ピアノ上級者になると、高速のパッセージや激しいポジション移動をともなう難曲に挑戦する機会が増えると思います。
また、技術面だけでなく、複雑な歴史的背景を持つ作品や、音楽的理解が難しい作品に出あい、つまずくこともあるでしょう。
このような要素を持つ楽曲を弾くことは、ピアノ学習者にとって大きなステップアップのチャンスです!
今回は、テクニックや表現、解釈、いずれの観点からも上級者向けとして知られている楽曲をピックアップしました。
発表会をきっかけに自分の可能性をさらに切り開いていきたい!という方は、最後までじっくりとご覧ください。
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【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲(1〜10)
ピアノソナタ 第3番 ヘ短調 Op.5 第1楽章NEW!Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームスが残した初期の大作『ピアノソナタ 第3番 ヘ短調 Op.5 第1楽章』。
1854年2月に出版された本作は、ピアノ一台でオーケストラのような重厚な響きを表現する交響曲的なスケールが魅力です。
低音の充実や密度の高い内声、そして劇的な感情の起伏が求められるため、演奏技術だけでなく楽曲全体の構成を俯瞰する力が試されます。
途中には内省的で美しい幻想的なエピソードも現れ、豊かな表現力を磨きたい方にぴったりです。
広い音域を活かした和音や急激な強弱の変化をともなうため、確かなテクニックを持つ方におすすめの、発表会で大きな感動を呼ぶ名曲です。
ピアノソナタ第17番 Op.31-2「テンペスト」第1楽章NEW!Ludwig van Beethoven

ピアノソナタのなかでも、独特の緊迫感を持つルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作品『ピアノソナタ第17番 Op.31-2「テンペスト」第1楽章』。
本作は1803年ごろに刊行された作品で、古典派の枠組みを超えた内面的な葛藤や劇的な展開が魅力です。
静寂と衝動が交互に訪れる構成は、まるで問いかけと爆発を繰り返すような印象を与えます。
表現の深さや細かなテンポの変化をコントロールする必要があり、技術面だけでなく音楽的な解釈を深めたい方にぴったりです。
難易度に見合った聴き映えのする名曲なので、ぜひチェックしてみてください。
ソナチネ 嬰ヘ短調 第1楽章NEW!Maurice Ravel

フランス近代音楽を代表する作曲家、モーリス・ラヴェルによる、透明な響きと緻密な構成が光る作品です。
1906年3月に初演された本作は、もともと雑誌のコンクール課題として「75小節以内のソナチネ第1楽章」という条件で作曲されました。
古典的な形式感を守りつつ、近代的な和声の陰影が美しく重なる点が大きな魅力です。
強烈な技巧を誇示するのではなく、繊細な音色設計や均質なタッチ、洗練されたペダリングが求められるため、表現力をさらに磨きたい方にぴったりです。
抑制された中にも気品ある旋律が広がり、演奏を通じて独自の美学に深く触れることができます。
2つのラプソディ Op.79 第1曲Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームスの名曲『2つのラプソディ Op.79 第1曲』。
すでに上級者の方は、誰しも一度はこの楽曲を経験しているといっても過言ではないほど有名な作品です。
中級者から上級者にステップアップするときや、上級者のはじめの課題曲として使用されることが多く、重音のパッセージの多さと手の交差が多いことが最大の特徴です。
とはいえ、速い指さばきやとてつもないオクターブが求められる作品ではないので、『トルコ行進曲』や『アラベスク第1番』を演奏できるレベルの方は、ぜひ挑戦してみてください。
ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」第3楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの代表作として知られる『ピアノソナタ第14番』通称『月光』。
第3楽章は、激情と緊張感に満ちた音楽で、非常に速いテンポと劇的な展開が特徴です。
1801年に作曲された本作は、ベートーヴェンがピアノソナタの形式を革新した作品として高く評価されています。
火花を散らすように駆け上がっていく冒頭のアルペジオは、しびれるようなかっこよさ!
一度聴いたら、脳裏に焼き付いて離れません。
技術的にも演奏者に高い能力を要求しますが、その激しいエネルギーが聴く者を圧倒します。
クラシック音楽のなかでも人気が高く、多くの人々に愛されている1曲です。
華麗なる大円舞曲Frederic Chopin

クラシック音楽の世界で輝く名曲です。
華麗な旋律とリズムが特徴的で、舞踏音楽としての魅力を存分に発揮しています。
ウィーン風ワルツとは一線を画す独自の音楽世界を築き上げ、聴く者を魅了します。
1833年に発表されたこの曲は、後にバレエや管弦楽でも演奏されるなど、幅広い影響を与えました。
ピアノ演奏の技術を磨きたい方や、クラシック音楽の奥深さを感じたい方におすすめです。
優雅な雰囲気に包まれながら、ショパンの音楽的個性を堪能できる一曲となっています。
水の戯れMaurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルがパリ音楽院在学中に作曲した『水の戯れ』は、形の定まらない水の姿をそのまま音に表したかのような、流動的で美しい作品です。
ラヴェル作品の初演を数多く行ったピアニスト、リカルド・ビニェスによる初演では、誰もが一度は耳にしたことがあるであろうクラシックの名作『亡き王女のためのパヴァーヌ』とともに演奏されたそうです。
この曲は、自由な水の様子をイメージしながら、とにかくなめらかにピアノを奏でるのがポイント!
全身を脱力させた状態で、横の流れを大切にしながら演奏しましょう。




