【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
ピアノ上級者になると、高速のパッセージや激しいポジション移動をともなう難曲に挑戦する機会が増えると思います。
また、技術面だけでなく、複雑な歴史的背景を持つ作品や、音楽的理解が難しい作品に出あい、つまずくこともあるでしょう。
このような要素を持つ楽曲を弾くことは、ピアノ学習者にとって大きなステップアップのチャンスです!
今回は、テクニックや表現、解釈、いずれの観点からも上級者向けとして知られている楽曲をピックアップしました。
発表会をきっかけに自分の可能性をさらに切り開いていきたい!という方は、最後までじっくりとご覧ください。
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【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選(91〜100)
半音階的大ギャロップFranz Liszt

リストの名作『半音階的大ギャロップ』。
『超絶技巧練習曲』の『マゼッパ』や『鬼火』とともに、リストの難曲として名高い作品ですね。
そんな本作の難所はなんといっても4-5指を用いた細かい動きではないでしょうか?
指がつりそうになるいやらしい構成に加えて、幅広い跳躍やオクターブも連発します。
並の上級者では正しく演奏することが難しい作品です。
他のリストの作品に比べると、演奏効果がやや低いことで低評価を受けることもありますが、増三和音や全音音階の響きが好きな方にとってはツボに入る作品といえるでしょう。
12の練習曲 Op.12 第10番「革命」Frederic Chopin

ピアノ発表会で演奏される作品は技術を重視したものが多いため、聴き映えしにくい傾向にあります。
フレデリック・ショパンの名作であるこちらの『12の練習曲 Op.12 第10番「革命」』は、技術的にも難しい作品でありながら、音楽作品としても高く評価されています。
まさに聴き映えのする楽曲としてはうってつけといえるでしょう。
右手の主題が有名な作品ですが、左手の速い16分音符のアルペジオもなかなか難しいので、演奏に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
おわりに
今回はピアノ発表会の曲としてオススメの上級者向けのピアノ曲をご紹介しました!
いずれも演奏効果が高いのはもちろん、ピアノの上達のために必要なテクニック・表現面の課題が数多く盛り込まれた作品ばかりです。
発表会は、普段はなかなか取り組めない難しい作品とじっくり向き合うとても貴重な機会!
気になる曲が見つかった方は、「私にはちょっとレベルが高いかも……」と消極的にならず、勇気をもってチャレンジしてみてくださいね。