80年代のシンガーソングライター・アーティストランキング【2025】
シティポップス、ロック、フォーク、そしてバラード。
寺尾聰さんの切なく響く低音ボーカル、村下孝蔵さんの繊細な詩心、尾崎豊さんの魂を揺さぶる歌声。
80年代の音楽シーンには、時代の空気を鮮やかに切り取った名曲の数々が生まれました。
山下達郎さんや浜田省吾さんをはじめ、シンガーソングライターたちが紡ぎ出した美しい音の世界は、今なお色褪せることなく私たちの心を魅了し続けています。
80年代のシンガーソングライター・アーティストランキング【2025】(41〜60)
やっぱ好きやねんやしきたかじん46位

関西弁で歌われるこの曲は、聴く人の心に響く魅力があります。
失恋から立ち直れない女性の複雑な心情を描いた歌詞が印象的で、やしきたかじんさんの情感豊かな歌声が魅力を引き立てています。
1986年9月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『For You ~やっぱ好きやねん~』にも収録され、やしきたかじんさんの代表曲となりました。
2014年5月からは大阪環状線の大阪駅の発車メロディとしても使用されており、地域に密着した楽曲として親しまれています。
キャッチーなフレーズとメロディなのでインスタのストーリーで使えば、懐かしさと共に心温まる雰囲気を演出できますよ。
いちご白書をもう一度バンバン47位

若者の心情や時代の空気を反映した作品として、多くの人々に愛され続けているバンバンの楽曲。
1975年にリリースされたシングル曲で、オリコンチャートで1位を獲得するなど大ヒットを記録したナンバーです。
アコースティックギターを中心としたシンプルながらも心温まるアレンジが特徴的で、聴く人の心に深く寄り添う曲調ですよね。
松任谷由実さんによって作詞作曲されており、学生運動を背景にした若者たちの恋愛や青春を描いた歌詞は、世代を超えて共感を呼んでいます。
ゆったりとした雰囲気の中で弾き語りするのにぴったりの、色あせない昭和の名曲です。
さよならをするためにビリーバンバン48位

1972年にリリースされたビリー・バンバンの代表作は、失われた愛と未来への決意を描いた名曲です。
日本テレビのドラマ『3丁目4番地』の主題歌として広く知られ、NHK紅白歌合戦への初出場(第23回)を飾った楽曲でもあります。
フォークソングの要素を持ちながら、日本の歌謡曲の魅力も併せ持つ独特のスタイルが特徴的。
別れの切なさと新たな一歩を踏み出す勇気が込められた歌詞は、卒業を控えた学生さんの心に深く響くことでしょう。
本作は、過去の思い出を大切にしながらも、前を向いて歩み出そうとする人にピッタリの1曲です。
悲しい色やね~OSAKA BAY BLUES上田正樹49位

古き良き、歌の魅力を存分に感じられる名バラード『悲しい色やね』。
関西のブルースシーンを代表するバンド、上田正樹とサウス・トゥ・サウスでも名曲を届けてきたソウルシンガー、上田正樹さんによる1982年のシングルです。
昭和から平成の多くの名曲を彩ったレジェンド、康珍化さんが作詞しています。
そして現在シティポップに分類されるような楽曲を手掛け、爽やかな楽曲が多いメロディーメーカーの林哲司さん作曲です。
上田正樹さんのハスキーで圧倒的な情感あふれるボーカルがかっこよくて、歌詞の表現がとても切なく響いてくるんですよね。
本当に泣けてきます……。
しみじみと哀愁を引き立てる表現が傷心に寄りそい、いくつもの思いが巡っていくような、力強さをも感じさせてくれる名曲です。
時代中島みゆき50位

1975年12月にリリースされた本作は、中島みゆきさんの2作目のシングル曲として、ヤマハ主催のポピュラーソングコンテストでグランプリを受賞するなど、デビュー当時から高い評価を受けました。
悲しみや苦難を乗り越える希望と勇気をテーマにした歌詞は、多くの人々の心に寄り添い、共感を呼んでいます。
2007年には「日本の歌百選」に選ばれ、2010年にはフジテレビ開局50周年記念ドラマ『わが家の歴史』のエンディングテーマにも起用されるなど、時代を超えて愛され続けている楽曲です。
苦難の時期を乗り越えたい人や、心の支えを求めている人におすすめの一曲ですよ。