【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲
ピアノ上級者になると、高速のパッセージや激しいポジション移動をともなう難曲に挑戦する機会が増えると思います。
また、技術面だけでなく、複雑な歴史的背景を持つ作品や、音楽的理解が難しい作品に出あい、つまずくこともあるでしょう。
このような要素を持つ楽曲を弾くことは、ピアノ学習者にとって大きなステップアップのチャンスです!
今回は、テクニックや表現、解釈、いずれの観点からも上級者向けとして知られている楽曲をピックアップしました。
発表会をきっかけに自分の可能性をさらに切り開いていきたい!という方は、最後までじっくりとご覧ください。
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【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲(31〜40)
超絶技巧練習曲 第7番『英雄』Franz Liszt

フランツ・リストが残した難曲の数々のなかでも、華やかで力強い輝きを放つ『超絶技巧練習曲 第7番「英雄」』。
1852年ごろに最終版が刊行された本作は、その名の通り勇壮で劇的な展開が魅力です。
鋭い打鍵と下降スケールで始まり、ファンファーレのような主題が響き渡ります。
オーケストラを思わせる重厚な響きをピアノ一台で表現するため、オクターブやアルペジオの確かな技術と、ペダルの繊細なコントロールが求められます。
圧倒的な表現力で観客を惹きつけたい方に、ぜひ挑戦していただきたい一曲です。
リゴレットによる演奏会用パラフレーズFranz Liszt

ピアノ発表会で高度なテクニックと表現力を披露したい方におすすめなのが、ヴェルディのオペラ『リゴレット』の第3幕の四重唱を素材にした『リゴレットによる演奏会用パラフレーズ』。
1860年ごろに出版された本作は、リストの編曲芸術を代表する作品として名高いですね。
4人の登場人物の感情が交錯する複雑な構造を、一台のピアノで立体的に再現します。
旋律の美しさと華やかな超絶技巧が融合しており、繊細な音色コントロールと声楽的なカンタービレが求められます。
単に指が回るだけではなく、豊かな音楽性とオペラの情景を描き出す表現力を持つ方にふさわしい、劇的で聴き応えのある名曲です。
演奏会用アレグロ 嬰ハ長調Enrique Granados

スペインの名ピアニストとしても華々しい功績を残したエンリケ・グラナドスによる技巧的な名曲。
華麗な和音とアルペジオが特徴的で、リストの影響を感じさせる華やかな曲調が魅力の本作は、1903年から1904年にかけて作曲されました。
ソナタ形式に基づいた構成となっており、随所で高度な技術と表現力を求められる難曲ですが、挑戦することでスペイン音楽の魅力を存分に感じられるでしょう。
ピアノの魅力を存分に味わいたい方や、技術向上を目指す方にピッタリの1曲です。
クライスレリアーナRobert Schumann

8つの楽章からなるこの作品は、激しい情熱と静かな瞑想が交互に現れる構成になっています。
1838年に作曲されたこの曲は、ロベルト・シューマンの内面的な葛藤を反映しており、シューマンの創作活動の中でも特に重要な位置を占めています。
フロレスタンとオイゼビウスという二つの人格を象徴する音楽表現が、聴く人の心を揺さぶります。
高度な技術を要する難曲ですが、その深い感情表現は多くの人々に感動を与え続けています。
ピアノ演奏技術を磨きたい上級者や、ロマン派音楽の魅力を深く味わいたい方におすすめの1曲です。
ハンガリー狂詩曲 S.244 第2番 嬰ハ短調Franz Liszt

ピアノの魔術師フランツ・リストが手掛けた『ハンガリー狂詩曲』は全19曲。
なかでも第2番は特に知名度が高く、リスト自身やフランツ・ドップラーによって管弦楽用に編曲されたものも、たびたび演奏されています。
難易度の高いことでも知られている作品ですが、特に曲の終わり近くに設けられたカデンツァは腕の見せどころ。
自作のカデンツァを挿入して、より華やかに仕上げているピアニストもいます。
楽譜のまま弾きこなすだけでもハードな曲ですが、よりオリジナリティあふれる演奏を目指したい方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
熊蜂の飛行Nikolai Rimsky-Korsakov

ロシアの作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフによる色彩豊かな管弦楽曲。
オペラ『ツァール・サルタンの物語』の一場面を描いた本作は、熊蜂の飛行を表現した短い間奏曲です。
高速で連続する16分音符が特徴的で、その技巧的な難しさから演奏者の腕前を試す曲としても知られています。
1899年から1900年にかけて作曲された本作は、オペラの一部でありながら単独でも人気を博し、さまざまな楽器にアレンジされています。
華麗な旋律と躍動感あふれるリズムが魅力的な曲で、技術を磨きたい上級者の方にオススメです。
歌曲集「冬の旅」より「菩提樹」S.561 R.246Schubert=Liszt

フランツ・シューベルトが、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩をもとに作曲した連作歌曲集『冬の旅』。
ドイツリートの名作として知られるこの曲集の第5曲『菩提樹』は、シューベルト研究家が「ほとんど歌えないほど美しい」と称賛するほど、甘美な旋律で多くの人々を魅了し続けている作品です。
ピアノの魔術師フランツ・リストによって壮大なピアノ作品へと変化を遂げても、原曲の繊細な美しさはそのまま!
高度なテクニックを要する作品ですが、技巧面だけに注目せず、シューベルトが作り上げたやさしい世界観を表現できるよう、原曲を聴いてイメージをふくらませましょう。
ロンド・カプリチオーソ Op.14 U 67 ホ長調Felix Mendelssohn

ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンのピアノ作品の中でも、広く親しまれている楽曲の一つである『ロンド・カプリチオーソ Op.14 U 67 ホ長調』。
初恋の人のために書いた『ホ長調のエチュード』に穏やかな冒頭の導入部を書き加えたものが、この作品であるとされています。
テクニック的に最上級の難易度というわけではありませんが、繊細なタッチや幅広い表現力が求められます。
表情をたっぷりつけて、ロマンチックに、情熱的に演奏しましょう。
ピアノソナタ第21番 Op.53「ワルトシュタイン」Ludwig van Beethoven

古典派音楽の集大成とロマン派音楽の先駆けとして知られるルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
1804年に完成した本作は、英雄的な10年間の初期に位置づけられる中期の代表作です。
ベートーヴェンの友人であり、パトロンでもあったフェルディナント・フォン・ワルトシュタイン伯爵にささげられた3楽章から成るソナタは、技術的にも音楽的にも高度な演奏を要求します。
力強いリズムと明るいハ長調のテーマで始まる第1楽章、めい想的な雰囲気の第2楽章、そして活気に満ちたフィナーレの第3楽章と、それぞれが独自の性格を持つ本作は、確固たる演奏技術と表現力を持つピアニストにぜひオススメしたい1曲です。
バラード 第4番ヘ短調 Op.52Frederic Chopin

『12の練習曲 Op.25-6』や『12の練習曲 Op.25-11「木枯らし」』などショパンの難しい作品は多く存在しますが、最もショパンらしさが発揮されている高難易度の作品といえば、こちらの『バラード 第4番ヘ短調 Op.52』ではないでしょうか?
重音が多く、難解なパッセージも幾度となく出現する作品で、ショパンのなかでも屈指の難易度をほこります。
この重音の多さがショパンらしさを物語っているため、ショパンの作品が好きな方にとっては非常に親しみやすいでしょう。



