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【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲

ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。

これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。

本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。

ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。

【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(51〜60)

8つのユモレスク Op.101 第7曲Antonin Dvořák

ゆったりとした優しいメロディーが印象的なアントニン・ドヴォルザークの名作『8つのユモレスク』。

今回はその中でも、こちらの『8つのユモレスク Op.101 第7曲』を紹介したいと思います。

この作品のポイントは譜読みと転調パートにあります。

譜読みに関しては、初心者にとってはなかなかの難易度をほこります。

そして、転調パート。

いきなりオクターブが登場するので、しっかりと指の体操をして取り組んでみてください。

ピアノのための6つの小品 Op.118-3「バラード」Johannes Brahms

ブラームス: 6つの小品,Op.118 第3番 バラード ト短調 Brahms, Johannes/6 Stücke Op.118-3 Ballade Pf.萬谷衣里:Mantani,Eri
ピアノのための6つの小品 Op.118-3「バラード」Johannes Brahms

ドイツを代表する偉大な作曲家、ヨハネス・ブラームス。

中級レベルの楽曲をいくつも生み出してきたブラームスですが、その中でも特にオススメしたいのがこちらの『ピアノのための6つの小品 Op.118-3「バラード」』。

ブラームスの魅力である重厚な旋律が印象的な1曲ですね。

本作の難易度はツェルニーで言うところの40~50番あたりでしょうか。

前後が難しいと言われる本作ですが、中間部には重音のレガート奏法が求められるため、激しいパッセージが連発するような作品よりもディティールに注意を払わなければいけません。

シシリエンヌ Op.78Gabriel Fauré

シシリエンヌ(フォーレ)Fauré – Sicilienne – pianomaedaful
シシリエンヌ Op.78Gabriel Fauré

フランスを代表する作曲家ガブリエル・フォーレが1893年に作曲した、短く優美な作品。

もともとは劇場用のオーケストラ曲として書かれましたが、後にチェロとピアノ用に編曲されています。

シシリアーナと呼ばれるダンス形式に基づいて作曲された本作は、緩やかで流れるような美しいメロディが特徴的。

優雅な雰囲気を大切に、音のない瞬間も意識しながら演奏することで、舞台映えする繊細さと情感の深さを兼ね備えた演奏に仕上がるでしょう。

幻想曲「さくらさくら」平井康三郎

幻想曲「さくらさくら」(平井康三郎)Sakura-Sakura (A Fantasy for Piano) Kozaburo Y. Hirai
幻想曲「さくらさくら」平井康三郎

平井康三郎の名曲『幻想曲「さくらさくら」』。

本作の難易度はピアノバースで言えばC、ツェルニーで言えば30番後半あたりといったところでしょうか。

中級のなかでは演奏しやすい部類ではありますが、やたらと音が多く、16分音符や32分音符がいたるところで出現します。

そのため、譜読みに関してはそれなりに高いレベルが求められるでしょう。

手の大きさもそれなりに求められるため、手の小さい方は慣れるまで時間を要するかもしれません。

【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(61〜70)

即興曲 Op.90-4Franz Schubert

即興曲 変イ長調 作品90−4(シューベルト)Schubert – Impromptu in A flat major, Op. 90 No. 4 – pianomaedful
即興曲 Op.90-4Franz Schubert

優雅な旋律と情感豊かなハーモニーが魅力の、フランツ・シューベルトの即興曲。

1827年に作曲されたこの作品は、シューベルトの円熟期を象徴する名曲として知られています。

アルペジオから始まり、中間部では調性が変化していくなど、聴き手を幻想的な音楽の旅へと誘います。

はかなくも力強い旋律が、演奏者の表現力をさらに引き上げてくれるでしょう。

ピアノの技術を磨きたい方にもオススメの1曲です。

前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rakhmaninov

セルゲイ・ラフマニノフさんが1903年に発表した『10の前奏曲』のなかの1曲。

1901年に作曲されたこの曲は、「プレリュード・マーチ」という愛称でも親しまれています。

ロシアの民族的な情緒にあふれる濃厚な作品で、行進曲風のテンポで始まり、次第に雄々しさを増していきます。

中間部では、ラフマニノフ特有のロマンチックな旋律が特徴的。

技術的には、大きな和音や広範囲のアルペジオ、急速なオクターブ連打などが含まれるため、手の小さなピアニストにとっては難しい作品とされています。

ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

バルトーク:ルーマニア民族舞曲 Pf.高木早苗 Bartok:Roman nepi tancok Pf.Sanae Takagi
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

ハンガリー王国に生まれ、作曲家、ピアニスト、民俗音楽研究家として活躍したバルトーク・ベーラの代表曲であるピアノ小品組曲『ルーマニア民俗舞曲 Sz.56』。

のちに自身の手で小管弦楽に編曲されており、どちらのアレンジもさまざまな演奏会や発表会で取り上げられています。

現在のハンガリーを中心とする地域を統治していたハンガリー王国の民謡を題材に作曲されており、民俗色の強い作品となっています。

「発表会はいつも練習している曲や定番曲とは異なる雰囲気の曲を演奏したい!」という方にピッタリの作品といえるでしょう。