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素敵なブルース
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ブルースの人気曲ランキング

1960年代から1970年代にかけて最盛し、今なお愛され続けるブルース。

ブラックミュージックを原点とする音楽とは密接な関係があり、形を変え今でもその手法が取り入れられています。

伝説的アーティストの名曲や人気曲、調べてみました。

この記事ではこれまでに当サイトに寄せられたブルースファンの確かな声をもとに人気の曲をピックアップ。

そのなかでもとくに評判だったものをランキング形式でご紹介いたします。

どうぞご覧ください。

ブルースの人気曲ランキング(71〜80)

いとしのマリー久保田麻琴と夕焼け楽団71

日本のブルースシーンに新たな息吹を吹き込んだ、久保田麻琴と夕焼け楽団の楽曲です。

アメリカンブルースの魂を受け継ぎつつ、レゲエや沖縄民謡の要素を取り入れた独特のサウンドが印象的。

切ない恋心を綴った歌詞と、ノスタルジックな雰囲気が心に染み入ります。

1973年10月にリリースされたアルバム『Sunset Gang』に収録された本作は、バンドの音楽性を確立する重要な一曲となりました。

1977年の「ローリング・ココナツ・レビュー・ジャパン」でも披露され、大きな反響を呼んだそうです。

夜の静けさの中で一人、心を癒やしたい時にぴったりの一曲。

ブルースファンはもちろん、日本の音楽ルーツに興味のある方にもおすすめです。

Big City Woman Blues大木トオル・ブルース・バンド72

大木トオル – Big City Woman Blues – 1979 New York Live 第3弾
Big City Woman Blues大木トオル・ブルース・バンド

都会の喧騒を背景に、孤独と恋愛の苦悩を歌い上げる大木トオルさんの代表作。

深みのあるボーカルとブルースの哀愁が心に響きます。

1979年にリリースされたアルバム『MANHATTAN MIDNIGHT』に収録され、ニューヨークでのライブでも大きな反響を呼びました。

ブルースの本場アメリカで高く評価された日本人アーティストの力量が存分に発揮された一曲。

都会での人間関係に悩む人や、恋愛の複雑さに思い悩む人の心に寄り添う、温かみのある楽曲です。

夜のドライブや、静かな時間に聴きたい一曲としてオススメですよ。

負犬の唄川谷拓三73

負け犬の唄 川谷拓三 COVER 関門の紅孔雀
負犬の唄川谷拓三

川谷拓三が1976年にリリースしたシングルで、タイトルの「唄」は「ブルース」と読みます。

必殺シリーズのファンにとっては、『必殺からくり人』及び『必殺からくり人・血風編』の主題歌としておなじみの曲だと思います。

灰色の街松田優作74

日本のブルースの名曲といえば、『灰色の街』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

こちらは日本を代表する名優でシンガーの、松田優作さんが手掛けた1曲。

アルバム『HARDEST DAY』に収録された1曲です。

アルバムにはさまざまなテイストの曲が収録されていますが、渋みや男らしさという点ではこの曲が際立っているように思えます。

そんな本作は希望を失った男性を描く重厚な内容です。

聴けばそのダンディな世界観に引き込まれますよ。

雨に泣いてる柳ジョージ & レイニーウッド75

柳ジョージ&レイニーウッド『雨に泣いてる』
雨に泣いてる柳ジョージ & レイニーウッド

R&Bをベースにしたようなブルースバンドとして活躍した柳ジョージ&レイニーウッドの代表曲です。

1978年にリリースされました。

これぞブルージー!

柳ジョージさんの色っぽいハスキーな歌声と流れるようなウェットなサウンドの絡み合いが超絶にかっこいいです!

たまんないですね。

ギターの音色も本当にステキでじめっとした梅雨や暑い季節に聴くとスッキリした気持ちも与えてくれますし、一匹狼な男性に寄りそってくれるような歌詞が寒い時期にも合うように感じられる、大人の魅力があふれる楽曲です。

となりのオッサン桑名正博76

1970年代から1980年代にかけて大活躍したロックシンガー、桑名正博さん。

伝説のロックバンド、キャロルと双璧を成す存在のアーティストで、生前はさまざまな名曲を生み出してきました。

ロック畑の人ですが、ブルースやジャズを基調とした楽曲を多くリリースしています。

その中でも特にオススメしたい1曲が、こちらの『となりのオッサン』。

海外の本格的なブルースにも引けを取らないメロディーに印象的な日本語の歌詞を乗せた1曲です。

声が低い方にとっては非常に歌いやすい楽曲なので、ぜひ挑戦してみてください。

夜が明けたら浅川マキ77

ブルースといえば多くの方は渋さと勢いのあるジャンルという認識を持っているかと思います。

もちろん、そういった曲調が多いのは事実なのですが、なかには暗くどんよりとした雰囲気のブルースも存在します。

そういったブルースを、一般的に枯れたブルースというのですが、浅川マキさんは枯れたブルースを歌わせれば日本一との呼び声も高い女性シンガーソングライターです。

ジャズとブルースのエッセンスを取り入れた暗くオシャレなブルースなので、夜が深まってきたカラオケの1曲にオススメです。