ブルースの人気曲ランキング
1960年代から1970年代にかけて最盛し、今なお愛され続けるブルース。
ブラックミュージックを原点とする音楽とは密接な関係があり、形を変え今でもその手法が取り入れられています。
伝説的アーティストの名曲や人気曲、調べてみました。
この記事ではこれまでに当サイトに寄せられたブルースファンの確かな声をもとに人気の曲をピックアップ。
そのなかでもとくに評判だったものをランキング形式でご紹介いたします。
どうぞご覧ください。
ブルースの人気曲ランキング(21〜30)
Icky ThumpThe White Stripes22位

荒々しいギターリフと力強いドラムが印象的な一曲で、ブルースロック好きなら必聴です。
ザ・ホワイト・ストライプスの代表曲として知られ、2007年にリリースされたアルバム『Icky Thump』に収録されています。
歌詞は、アメリカの移民問題を風刺的に描き、社会への鋭い洞察を示しています。
ジャック・ホワイトさんの圧倒的な演奏と歌唱力が光る本作は、ガレージロックの名曲としても高く評価されています。
ドライブ中やパーティーなど、エネルギッシュな音楽を楽しみたい時にぴったりの一曲です。
Over, Under, Sideways, DownThe Yardbirds23位

The Yardbirdsと言えば、エリック・クラプトンさん、ジェフ・ベックさん、ジミー・ペイジさんといった伝説のギタリストを輩出した60年代を象徴するイギリスのロックバンドです。
彼らが1966年にリリースしたアルバム『Roger the Engineer』からの一曲、『Over, Under, Sideways, Down』は、ブルースロックの核心を突く作品と言えます。
ブルースを基本にしながらも、そこにベックさんのギターが織り成すサウンドは幅広いジャンルの影響を受けており、独特のリズム感とサイケデリックな雰囲気が楽曲全体を支配しています。
豊かな世界観をちりばめながら、リスナーをブルースロックの深淵へと誘う魅力に満ちた名曲です。
最終電車上田正樹とサウス・トゥ・サウス24位

熱いグルーヴとカリスマ性溢れる歌声が魅力の名曲です。
上田正樹さんの心の奥底から湧き上がるような歌唱が、ブルース特有の哀愁を見事に表現しています。
1975年発売のライブアルバム『この熱い魂を伝えたいんや』に収録された本作は、失われた愛や人生の転換期に立つ人物の内面を深く掘り下げた歌詞が印象的。
夜の電車をモチーフに、人生の旅路を重ね合わせるような味わい深い楽曲です。
恋に悩む人や、人生の岐路に立つ人にぴったり。
一人きりの夜に聴けば、きっと心に響くはずです。
バッチグー吾妻光良&The Swinging Boppers25位

実力派のブルースシンガーとして知られている吾妻光良さんを中心としたグループ、吾妻光良 & The Swinging Boppers。
海外のブルースにも引けを取らない本格的な音楽性で知られており、ブルース畑では非常に高い評価を受けています。
そんな吾妻光良 & The Swinging Boppersのなかでも、特にオススメしたい楽曲が、こちらの『バッチグー』。
彼らが最も得意としているジャンプブルースというジャンルの良さがつめこまれた1曲です。
サイクリング・ブルース忌野清志郎26位

忌野清志郎さんの楽曲は、自転車への愛が詰まった作品です。
爽快な風を切るサイクリングの感覚を、ブルージーなメロディーに乗せて表現しています。
2005年7月にリリースされたこの曲は、彼の自転車愛好家としての一面を垣間見せてくれますね。
50代でサイクリングを始めた忌野さんの情熱が、歌詞の隅々まで溢れています。
サイクリングが好きな方はもちろん、自然との一体感を感じたい方にもおすすめです。
カラオケで歌えば、きっと心地よい風を感じられるはずですよ。
ウォーキン・ブルースザ・ゴールデン・カップス27位
ブルースの伝統を受け継ぎながら、日本独自の解釈を加えた味わい深い1曲。
1968年にリリースされたこの楽曲は、ザ・ゴールデン・カップスの代表作として知られています。
失われた愛や孤独を歌う歌詞は、心の奥底に染み入るような哀愁を帯びています。
力強いギターリフと情感たっぷりのボーカルが絶妙なハーモニーを奏でる本作は、まさに日本のブルースロックの金字塔と言えるでしょう。
ゆったりとしたテンポながら、聴く人の心を揺さぶる魅力に満ちています。
深夜のドライブや、静かな夜に一杯傾けながら聴くのにぴったりな1曲です。
ブルースファンはもちろん、日本の音楽史に興味がある方にもおすすめですよ。
Dog Eat DogAC/DC28位

AC/DCは1973年に結成されたオーストラリアのロックバンドです。
「Dog Eat Dog」は1977年にリリースされたスタジオ・アルバム「Let There Be Rock」の収録曲で、「仲間喧嘩はやめようぜ」という邦題が付けられています。