【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲
ピアノ上級者になると、高速のパッセージや激しいポジション移動をともなう難曲に挑戦する機会が増えると思います。
また、技術面だけでなく、複雑な歴史的背景を持つ作品や、音楽的理解が難しい作品に出あい、つまずくこともあるでしょう。
このような要素を持つ楽曲を弾くことは、ピアノ学習者にとって大きなステップアップのチャンスです!
今回は、テクニックや表現、解釈、いずれの観点からも上級者向けとして知られている楽曲をピックアップしました。
発表会をきっかけに自分の可能性をさらに切り開いていきたい!という方は、最後までじっくりとご覧ください。
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【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲(81〜90)
「パガニーニ大練習曲」より第6曲「主題と変奏」Franz Liszt

優美で気品があふれる旋律と華麗なピアノ技巧が融合した傑作です。
パガニーニのヴァイオリン曲を見事にピアノ用に編曲し、1851年に改訂版として世に送り出されました。
原曲の持つ優雅さはそのままに、ピアノならではの表現力を存分に引き出した本作は、聴衆を魅了する魔法のような音色を奏でます。
両手の絶妙な交差やアルペジオの連続など、技巧的な難しさを感じさせない流麗な演奏は、まさに音楽の芸術性を体現しています。
演奏時間は約2分と短めながら、豊かな音楽性と高度な技巧を兼ね備えた本作は、ピアノ演奏の醍醐味を存分に味わえる逸品です。
ステージで存在感を放ちたい方や、ピアノの可能性に挑戦したい方におすすめの一曲といえるでしょう。
幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」Sergei Rakhmaninov

1890年代に大活躍したロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフさん。
こちらの『幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」』はラフマニノフの作品のなかでも、特に有名な作品です。
ラフマニノフは非常に手が大きかったため、この作品も余裕を持って10度を演奏できなければなりません。
ラフマニノフ規格の作品を手の小さい方が演奏するのは、まさに至難の業!
ただ、鐘の音を模したパッセージやオクターブの連続は非常に華やかで演奏効果も高いため、聴き映えを求める方にはうってつけの作品といえるかもしれません。
すべての短調による12の練習曲 第2番 ニ短調 モロッシアのリズムでCharles Valentin Alkan

力強い3拍子のリズムが印象的なピアノ独奏曲です。
古代ギリシャの詩の韻律を意識した重厚な和音の響きは、まるでオーケストラの演奏を思わせるような壮大さを感じさせます。
1857年に出版された本作は、約8分30秒の演奏時間の中で、ピアノの表現力を存分に引き出す魅力的な楽曲となっています。
練習を重ねてきた方なら、その実力を存分に発揮できる曲でしょう。
重厚な和音とダイナミックな展開で、聴衆を魅了する演奏効果の高い作品です。
発表会でインパクトのある演奏を目指す方や、オーケストラのような豊かな響きを追求したい方にお勧めしたい一曲です。
超絶技巧練習曲集4番「マゼッパ」Franz Liszt

いくつもの高難易度な楽曲を作り、多くの演奏家たちの頭を悩ませてきた作曲家、フランツ・リスト。
難しい楽曲が多い作曲家と聞かれれば、誰もがリストをイメージするのではないのでしょうか?
そんなリストの作品のなかでも、特に難しい楽曲の一つといわれているのが、こちらの『超絶技巧練習曲集4番「マゼッパ」』。
オクターブと重音に関しては無類の難易度をほこります。
「Allegro deciso」から難易度が一気に上がるので、練習ではとにかく正確にポジションを取ることを意識しましょう。
メンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」より「スケルツォ」Mendelssohn=Rakhmaninov

フェリックス・メンデルスゾーンの代表作の一つである、シェイクスピアの戯曲に基づいた劇音楽。
本作は、妖精たちの軽快な踊りを描写した楽曲で、リズミカルで生き生きとした旋律が特徴です。
メンデルスゾーンが17歳の時に作曲した序曲と、34歳の時に作曲した劇付随音楽から成り立っており、彼の才能の成長を感じられます。
軽快で明るい雰囲気を持ち、妖精たちのいたずらや遊び心が感じられる本作は、テクニックや表現力を磨きたいピアノ学習者の方にオススメです。
発表会をきっかけに、自分の可能性を切り開いていきたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作『ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章』。
『悲愴』や『月光』と並んで有名な、ベートーヴェン作品を代表する1曲です。
本作は、クラシック音楽のなかでも知らない人はいないのでは?と思われるほどの名曲『運命』の原型ともいえる作品で、彼ならではの感情的な表現が多く登場します。
もちろん、演奏難易度も表現の多さに比例して高まっているのですが、その分、聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。
12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」Frederic Chopin

上級者になりたての方にオススメしたい作品が、こちらの『12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」』。
フレデリック・ショパンの名作で『黒鍵のエチュード』というタイトルでも知られています。
ショパンの練習曲のなかで目立って難しいというわけではありませんが、難易度は決して低いものではなく、基礎以上の演奏ができる方でなければ美しく弾くことは難しいと思います。
手が小さく速い演奏が好みの方にとっては、弾きやすい部類の作品なので、ぜひチェックしてみてください。
8つの演奏会用練習曲より 第5曲「冗談」Nikolai Kapustin

クラシックとジャズが融合した躍動感があふれる楽曲です。
1984年に発表されたアルバム『8つの演奏会用練習曲 Op.40』に収録された本作は、軽快でユーモアもたっぷりな性格を持ち、聴く人の心をくすぐります。
スウィングやブギウギなどジャズの要素を巧みに取り入れながら、クラシックの形式美も大切にした魅力的な一曲。
リズミカルで躍動感のあるフレーズが次々と展開され、会場全体を楽しい雰囲気で包み込みます。
ニコライ・ペトロフやマルク=アンドレ・アムランなど、世界的なピアニストたちも演奏するこの作品は、技術と表現力を存分に披露したい方にぴったり。
観客を魅了する素晴らしいステージを作り上げられることでしょう。
15の熟達した練習曲 作品72 第2番Moritz Moszkowski

情熱的な旋律と緻密な技巧が織りなす、ロマン派の傑作。
2分程度という短い演奏時間ながら、左手に響く3連音符が印象的な本作は、聴く人の心を確実につかんでいきます。
アレグロ・ブリランテの指示通り、輝かしい雰囲気を醸し出すアプローチが求められ、豊かな表現力と確かな技術が必要とされます。
手首の回転を意識した繊細なタッチで、音の粒をきらびやかに響かせることで、華やかな発表会の舞台を彩ることでしょう。
1903年にパリで出版されたこの曲は、ツェルニーの先にある新たな音楽の扉を開く、魅力的なレパートリーとなっています。
ピアノソナタ ロ短調 S.178Franz Liszt

ピアノの魔術師フランツ・リストが手掛けた『ピアノソナタ ロ短調 S.178』は、彼の代表作として知られる大作。
1852年から1853年にかけて作曲され、1854年に出版されました。
この曲は、リストの革新的な試みが詰まった作品で、3つの楽章を単一楽章に圧縮し主題変容の技法を駆使することで統一感を生み出しています。
発表当時は賛否両論でしたが、19世紀に入りピアノ音楽の重要作品として認められるようになりました。
ピアノの技巧はもちろん、音楽的理解力も問われる難曲。
新たな可能性に挑戦したい上級者の方にオススメです!
【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲(91〜100)
ピアノソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 第1楽章Sergei Prokofiev

プロコフィエフの難曲として名高い『ピアノソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 第1楽章』。
『戦争ソナタ』とも呼ばれる作品で、第二次世界大戦中の混とんとした世界観が表現されています。
演奏効果の高い作品ですが、演奏者に高度な技巧も要求します。
特に第3楽章のピアノ曲には珍しい7拍子の曲で、八分音符単位で2-3-2で構成されています。
リズムを取るだけでも多くの練習時間を必要とする難曲といえるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
ピアノソナタ 第34番 ホ短調Franz Joseph Haydn

ハイドンの名作『ピアノソナタ 第34番 ホ短調』。
軽快なリズムが印象的な作品です。
一般的には中級者程度と言われている作品ですが、それはあくまでも演奏できるか否かの話。
この作品の魅力を十分に伝えるという観点でいえば、十分上級者向けと言うに値する作品といえるでしょう。
そんなこの作品の難しさは、なんといっても全体にちりばめられた速弾きではないでしょうか?
軽快なリズムでありながら、意外にも指の持久力が求められる構成のこの曲にチャレンジすることで、ピアノの実力向上をはかれるはずです。
12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」Aleksandr Skryabin

アレクサンドル・スクリャービンの名作『12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」』。
スクリャービンの作品のなかでも特に難しい楽曲として知られています。
跳躍が非常に多い楽曲なので、楽譜にしがみついた状態では演奏不可能!
暗譜して演奏にのぞみたいところです。
ただし、ポジション移動は激しいものの、細かいアルペジオが登場するわけではないので、細かい指さばきに自信がない方にとっては、挑戦しやすい作品といえるかも。
しっかりと聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。
軍隊ポロネーズFrederic Chopin

明るく威厳のある曲想から『軍隊ポロネーズ』として知られている『ポロネーズ第3番イ長調 作品40-1』。
堂々たる曲調とリズムは、フレデリック・ショパンの祖国ポーランドの雄大さを表現しているともいわれています。
ひねりのないシンプルな構成で作曲されているため、親しみを感じやすいのもこの曲の魅力の一つ。
最初から最後まで力強さを保ったまま演奏するためには、腕や肩の力を抜くことが大切です。
和音の連続で体が固まりやすいので、まずは少し簡単にアレンジされた楽譜から挑戦してみるのもよいかもしれませんね。
スラブ舞曲 第8番Antonin Dvořák

ピアノ発表会でクラシック音楽によるピアノ連弾曲をお探しではありませんか。
ピアノ連弾曲として作曲されたアントニン・ドヴォルザーク作曲の「スラブ舞曲 第8番 Op46-8」はおすすめです。
非常に熱情的なイントロから疾走感がある華やかな舞曲のメロディは聴いた人を虜にします。
二人の息が合わないと崩壊しそうで、互いに落ちないように練習が必要です。
目まぐるしく展開していくので、遅れないようにテンポは守って弾きましょう。
こういう曲は早くなりがちで、二人で煽り合いにならないように注意。
本曲は管弦楽版もありますが、原曲はピアノ連弾として書かれているため、ピアノ連弾オリジナル作品の演奏したい、探している方におすすめのクラシック音楽です。
ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin

ピアノ独奏のために書かれたこの楽曲は、軽快で華やかなメロディが特徴的です。
右手の速いスケールと左手の安定したワルツリズムが絶妙に組み合わさり、まるで小犬が楽しげに駆け回る様子を描写しているかのようです。
1846年から1848年にかけて作曲され、デルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されました。
演奏時間は約1分半から2分と短めですが、高度な技術と表現力が要求される曲でもあります。
クラシック音楽ファンはもちろん、ピアノ演奏を学ぶ方にもおすすめの一曲です。
映画やアニメのBGMとしても使用され、幅広い層に親しまれています。
ピアノソナタ第1番 作品2-1 第4楽章Ludwig van Beethoven

力強く情熱的な演奏が魅力の一曲です。
2分の2拍子のプレスティッシモ(非常に速く)で書かれ、三連音符の分散和音と和音の刻みが織りなす躍動感があふれる展開が聴く人の心をつかみます。
ピアノとフォルテの強弱の対比が効果的に使われ、オクターヴの順次下降が印象的な副次主題も、会場全体を引き込む魅力に満ちています。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは1796年にウィーンのArtaria社からこの作品を出版し、師であるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンに献呈しました。
テクニックに自信のある方にぴったりの、聴衆を魅了できる演奏会向けのレパートリーとしておすすめです。
2つのラプソディー Op.79 第2番Johannes Brahms

上級者を志す中級者にオススメしたい作品が、こちらの『2つのラプソディー Op.79 第2番』。
さすがに初心者が取り組めるような作品ではありませんが、中級者が練習する曲としては難易度も低く、経験値も多い作品と言えるでしょう。
2番は1番よりも演奏しやすく、和音とオクターブをしっかりとつかめば、しっかりと聴き映えのする楽曲です。
譜読みも少なく指返しも簡単なので、初心者から中級者に入った方は、ぜひチェックしてみてください。
ラ・カンパネラFranz Liszt

鐘の音を模した繊細な旋律が印象的で、高音域での跳躍や装飾音が美しく響き渡ります。
1851年に改訂されたピアノ曲は、ロマン派音楽の真髄を感じさせる情熱的な表現力と、技巧的な演奏が特徴です。
フランツ・リストは、1831年にパガニーニの演奏に感銘を受け、ヴァイオリン協奏曲の主題をピアノ用に編曲。
映画やテレビ番組のBGMとしても度々使用され、多くの人々の心を魅了してきました。
本作は、静かな環境で集中して勉強したい方にオススメです。
鐘の音のような透明感のある音色は、心を落ち着かせながらも適度な緊張感を保ってくれるでしょう。
鐘Sergei Rachmaninov

1913年に発表されたラフマニノフの作品『鐘』。
ラフマニノフの代表的な作品『怒りの日』がところどころで登場する遊び心のある作品でありながら、非常に高い難易度をほこる曲でもあります。
その難しさは、主に中盤の速弾きと全体の表現にあるでしょう。
速弾きが難しいのはもちろんのことですが、楽譜を追うだけでは表現しきれない魅力を秘めた曲でもあり、楽曲への深い理解や高い表現力も求められます。
まさに、上級者にはうってつけの作品といえるでしょう。



