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【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲

ピアノ上級者になると、高速のパッセージや激しいポジション移動をともなう難曲に挑戦する機会が増えると思います。

また、技術面だけでなく、複雑な歴史的背景を持つ作品や、音楽的理解が難しい作品に出あい、つまずくこともあるでしょう。

このような要素を持つ楽曲を弾くことは、ピアノ学習者にとって大きなステップアップのチャンスです!

今回は、テクニックや表現、解釈、いずれの観点からも上級者向けとして知られている楽曲をピックアップしました。

発表会をきっかけに自分の可能性をさらに切り開いていきたい!という方は、最後までじっくりとご覧ください。

【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲(11〜20)

献呈Schumann=Liszt

シューマン=リスト『献呈』/ Schumann=Liszt “Widmung”
献呈Schumann=Liszt

ロベルト・シューマンが結婚式前夜に妻クララに贈った歌曲集『ミルテの花 op.25』を、ピアノの魔術師フランツ・リストがピアノ独奏用に編曲したものが、このシューマン=リストの『献呈』です。

編曲されたクラシック作品の中には、独特のアレンジが加えられて原型をとどめていない作品も数多くありますが、こちらの作品はシューマンが作曲した歌曲を忠実に再現しつつ、リストらしいピアニスティックな表現が加えられており、非常に上品な作品に仕上げられています。

原曲の歌曲を聴いてから弾くと、より演奏のイメージが明確になりますよ!

12の超絶技巧練習曲 Op.11-10『レズギンカ』Sergey Lyapunov,

リャプノフ : レズギンカ【19_激しい・速い楽譜と説明付きクラシックピアノ曲】
12の超絶技巧練習曲 Op.11-10『レズギンカ』Sergey Lyapunov,

コーカサス地方の民族舞踊を題材にした華麗な作品です。

激しいリズムと情熱的な旋律が特徴で、ピアニストの技量が存分に発揮されます。

1897年から1905年にかけて作曲された本作は、フランツ・リストの『超絶技巧練習曲』に触発されたものです。

エネルギッシュで活気に満ちた曲調は、聴く者を魅了します。

ピアノの表現力を極限まで引き出す、挑戦的なレパートリーとして知られており、コンサートやコンクールでも人気があります。

高度な技巧と豊かな音楽性を追求したい上級ピアニストの皆さんにぜひおすすめです。

前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rachmaninov

Yuja Wang – Rachmaninov: Prelude in G Minor, Op. 23, No. 5 (Live at Philharmonie, Berlin / 2018)
前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rachmaninov

ロシアの音楽家セルゲイ・ラフマニノフさんが1901年に完成させた本作は、ラフマニノフのロシア国民主義を象徴する力強い作品です。

満ちあふれる和音と魅惑的な旋律が特徴で、行進曲風の開始部分、メランコリックな中間部、そして最初のテーマへの再現部によって構成されています。

壮大な性質にもかかわらず、柔らかな音で終わるのも印象的。

難易度の高い作品ですが、ロシア音楽を体感したい方にピッタリのピアノ曲といえるのではないでしょうか。

半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903J.S.Bach

亀井 聖矢/J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903(2019ピティナ 特級セミファイナル )J.S. Bach – Chromatic Fantasia and Fugue
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903J.S.Bach

バッハの楽曲のなかでも、特に難しいといわれている作品『半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903』。

難易度としては同じくバッハの名曲である『ゴルトベルク変奏曲 BWV988』や『フーガの技法 BWV1080』よりは少しだけ簡単といったところでしょうか。

そもそもフーガ自体が演奏難易度の高い作曲技法であり、その上で速いパッセージが展開されます。

さらにアドリブでアルペジオを展開する箇所が3つもあるため、演奏家にとっては精神的なハードルが高い作品ともいえるでしょう。

エチュード 嬰ト短調 作品25-6Frederic Chopin

ショパン : エチュード 作品25-6【33_激しい・速い楽譜と説明付きクラシックピアノ曲】
エチュード 嬰ト短調 作品25-6Frederic Chopin

このフレデリック・ショパンの練習曲はピアノを弾く人にとって大きな挑戦になるでしょう。

右手で三度の重音をなめらかに奏でるのは難しく、高度な技術が必要です。

でも単なる練習曲ではありません。

浮遊感のある美しい旋律や、ため息のようなフレーズが印象的で、ロマンティックな雰囲気に包まれています。

1835年に作曲されたこの曲は、技巧と表現を兼ね備えたショパンらしい名曲。

ピアノの魅力を存分に味わえる一曲なので、クラシック音楽に興味のある人にぜひ聴いてほしいですね。