【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。
これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。
本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。
ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。
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【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(51〜60)
抒情小曲集 第8集 Op.65 第6曲トロールハウゲンの婚礼の日Edvard Grieg

ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグが30年以上にわたって書き続けたピアノ曲集『抒情小曲集』の第8集に収録されている『トロルドハウゲン婚礼の日』。
トロルドハウゲンはグリーグと妻ニーナが過ごした土地の名前で、この曲はニーナにささげられた作品です。
曲中のさまざまなテーマは、それぞれテンポも曲調もまったく異なるため、表現力を身につける練習としても最適!
具体的なシーンを自分なりに想像しながら弾いてみると、より情感豊かに演奏できるでしょう。
ワルツ 第6番 Op.64-1「小犬のワルツ」Frederic Chopin

中級者にとっては定番中の定番『小犬のワルツ』。
バラエティやCMなどでも頻繁に使用される作品なので、発表会での聴き映えにも期待できます。
そんなこの楽曲のポイントは跳ねるような旋律。
この部分をいかに正確に弾けるかで印象が変わる作品です。
早いパッセージに慣れたら、中間部分の優雅なメロディーにも意識を向けてみると良いでしょう。
全体のコントラストがハッキリし、さらに聴き映えします。
中級者や中級者にさしかかろうとしている初級者の方は、ぜひチェックしてみてください。
即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

フランシス・プーランクの名作『即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」』。
フランスを代表するシャンソニエ、エディット・ピアフ。
本作はプーランクが敬愛するエディット・ピアフに対するリスペクトが込められた作品です。
難易度はピアノバースで言うところのDかEの中間あたりでしょうか。
装飾音符をキレイに弾くことで、楽曲の仕上がりが大きく変わるので、そこを意識しながら練習していくと良いでしょう。
華やかなワルツGlenda Austin

華やかで優雅なワルツのリズムに乗せて、ジャズの要素が巧みに織り込まれた本作は聴く人の心を魅了します。
流麗な旋律の中にも現代的なアレンジが施され、その洗練された曲調は演奏者の表現力を引き出してくれます。
グレンダ・オースティンの作品はピアノ教室や音楽教育の現場で教材として採用されており、発表会やコンクールでの演奏曲として選ばれることも多い作品です。
本作は、ワルツ特有のリズム感を大切にしながらも、技術的な挑戦と音楽的な楽しさを兼ね備えた楽曲として、小学校高学年の学習者にぴったりの1曲といえるでしょう。
【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(61〜70)
シンフォニア No.1ハ長調J.S.Bach

明るく快活な三声のピアノ旋律が美しい小品で、1720年に息子の教育のために書かれた作品です。
冒頭から流れるように展開される主題は、上声部から中声部、下声部へと優雅に受け継がれ、バロック音楽ならではの緻密な対位法が光ります。
本作は、途切れることのない旋律線と心地よい和声進行により、聴き手を魅了する魅力に満ちています。
パッセージがはっきりと聞こえ、フレーズのつながりも自然で、小学校高学年の子供たちにぴったりの演奏曲です。
きらびやかな音の重なりと豊かな表現力で、発表会の舞台を華やかに彩れることでしょう。
子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

フランスを代表する印象派の作品が『子供の領分』というピアノ組曲に収録されています。
クロード・ドビュッシーの愛娘に捧げられた本作は、1908年12月にパリで初演された2分程度の短い作品です。
古典的な練習曲のスタイルを風刺的に模倣しながら、軽快で遊び心がたっぷりの曲調が魅力的です。
機械的な練習曲にありがちな退屈さを感じさせない、洗練された和声感覚とユーモアに溢れています。
朝早く演奏するのがおすすめと言われる本作は、清新な雰囲気と音楽的な表現力を兼ね備えており、演奏会のレパートリーとしても非常に人気があります。
短時間で聴衆を魅了できる小品をお探しの演奏家の方に、ぜひお勧めしたい一曲です。
幻想小曲集 Op.12 第2曲 飛翔Robert Schumann

ロベルト・シューマンの名曲『幻想小曲集 Op.12 第2曲 飛翔』。
ピアノ発表会などでも頻繁に耳にする楽曲なので、ご存じの方も多いと思います。
そんなこの楽曲のポイントは、なんといっても左手の存在感ではないでしょうか?
この楽曲は流した伴奏ではなく、しっかりとしたペダル操作で音が濁らないように低音部を演奏しなければなりません。
加えて17小節目からは右手も手の小さい人にとって難しい演奏が登場します。
難易度としては中級程度ですが、聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。