ブルースの人気曲ランキング
1960年代から1970年代にかけて最盛し、今なお愛され続けるブルース。
ブラックミュージックを原点とする音楽とは密接な関係があり、形を変え今でもその手法が取り入れられています。
伝説的アーティストの名曲や人気曲、調べてみました。
この記事ではこれまでに当サイトに寄せられたブルースファンの確かな声をもとに人気の曲をピックアップ。
そのなかでもとくに評判だったものをランキング形式でご紹介いたします。
どうぞご覧ください。
ブルースの人気曲ランキング(41〜50)
ダミーロックとブルースGLIM SPANKY43位

ロックバンド、GLIM SPANKYのファーストミニアルバム『MUSIC FREAK』の1曲目に収録された楽曲。
その衝撃、骨太なサウンドに松尾レミさんのハスキーな歌声が力強く混ざり合ってシビれます。
シンプルながらもリズムが心地よくてその雰囲気はまさにブルージー。
この濃厚さは『ダミーロックとブルース』をおともにご飯が進みそうなくらいです……いや、ご飯もいいけどやっぱり好きなドリンクですかね。
日々の悩みや不安、煮え切らない思いを燃やし尽くしてくれるナンバーです。
Still Got The BluesGary Moore44位

ブルースロックの名曲として長年愛され続けている本作。
失恋の痛みと残り続ける想いを歌った、心に沁みる美しいバラードです。
本作は1990年3月にリリースされたアルバム『Still Got The Blues』に収録されており、ゲイリー・ムーアさんのキャリアを代表する作品として現在も多くのファンに愛されています。
その人気はすさまじく、世界中でチャートインを果たし、全世界で約300万枚もの売上を記録。
ムーアさんの繊細かつ情熱的なギタープレイと、深い感情を込めたボーカルが見事に調和しています。
Red HouseJimi Hendrix45位

ハイレベルなギターテクニックで世界中のファンから愛された伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスさん。
日本では「ジミヘン」の愛称でおなじみですね。
左利きでありながら、右利きのギターを逆さに持つスタイルが特徴的で、現在のギタリストに多大な影響を与えてきました。
そんな彼の名曲としてオススメしたいのが、こちらの『Red House』。
ロックの印象が強い彼ですが、この曲は彼の代表的なブルースの曲として、現在もなお、愛されています。
Sloe GinJoe Bonamassa46位

ブルースの伝統を受け継ぎつつ、現代的なアレンジを加えたブルースロックの名曲『Sloe Gin』。
ジョー・ボナマッサさんが2007年8月にリリースした本作は、深い孤独感と絶望を歌い上げています。
メランコリックな雰囲気が漂う中、ボナマッサさんの力強いギターと表現力豊かな歌声が心に染み入ります。
ティム・カリーの楽曲をカバーした本作は、ボナマッサさん独自のアレンジが加えられ、ファンの心をつかんで離しません。
落ち込んだ時や、深く考え事をしたい時にオススメの一曲です。
ギターソロの素晴らしさを味わいたい方は、ぜひチェックしてみてください!
Rock And Roll, Hoochie KooJohnny Winter47位

ギターの魔術師、ジョニー・ウィンターさんによる『Rock And Roll, Hoochie Koo』は、ブルースロックの魅力を存分に感じさせてくれる節目となる一曲です。
熱いギターソロは聴く者の心を揺さぶり、生々しいエネルギーが伝わってきます。
カバーされることも多いこの曲は、ツインギターによる緻密なアレンジと豊かな表現力で、音楽ファンならずとも惹き込まれるでしょう。
ブルースの根源的な感情をロックのダイナミズムで表現しており、ブルースロックを象徴する名曲として今も色褪せない存在感を放っています。
Mojo HandLightning’ Hopkins48位

カントリー・ブルースの代表的なミュージシャンとして知られている、ライトニン・ホプキンスさん。
彼はほかのブルース・ミュージシャンと一線を画した存在で、反戦や平和を題材にしたものや、リスナーを元気づけてくれるようなリリックの作品を多くリリースしていました。
こちらの『Mojo Hand』は、そんな彼の曲のなかでは珍しい、ストレートなラブソングに仕上げられています。
好きな女性にほかの恋人ができないように、ブードゥー教のお守りを買いに行くという、狂気じみたリリックにも注目です!
Got My Mojo WorkingMuddy Waters49位

シカゴ・ブルースを語る上で、最も重要な人物の1人、マディ・ウォーターズさん。
「シカゴ・ブルースの父」と呼ばれており、シカゴ・ブルースの形成に大きく影響を与えました。
こちらの『Got My Mojo Working』は、そんな彼の名曲として名高い作品で、彼の魅力である、豪快なボトルネック・ギターと深みのあるソウルフルなボーカルが味わえる作品です。
原曲はゴスペルシンガーのアン・コールさんなのですが、マディさんのバージョンは大きくアレンジが加えられているので、違いを楽しみたいという方は、ぜひ聴き比べてください。