【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
ピアノ上級者になると、高速のパッセージや激しいポジション移動をともなう難曲に挑戦する機会が増えると思います。
また、技術面だけでなく、複雑な歴史的背景を持つ作品や、音楽的理解が難しい作品に出あい、つまずくこともあるでしょう。
このような要素を持つ楽曲を弾くことは、ピアノ学習者にとって大きなステップアップのチャンスです!
今回は、テクニックや表現、解釈、いずれの観点からも上級者向けとして知られている楽曲をピックアップしました。
発表会をきっかけに自分の可能性をさらに切り開いていきたい!という方は、最後までじっくりとご覧ください。
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【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選(1〜10)
水の戯れMaurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルがパリ音楽院在学中に作曲した『水の戯れ』は、形の定まらない水の姿をそのまま音に表したかのような、流動的で美しい作品です。
ラヴェル作品の初演を数多く行ったピアニスト、リカルド・ビニェスによる初演では、誰もが一度は耳にしたことがあるであろうクラシックの名作『亡き王女のためのパヴァーヌ』とともに演奏されたそうです。
この曲は、自由な水の様子をイメージしながら、とにかくなめらかにピアノを奏でるのがポイント!
全身を脱力させた状態で、横の流れを大切にしながら演奏しましょう。
8つの演奏会用練習曲 第1番「プレリュード」Nikolai Kapustin

ジャズとクラシックを融合させた斬新な作品です。
スウィングのリズムを基調とした明るくエネルギッシュな楽曲で、ピアノの技巧を存分に駆使しています。
複雑なリズムの交錯や予測しづらいメロディの進行など、演奏者にとっては非常に挑戦的ですが、聴衆には強い印象を与えます。
ジャズの自由なエネルギーとクラシックの精緻さが同時に楽しめる音楽的体験を提供していますね。
ピアノ技術を磨きたい方や、新しい音楽表現に興味がある方におすすめです。
1984年にニコライ・カープスチンさんによって完成されたこの曲集は、多くのピアニストに演奏され、高く評価されています。
ピアノのために 第1曲 プレリュードClaude Debussy

クロード・ドビュッシーが1901年に完成させた全3曲から成るピアノ曲集『ピアノのために』。
古典組曲の形式に全音階や半音階といった革新的な技法が盛り込まれたドビュッシーらしい作品であり、「ドビュッシー独自のピアニズムの始まり」などと評されています。
第1曲の『プレリュード』は、繊細なタッチと大胆な表現が求められる非常に華やかで弾きごたえ抜群の1曲!
上級者の方には、雰囲気の異なる3曲を通して演奏するのもオススメです。
英雄ポロネーズFrederic Chopin

『英雄ポロネーズ』として親しまれている、フレデリック・ショパンのピアノ作品のなかでも非常に人気に高い『ポロネーズ第6番変イ長調 作品53』。
半音階的な上昇進行や、力強いリズムが印象的な楽曲です。
そしてなんといっても特徴的なのは、中間部のオクターブの連続!
このパッセージはプロでも完璧に弾きこなすのが難しいため、決して簡単とはいえません。
まずは、オクターブ奏法が省略されたアレンジの楽譜で曲の雰囲気を楽しみ、テクニックがついてきたらオリジナルバージョンに挑戦してみるというのもオススメです!
8つの演奏会用練習曲 第3番「トッカティーナ」Nikolai Kapustin

現代クラシックに大きな影響を与えたロシア出身の作曲家、ニコライ・カプースチンさん。
モーリス・ラヴェルさんが提唱した、民族音楽とクラシックのミックスを体現している作曲家で、非常に難易度の高い作品を多く残してきました。
そんなニコライ・カプースチンさんの作品のなかでも『トッカティーナ』は、おしゃれでかっこいい曲として人気の高い作品。
ジャズテイストの現代クラシックで、とにかく素早い指の動きが求められます。
『ラ・カンパネラ』にも劣らないほど、演奏が難しい作品ですので、腕に自信がある方は、ぜひ挑戦してみてください。



