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【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲

ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。

これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。

本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。

ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。

【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(21〜30)

お菓子の世界 第8曲「チョコ・バー」湯山昭

【ピアノ発表会おすすめ】チョコ・バー ♫ 湯山昭 / Chocolate Bar , Akira Yuyama
お菓子の世界 第8曲「チョコ・バー」湯山昭

湯山昭さんの名作として長く愛されている組曲の第8曲です。

チョコレートの故郷である中南米の要素や、ジャズ的なニュアンスを取り入れた軽快で都会的なメロディが魅力です。

シンコペーションや裏拍のアクセントが効いたポップス系のリズムを持ち、ドライなタッチとペダルを用いた響きのコントラストなど、多彩な表現を楽しむことができます。

1974年5月に全音楽譜出版社から刊行された曲集に収められ、当時の生活感覚やCM音楽から着想を得たというユニークな背景もあります。

少し大人びた響きやリズムに挑戦したい方にとてもオススメです。

お菓子の世界 第3曲「柿の種」湯山昭

【ピアノ発表会おすすめ】柿の種 ♫ 湯山昭 / Kaki-no-Tane, Akira Yuyama
お菓子の世界 第3曲「柿の種」湯山昭

日本の身近なお菓子を題材にした、和の響きがかっこいい名作をご紹介します。

1974年5月に発売されたピアノ曲集『お菓子の世界【改訂版】』に収録されている第3曲です。

この楽曲は、誰もが知る定番のお菓子のイメージを、和の感触を帯びた色彩豊かなピアノ音楽へと見事に昇華しています。

短いフレーズの中にもポリリズムを含む鋭いリズム感覚が光り、どこか乾いた軽妙さと香ばしさを感じさせるのが本作の魅力ではないでしょうか。

アクセントを効かせた小粋な演奏は、発表会でもキラリと個性を放ちます。

洋風の曲ばかりになりがちなステージで、日本的な響きをかっこよく表現したい方にぜひ挑戦していただきたい1曲です。

子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」2人のおかしなおばさんが、けんかをしましたAram Khachaturian

【ピアノ発表会おすすめ】2人のおかしなおばさんが、けんかをしました ♫ ハチャトゥリアン / Zwei plappende Tantchen , Khachaturian
子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」2人のおかしなおばさんが、けんかをしましたAram Khachaturian

物語の始まりのようなタイトルからしてインパクト大!

アラム・ハチャトゥリアンの小品集『子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」』のなかに収録された楽曲です。

国内では1986年1月に全音版として発売された楽譜などでおなじみですね。

約1分20秒という短い時間のなかに、会話の応酬や感情のぶつかり合い、どこか滑稽な身振りがぎゅっと詰め込まれています。

スタッカートやアクセントを活かして、登場人物のセリフや動きを想像しながら演奏すると、よりいっそう魅力が引き立ちます。

少しユーモラスで劇的な表現を楽しみたい方に、ぜひおすすめしたいすてきな作品です。

目覚めのボサノバ物部一郎

【ピアノ発表会おすすめ】目覚めのボサノバ (ボサノバ)♫ 物部一郎 / Bossa nova at Waking , Ichiro Mononobe
目覚めのボサノバ物部一郎

爽やかな朝の空気を感じさせるボサノバのリズムが心地よい1曲です。

2021年6月に発売されたアルバム『白黒クジャクと思い出の歌』に収められており、楽譜と連動したタイアップCDも同時に展開されたことで注目を集めました。

この楽曲の魅力は、なんといっても軽やかなシンコペーションと揺れ動くようなリズム感です。

静かに体を起こしていくような躍動感が美しく表現されており、教育目的でありながら非常に洗練された響きを楽しめます。

クラシックの枠を超えて、少しおしゃれな和音やリズムに挑戦してみたい方へおすすめの作品といえるでしょう。

本作は発表会などのステージでも、軽快なメロディーで聴き手の心をぐっとひきつけることができますよ。

演奏会用練習曲中田喜直

クラコン全国大会第5位 三宅唯月 中田喜直「演奏会用練習曲」
演奏会用練習曲中田喜直

中田喜直さんの楽曲『演奏会用練習曲』は、心を揺さぶる美しいメロディと和音が魅力的な作品です。

この曲は、手の小さな小学校低学年の子供たちでも弾きやすいように工夫されていますが、基本的なピアノのテクニックに加え、音楽への深い理解と表現力をもって演奏することがポイントです。

技術的な難しさのみにとらわれず、曲の途中で変わるハーモニーの美しさやメロディの歌心を味わいながら演奏できるよう、楽譜を細かく読み解きながら練習に取り組みましょう。

エリーゼのためにLudwig van Beethoven

エリーゼのために (ベートーヴェン) 横内愛弓
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノを習い始めた方の多くが憧れる名曲『エリーゼのために』。

日本人にとって、クラシック作品の中で曲名を答えられる確率が最も高い作品ともいわれています。

切なく美しいメロディは非常に覚えやすく、全体のテンポもゆったりしているため、初心者の方でも取り組みやすい作品です。

テーマが再び戻ってくる前の中間部の盛り上がる部分では、細かい指の動きが求められますが、最適な運指を選んで丁寧に練習すればクリアできるはず!

穏やかな部分と激しさをともなう部分の変化にも注目しながら、表情を豊かに演奏しましょう。

さりげない前奏曲吉松隆

【ピアノ発表会おすすめ】さりげない前奏曲 ♫ 吉松隆 / Nonchalantry Prelude, Takashi Yoshomatsu
さりげない前奏曲吉松隆

ピアノ独奏曲集『プレイアデス舞曲集 III Op.35』の第1曲として、1988年当時に書かれた楽曲です。

本作は、およそ1分半というごく短い時間のなかに、透明感のある響きや軽快なリズム、そしてどこか影のある叙情が見事に凝縮されています。

大げさな自己主張をせず、場に静かに空気をなじませるような、題名どおりの控えめな美しさが魅力です。

テンポ感や和声が親しみやすく、現代作品ならではの洗練された雰囲気を楽しみながら演奏できます。

難解すぎず、かつ詩的な余韻を残せるため、ちょっとしたコンサートや人前での演奏の導入にぴったりの1曲です。

ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi

【ソナチネアルバム10番 /クレメンティOp.36-4】Clementi 第1楽章
ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi

活気に満ちた3部構成の快活な作品で、低音部の同音連打から始まる印象的な第1主題と、スタッカートが特徴的な軽やかな第2主題が魅力的に展開されます。

1797年の初版以来、ピアノ学習者の重要なレパートリーとして愛され続けているこの楽曲は、2分30秒ほどの演奏時間ながら、華やかで表情が豊かな旋律が息づいています。

本作は、レガートとスタッカートの対比、ダイナミクスの変化など、表現力を養うのに最適な要素を含んでいます。

明るく力強い曲調と親しみやすい旋律で、華やかな表現を体験したい方や、ピアノの新たな魅力を発見したい方におすすめの1曲です。

トルコ風ロンドJohann Burgmüller

【ピアノ発表会おすすめ】トルコ風ロンド ♫ ブルグミュラー / Rondo alla Turca, Burgmuller
トルコ風ロンドJohann Burgmüller

イ短調からイ長調への転調を伴う華やかでリズミカルな曲調が特徴的な本作は、軽快なスタッカートと流れるような16分音符のフレーズが印象的です。

異国情緒があふれる旋律とリズムに、アウフタクトを意識した自然な流れと躍動感が加わり、聴衆を魅了します。

アレグレットのテンポ指定で、全体的に活気がある表現が求められ、スタッカートとレガートの対比を明確にすることでキャラクターがより際立ちます。

滑らかな演奏技術と表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。

リズム感や指の独立性を養いながら、多彩な音楽スタイルへの理解も深められます。

発表会やコンクールでも人気があり、技術と表現力をアピールできる絶好の機会となるでしょう。

版画 第3曲「雨の庭」Claude Debussy

雨の庭(ドビュッシー)Debussy – Jardins sous la pluie – Estampes – pianomaedaful
版画 第3曲「雨の庭」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品のなかでも、印象派音楽の特徴がよく表れた曲として知られる1曲。

雨の降る庭園の情景を、透明感のある音色で描き出しています。

フランスの民謡を巧みに取り入れつつ、クロマチックや全音階を駆使した独特の和声進行が印象的。

1904年1月、パリで初演された際には、ピアニストのリカルド・ビニェスの演奏が絶賛を浴びたそうです。

ドビュッシーの音楽世界に触れてみたい方や、繊細なタッチと豊かな表現力を磨きたい方にピッタリの作品といえるでしょう。