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【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選

ピアノ上級者になると、高速のパッセージや激しいポジション移動をともなう難曲に挑戦する機会が増えると思います。

また、技術面だけでなく、複雑な歴史的背景を持つ作品や、音楽的理解が難しい作品に出あい、つまずくこともあるでしょう。

このような要素を持つ楽曲を弾くことは、ピアノ学習者にとって大きなステップアップのチャンスです!

今回は、テクニックや表現、解釈、いずれの観点からも上級者向けとして知られている楽曲をピックアップしました。

発表会をきっかけに自分の可能性をさらに切り開いていきたい!という方は、最後までじっくりとご覧ください。

【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選(51〜60)

幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」Sergei Rakhmaninov

ラフマニノフ:前奏曲 『鐘』作品3-2 / Rachmaninoff: Prelude Op.3-2 小瀧俊治(ピアノ)
幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」Sergei Rakhmaninov

1890年代に大活躍したロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフさん。

こちらの『幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」』はラフマニノフの作品のなかでも、特に有名な作品です。

ラフマニノフは非常に手が大きかったため、この作品も余裕を持って10度を演奏できなければなりません。

ラフマニノフ規格の作品を手の小さい方が演奏するのは、まさに至難の業!

ただ、鐘の音を模したパッセージやオクターブの連続は非常に華やかで演奏効果も高いため、聴き映えを求める方にはうってつけの作品といえるかもしれません。

ピアノソナタ第18番 K.576Wolfgang Amadeus Mozart

【ピアニスト 近藤由貴】モーツァルト ピアノソナタ第18番(1/3) /Mozart Piano Sonata D-Dur K.576 1mov, Yuki Kondo
ピアノソナタ第18番 K.576Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが、最後に書き上げたピアノソナタ。

1789年にプロイセンの王女のために作曲されたこの作品は、モーツァルトの存命中には出版されず、1805年に初めて世に出ました。

高度な技術を要する対位法的なパッセージが特徴的な本作は、モーツァルトのピアノソナタのなかでも特に難しい作品の一つとされています。

発表会で披露すれば、大きな自信につながるはず!

怖がらずチャレンジしてみましょう!

ロンド・ブリランテOp.62Carl Maria von Weber

ロマン派初期に活躍し、オペラや劇付随音楽、協奏曲などの作曲家として知られるカール・マリア・フォン・ウェーバー。

『ロンド・ブリランテOp.62』は、そんな彼が残したピアノ作品の一つで、『華麗なロンド』『戯れ言』などのタイトルでも親しまれています。

この曲はドレスデンの宮廷のサロンで演奏するために作曲されたもので、上品な華やかさと次々とやってくるオペラを思わせる場面転換が魅力的な作品となっています。

細かい音の粒をそろえ正確に弾くのはもちろん、曲調の変化にも注目してスケールの大きな演奏に仕上げましょう。

スペインChick Corea

クラシックとジャズをミックスさせたコンテンポラリーな音楽性で人気を集めた作曲家、チック・コリアさん。

クラシックというとやや疑問符が残るかと思いますが、こちらの『スペイン』はぜひとも上級者を目指す方に取り組んでいただきたい作品の一つ。

この曲の難しさはなんといっても、リズム感と指の俊敏な動きにあると思います。

ジャズテイストの作品にありがちな、鍵盤上を駆けまわるようなフレーズや、リズムをとらえにくいフレーズが多く登場しますので、上級者としてさらなるレベルアップをはかるために、ぜひチャレンジしてみてください!

【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選(61〜70)

ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

【FAZIOLI 】Beethoven “Appassionata” – 3rdmovement/ベートーヴェン ピアノソナタ第23番「熱情」第3楽章
ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作『ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章』。

『悲愴』や『月光』と並んで有名な、ベートーヴェン作品を代表する1曲です。

本作は、クラシック音楽のなかでも知らない人はいないのでは?と思われるほどの名曲『運命』の原型ともいえる作品で、彼ならではの感情的な表現が多く登場します。

もちろん、演奏難易度も表現の多さに比例して高まっているのですが、その分、聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。

スラブ舞曲 第8番Antonin Dvořák

ドヴォルザーク : スラブ舞曲 第8番 【13_連弾の楽譜付きクラシック音楽のお勧めピアノ曲】
スラブ舞曲 第8番Antonin Dvořák

ピアノ発表会でクラシック音楽によるピアノ連弾曲をお探しではありませんか。

ピアノ連弾曲として作曲されたアントニン・ドヴォルザーク作曲の「スラブ舞曲 第8番 Op46-8」はおすすめです。

非常に熱情的なイントロから疾走感がある華やかな舞曲のメロディは聴いた人を虜にします。

二人の息が合わないと崩壊しそうで、互いに落ちないように練習が必要です。

目まぐるしく展開していくので、遅れないようにテンポは守って弾きましょう。

こういう曲は早くなりがちで、二人で煽り合いにならないように注意。

本曲は管弦楽版もありますが、原曲はピアノ連弾として書かれているため、ピアノ連弾オリジナル作品の演奏したい、探している方におすすめのクラシック音楽です。

絵画的練習曲「音の絵」Op.33 第1番 ヘ短調Sergei Rachmaninov

Rachmaninoff: 8 Etudes-Tableaux Op.33 (Lugansky, Ashkenazy, Sofronitsky)
絵画的練習曲「音の絵」Op.33 第1番 ヘ短調Sergei Rachmaninov

『絵画的練習曲「音の絵」』は全2巻、18曲からなるピアノ独奏曲集です。

1911年に作曲されたOp.33は超絶技巧を要する練習曲として知られていますが、第1曲は比較的難易度が低いとされています。

ショパンの『練習曲 Op.25-4』に似たフレーズがあり、セルゲイ・ラフマニノフ自身も冗談まじりで「ショパンの曲を聴きながら作曲した」と語ったのだとか。

なかなか難儀な曲ですが、ショパンの作品とも聞き比べながら楽しく練習を進めていきましょう。