【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。
これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。
本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。
ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。
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【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(21〜30)
コンソレーション(慰め)第3番Franz Liszt

ピアノの魔術師フランツ・リストが作曲したピアノ曲集『コンソレーション(慰め)』の中の1曲。
この作品集には、リストの特徴ともいえる「超絶技巧」を要する他の作品たちと異なる落ち着いた曲想の曲が収録されており、リスト作品の中でも比較的難易度が低いことで知られています。
第3番は特に有名で、発表会曲としても人気の高い1曲!
左手の伴奏の粒をそろえ、優雅なメロディを十分に歌いながら、情感を込めて演奏しましょう。
練習曲 Op.10-3「別れの曲」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが作曲した芸術性の高い練習曲の中でも知名度が高く、テレビ、CM、映画などさまざまなシーンで使われている『練習曲 Op.10-3「別れの曲」』。
美しいメロディラインと優雅なリズムで人々を魅了している癒やしの名曲です。
テーマ部分はゆったりとしていますが、中間部に入ると次第に動きが出てきて、高度なテクニックを要する和音の連続がやってきます。
練習曲といっても、指練習だけでなく表現力や音楽性を磨くのにピッタリな作品ですので、今後のステップアップを見据えてぜひ挑戦してみてください!
【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(31〜40)
ノクターン 第2番 Op.9-2Frederic Chopin

美しい旋律に心洗われるフレデリック・ショパンの名曲『ノクターン 第2番 Op.9-2』。
緩やかなリズムと緻密に計算されたメロディの変化が魅力的な、表現力を磨いてさらなるステップアップをはかりたいピアノ中級者の方にオススメの作品です。
メロディや表情の変化を際立たせるには、左手の伴奏を穏やかに演奏することが大切。
左右のバランスに気を配りながらも、機械的な音楽にならないよう、やわらかく温かい雰囲気の演奏に仕上げましょう!
5つの小品(樹木の組曲)Op.75 第5曲「樅の木」Jean Sibelius

フィンランドが誇る国民的作曲家ジャン・シベリウスさんの作品。
北欧の自然を連想させる静ひつな美しさが魅力です。
1914年に作曲された本作は、樹木をテーマにした5曲からなる組曲の最後を飾ります。
繊細なタッチで奏でられるメロディは、まるで雪景色のなかにたたずむ樅の木の姿を描き出すよう。
ピアノを習う大人の方からも人気が高く、発表会やコンサートのアンコール曲としてもよく取り上げられます。
1音1音を丁寧に演奏しながら、北欧の大自然に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K. 332(K6. 300k) 第1番Wolfgang Amadeus Mozart

古典派時代の天才が遺した優雅な旋律とリズムが心に染み入る作品です。
3つの楽章で構成され、1783年に作曲された本作は、爽やかなヘ長調の響きと緩やかな変奏が印象的です。
親しみやすい主題と洗練された対位法が織りなす美しい音楽は、聴く人の心を癒やしてくれることでしょう。
映画『不滅の恋/ベートーヴェン』でも使用された第2楽章は、繊細な装飾音と情感が豊かな旋律が特徴的。
モーツァルトらしい明るく軽やかな表現力と技巧的な面白さを兼ね備えた本作は、ピアノ演奏を楽しむ全ての人におすすめの1曲です。
幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」Sergei Rakhmaninov

1890年代に大活躍したロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
こちらの『幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」』はラフマニノフの作品のなかでも、特に有名な作品です。
この楽曲の難易度は中級のなかでも上位のレベルといったところなのですが、人によっては上級に相当する難易度になることも。
ラフマニノフは非常に手が大きく、この作品も余裕を持って10度を演奏できなければなりません。
鐘の音をピアノで表現するところも難しいのですが、とにかくオクターブが多く難しい作品なので、ピアノに詳しい人にとっては大いに聴き映えする楽曲と言えるでしょう。
ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52 第1楽章Franz Joseph Haydn

古典派音楽の巨匠フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが晩年に作曲した『ピアノソナタ 変ホ長調』。
第1楽章は力強い和音で始まり、軽やかで優美な旋律が特徴的な第2主題へと展開します。
エネルギッシュで躍動感に溢れる曲調は、ハイドンの人生の喜びや充実感を反映しているようです。
1794年にロンドンで書かれたこの作品は、ハイドンの成熟した作曲技法が感じられる名曲。
音の強弱が絶えず変化し、ダイナミックな活力を与えています。
豊かな音楽性を持つ本作は、多くの演奏者や聴衆に愛され続けています。






