
手の大きさもそれなりに求められるため、手の小さい方は慣れるまで時間を要するかもしれません。
ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K. 332(K6. 300k) 第1番Wolfgang Amadeus Mozart

古典派時代の天才が遺した優雅な旋律とリズムが心に染み入る作品です。
3つの楽章で構成され、1783年に作曲された本作は、爽やかなヘ長調の響きと緩やかな変奏が印象的です。
親しみやすい主題と洗練された対位法が織りなす美しい音楽は、聴く人の心を癒やしてくれることでしょう。
映画『不滅の恋/ベートーヴェン』でも使用された第2楽章は、繊細な装飾音と情感が豊かな旋律が特徴的。
モーツァルトらしい明るく軽やかな表現力と技巧的な面白さを兼ね備えた本作は、ピアノ演奏を楽しむ全ての人におすすめの1曲です。
6つの小品 Op.51 第6曲「感傷的なワルツ」Pyotr Tchaikovsky

クラシック音楽の巨匠、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが作曲した、6曲からなるピアノ小品集『6つの小品 Op.51』の第6曲。
感傷的なワルツという名にふさわしい、切ないメロディが特徴的です。
ゆったりとしたテンポで始まり、中間部では楽しげなフレーズも登場。
表現力豊かな演奏が求められる1曲です。
左手の跳躍は、和音をしっかりつかめるよう丁寧に練習しましょう。
チャイコフスキーの繊細な感情表現が随所に感じられる名作を、発表会の舞台で披露してみてはいかがでしょうか。
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

ハンガリー王国に生まれ、作曲家、ピアニスト、民俗音楽研究家として活躍したバルトーク・ベーラの代表曲であるピアノ小品組曲『ルーマニア民俗舞曲 Sz.56』。
のちに自身の手で小管弦楽に編曲されており、どちらのアレンジもさまざまな演奏会や発表会で取り上げられています。
現在のハンガリーを中心とする地域を統治していたハンガリー王国の民謡を題材に作曲されており、民俗色の強い作品となっています。
「発表会はいつも練習している曲や定番曲とは異なる雰囲気の曲を演奏したい!」という方にピッタリの作品といえるでしょう。
【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(71〜80)
トルコ行進曲Wolfgang Amadeus Mozart

誰もが知るモーツァルトのこのメロディは、実は名盤『ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331』の第3楽章なんです。
この作品は、18世紀後半にヨーロッパで流行した異国情緒があふれる「トルコ風」の音楽で、軍楽隊が勇ましく行進する様子が目に浮かぶようです。
きらびやかで力強い曲調は、大人への憧れを持つ小学生、中学生のお子さんの心に響くはず。
1985年にはCMソングとしても話題になりましたね。
本作は、聴きなじみのあるメロディですが、モーツァルトらしい緻密な音の並びを正確に弾きこなすのは挑戦しがいがあります。
カッコいい曲で発表会の主役になりたい!
そんなお子さんにぴったりの、弾き終えた時の達成感が格別な一曲です!
組曲「仮面舞踏会」第1曲「ワルツ」Aram Khachaturian

『剣の舞』や『仮面舞踏会』でおなじみのアラム・ハチャトゥリアンの代表作の一つです。
1941年に劇音楽として作曲され、1944年に5曲からなる組曲に編曲されました。
華やかで優雅な3拍子のリズムが特徴的で、民族音楽の要素も随所に感じられます。
フィギュアスケートの浅田真央さんのプログラム曲としても使用され、話題を呼びましたね。
ドラマチックな展開と美しい旋律が魅力的で、聴衆を魅了する発表会向けの曲です。
豊かな表現力を発揮できる構成なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
シシリエンヌ Op.78Gabriel Fauré

フランスを代表する作曲家ガブリエル・フォーレが1893年に作曲した、短く優美な作品。
もともとは劇場用のオーケストラ曲として書かれましたが、後にチェロとピアノ用に編曲されています。
シシリアーナと呼ばれるダンス形式に基づいて作曲された本作は、緩やかで流れるような美しいメロディが特徴的。
優雅な雰囲気を大切に、音のない瞬間も意識しながら演奏することで、舞台映えする繊細さと情感の深さを兼ね備えた演奏に仕上がるでしょう。
即興曲 第1番 変イ長調 Op.29Frederic Chopin

ポーランド出身の天才作曲家、フレデリック・ショパンが1837年に作曲した即興曲の第1作。
流麗な3連符の旋律が特徴的で、聴く人の心を癒やす美しさにあふれています。
技術的には難しい面もありますが、演奏効果は抜群!
発表会では、安定したテクニックと豊かな表現力が求められます。
ゆったりとした中間部から華やかなコーダへの移行も聴かせどころです。
ピアノを長く続けてきた方にピッタリの1曲。
ぜひ挑戦してみてください!
トッカータAram Khachaturian

アラム・ハチャトゥリアンは、『剣の舞』や『ガイーヌ』でおなじみのアルメニア出身の作曲家です。
1932年、モスクワ音楽院在学中に書かれた本作は、アルメニア民謡のリズムや現代音楽の技法を盛り込んだ躍動的な楽曲。
パワフルでありながら繊細さも兼ね備えたダイナミックな楽曲は、チャレンジ心を刺激し、ピアノへの意欲をかき立ててくれるはずです。
力強い指の動きと柔軟な手首を駆使して、独自の音楽表現を追求してみてはいかがでしょうか。
『蝶々』作品2 第12曲「終景と帰り行く兄弟たち」Robert Schumann

ロベルト・シューマンの作品2『蝶々』のフィナーレである第12曲は、仮面舞踏会の終わりを描いた優美な小品です。
1831年に出版されたこの曲は、舞踏会の終焉と参加者たちの帰路を繊細に表現しています。
軽やかでありながらも感傷的な雰囲気を持ち、伝統的な「祖父の舞曲」の旋律が引用されているのが特徴です。
音が徐々に静まっていく終盤は、まるで舞踏会の灯が一つずつ消えていくような情景が目に浮かびます。
ピアノ演奏の基礎を身につけた方で、ロマン派の情感が豊かな表現に挑戦したい方におすすめです。
物語性を大切にしながら、シューマンの詩的な世界観を味わってみましょう。
ピアノソナタ 第16番 イ短調 Op.42 D845 第1楽章Franz Schubert

ロマン派音楽の巨匠、フランツ・シューベルトが生前に出版した数少ないソナタの一つとして知られるピアノ曲。
不安定なハーモニーと大胆な転調が特徴で、シューベルト特有の「変容する悲しみ」を表現しています。
陰鬱で感情豊かな旋律が印象的な第1楽章は、ソナタ形式で構成され、イ短調の力強くも哀感に満ちたテーマが展開されます。
「問いと答え」の形式で、音楽的な対話を創り出している冒頭の主題も印象的。
複雑な感情表現と緊張感が魅力の本作は、ピアノの技術を磨きたい方にピッタリの1曲です。
組曲「ドリー」Op.56 第2番 ミ-ア-ウGabriel Fauré

幼い少女への贈り物として生まれた魅力的なピアノ連弾曲です。
1894年6月に愛らしい2歳の誕生日を祝って作られた本作は、ワルツ風のリズムが心地よく、活発で生き生きとした雰囲気に満ちています。
跳ねるような明るい旋律は、子供たちの無邪気な遊び声や笑顔を思い起こさせ、聴く人の心を温かな気持ちで包み込みます。
フランス音楽ならではの優美さと繊細さを備えながらも、技巧的な難しさは抑えられており、ピアノを学ぶ方々にぴったりの作品です。
家族や友人と連弾を楽しみたい方、温かみのある音楽を演奏したい方におすすめの1曲となっています。
ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの初期の代表作として知られる『ピアノソナタ 第8番 悲愴』。
なかでも第2楽章は、ベートーヴェンが書いたメロディのうちでもっとも美しいといわれ、多くの映画やドラマの挿入曲として使用されています。
1797年から1798年頃に作曲された本作は、シンプルなメロディで音域もそれほど広くありませんが、それ以外のパートの音に厚みがあるため、バランスを注意深く聴きながら演奏しないとメロディラインが埋もれてしまいがち。
聴く者の心を温かく包み込んでくれるゆったりと流れる優雅なメロディと、それを支える重厚な和音を意識しながら、穏やかに演奏してみましょう。
ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品のなかでも、特にポピュラーな楽曲『ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」』。
道化師の普段は見せない悲しみや苦しみを描いた、情緒あふれる作品です。
難易度としてはツェルニー40番以上といったところでしょうか。
中学生が取り組むにはやや難易度が高いかもしれません。
ただ、ツェルニー30番が簡単に感じるという方なら、意外にも演奏しやすい楽曲だと思います。
27小節目の左手が難所ですが、音を分解して体に覚え込ませることで粒のそろった演奏を実現しやすくなります。
ぜひ参考にしてみてください。



